フルレフティ ✿学童指導員 ✿メンタルトレーナー

10年以上の経験がある、現役学童クラブ施設長。家庭や学童での対児童の悩み、発達障害への…

フルレフティ ✿学童指導員 ✿メンタルトレーナー

10年以上の経験がある、現役学童クラブ施設長。家庭や学童での対児童の悩み、発達障害への理解など、小学生に特化して情報発信します。 ★アドラー流メンタルトレーナー&ライフデザイン診断士資格

マガジン

  • 【こんなときどうする?】子どもに困ったときの対応集

    10年以上の学童クラブ支援員歴を生かし、学童の仕事についてや子どもたちとの関わり方についてノウハウを書いていきます。学童に興味がある人、今働いている人、小学生位のお子さんをお持ちの人に参考になれば幸いです。

  • 【学童クラブ日記】あとがたり

    『スティーブ・ジョブズは『毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい』と言いました。過去の積み重ねが、現在を作り、現在の積み重ねが未来を創る。楽しかったこと、へこんだこと、感動したこと。すべてが未来への種。今日という日はこのためにあったんだと、1日の終わりに実感したい。毎日が自分との真剣勝負だと思い、学童クラブでのエピソードや振り返りを「あとがたり」という日記にして綴っていきます。

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  • 固定された記事

上司だけ・部下だけの問題ではない。職場のコミュニケーションで大事なのは○○

多くの人が直面している人間関係問題仕事の悩みとして必ず挙げられるのが人間関係。関係性の悪い上司・同僚の下で毎日働かなくてはいけない状況に一度陥ってしまったらなかなか抜け出せないもの。そして毎日が憂鬱になる負のスパイラル。 今ではテレワークが導入されて出社する機会が減ったという方も多いと思いますが、ウェブ会議などで話をする機会は少なくありません。 勤勉な日本人は「休むのは甘え」「自分の能力が低いせいだ」と考える傾向にあり、関係性の悪い職場で無理をして心身を病んでしまうことが

    • 「何かをやるのに遅いということは決してない。自分を進化させる53の方法」

      何かをやるのに遅いということは決してない。 自分を進化させる53の方法 | 白石 尚久 |本 | 通販 (amazon.co.jp) 今回はこちらの本を紹介させていただきます! 僕がこの本を読んだのは2年半ほど前でした。当時から僕は学童施設の責任者をしていましたが、その職場(人間関係・仕事内容)に限界を感じていました。7年間も、その学童で働き続けたのです。 もう掘れない固い地面に向かって、いつまでもスコップで掘り進もうともがいている…そんな閉塞感に駆られて、毎日が無機質

      有料
      500
      • 「情報過多時代」を生きる子どもたちに向けてできることとは。

        日常的に小学生が使っている言葉 ・「○○すぎて、マジで草生えたわ」 ・「お前チート使ってる」 ・トラブルになったとき、相手に向かって「チー牛のくせに」 ・「今日の夜9時に、フォートナイトのオンラインで合流な」 これらはすべて、僕が学童クラブで働く中で子どもの口から実際に聞いた言葉です。全部、小学1~3年生が言った言葉です。 そのような言葉を聞いて僕はこう思います。 時代は変わったな。 と。 自分が小学生の時には存在しない言葉ばかり。いわゆる「ネット用語」。そのような

        • 「あいさつができない子」。なぜなのか?

          今の小学生に見られる「あいさつ」ができない傾向 小学校の中にある学童クラブで働き始めて15年以上が経ちます。どこの小学校でも、全校朝会で校長先生や学年主任の先生はこう言います。 「あいさつができていません」 「元気にあいさつをしましょう」 その後、廊下で学校の先生とすれ違う子どもたち。 「こんにちは」「さようなら」と先生の方から声をかけても、 無言で、その先生の顔を見ながらすれ違うだけ。 あいさつされても見向きすらしない子もいます。 この姿を見て、学校の先生たちは思

        • 固定された記事

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        • 【こんなときどうする?】子どもに困ったときの対応集
          7本
        • 【学童クラブ日記】あとがたり
          67本

        記事

          小学生からS〇Xの意味を聞かれたらどう答えますか?

          愛すべき、素直な子どもたち 「先生、S〇Xってなに?」 小学生と日々接していると、きょとんとした顔でこのような質問をされることがあります。今あげたようなのは一例で、現代っ子はもっと際どいワードを知っていて平然と口に出してしまう子もいます。 思春期の高学年の児童なら、保健の授業で習い始めたりしますし、興味があっても普通ですよね。でも、今は小学校1年生や2年生でも、このような言葉を知っています。 オンラインやSNSなどの普及により、このようなことに興味を持つのはどんどん低

          小学生からS〇Xの意味を聞かれたらどう答えますか?

          2022.1.4(火)✿久々の再会、そして再開✿

          2か月の育児休暇を終えて、今日から学童クラブの仕事に復帰しました。 というわけで、学童日記も再開です。色々あって8月半ばから中断していましたので、とにかくうれしい! こうしてnoteを落ち着いて書けるのも、生後2か月の娘がどれだけスムーズに入眠してくれるかにかかっています(笑) 毎日というわけにはいかないかもしれませんが、大好きな学童クラブで心に残ったエピソードを記録していきたいと思います。 8:30ごろに出勤するとすでに10人以上の子どもたちがいました。 久しぶりに顔

          2022.1.4(火)✿久々の再会、そして再開✿

          コロナ患者とその家族の現実⑨(最終回)

          11月から書き始めたこのシリーズも、いよいよ最終回となります。 妻は8日間の入院となりました。 その期間は、僕にとってじわじわと追い詰められるような不安との戦いとなりました。 不安の正体は、「自分も感染していることへの恐怖」これに尽きます。 患者の家族は、症状の傾向や対策を必死に調べて、少しでも自分にできることがないかと動きます。 つまり、コロナに関する知識が増えていきます。 家族が苦しんでいるときは、それを看病に生かすのでまだ頑張れるんです。 でも、その本人は

          コロナ患者とその家族の現実⑨(最終回)

          コロナ患者とその家族の現実⑧(8/19〜入院)

          妻は無事に入院することができた。毎日東京は5000人近い感染者が続く中で、奇跡だった。 でも1つ、それに至るまでに伏線があったように思う。 前日の救急隊の方が引き揚げる直前、妻が「お腹が張っている」と言ったのだ。 そのときの隊員の人たちの心配と、声かけと、対応には本当に感謝してもしたりないくらいだ。 たくさんの病院に打診をして、受け入れ可能かどうかを確認してくれた。 結果そのときには病院は見つからなかったものの、ここに1人の妊婦が危機に陥っているという情報が色々なところ

          コロナ患者とその家族の現実⑧(8/19〜入院)

          コロナ患者とその家族の現実⑦(8/18予想しない結末)

          前回の続きから書いていきます。 この8月18日はこの恐ろしい現実から転機を迎えることになります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 夜中の3時に妻が呼吸困難に陥り、救急車を呼ぶことになった。妻は呼吸が早く唇に生気がない。 酸素濃度は88。 激しい咳は止まらない。 呼吸の苦しさに加えて、妊娠8ヶ月の大きなお腹を見ると、気が狂いそうになった。 10分後、救急隊が到着。 2名の隊員のうち、1名のみが家に入り、もう1名は外で指示を聞いたり記録をしたりしていた。 隊員の

          コロナ患者とその家族の現実⑦(8/18予想しない結末)

          コロナ患者とその家族の現実⑥(8/17容体急変)

          前回の8月16日は、僕がPCR検査を受けたことと、妻の症状が悪化してきていることについて書きました。翌日の17日は、この日は今までの僕の人生の中で最も辛い日になります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この日、僕の検査結果の連絡は妻の時と同じように夕方連絡が来ると言うことだった。 それまでの僕の心境はこんな感じだった。 「いっそのこと自分も陽性であってほしい」 妻が高熱と咳に苦しめられている今、その看病も保健所とのやり取りも、家の中のことも、僕がやらなければ

          コロナ患者とその家族の現実⑥(8/17容体急変)

          コロナ患者とその家族の現実⑤(8/16僕のPCR検査を実施)

          前回の続きから書いていきます。 妻の咳、発熱の症状がひどくなり、とてつもなく長い夜がようやく明けた8月16日。僕はほとんど寝ていなかった。 容態が悪化する妻の様子と、襲ってくる不安との闘いにもうすでに心も体もボロボロで、ろくに食事もとることができない。夜中から起きていたはずだが、何をして過ごしていたのかも覚えていない。 ようやく8時になり、妻がPCR検査を受けた診療の電話受付時間となった。すぐに電話をかけた。 「先日妻が検査を受けて陽性になった○○と申します」 窓口

          コロナ患者とその家族の現実⑤(8/16僕のPCR検査を実施)

          コロナ患者とその家族の現実④(8/15保健所とのやり取り)

          前回の続きから書いていきます。 陽性判定を受けた翌日の朝のこと。僕は不安と妻の咳によってほとんど眠ることができなかった。 予想した通り、保健所から電話がかかってくることはなかった。 このとき医療はひっ迫していて、入院したくてもできない状況になっているのは知っていた。 とにかく保健所に伝えないことには何も始まらない。 この日は日曜日。通常の窓口は閉まっている。しかし翌日まで待っているなんてできなかった。 藁にもすがる思いで、24時間受付の「発熱相談センター」に電話をし

          コロナ患者とその家族の現実④(8/15保健所とのやり取り)

          コロナ患者とその家族の現実③(8/14PCR陽性判定)

          この日の朝、いったん熱は下がり、落ち着いた様子で起きてきた妻。やはり鼻詰まりと倦怠感はあるようでしんどそうにしていた。 でも昨日、診察で言われた「陽性の可能性は低いでしょう」の言葉に少し安心しているのか、2人ともそこまでの緊迫感はない。 とにかく、陰性の確認ができたら早く薬をもらって治すだけ。 そう思っていた。 お昼を食べた後、妻はパソコンで仕事を始めた。 「そのくらいの元気はあるんだな」 と思い、僕はあまり緊張感のない過ごし方をしていたように思う。家でできる仕事

          コロナ患者とその家族の現実③(8/14PCR陽性判定)

          コロナ患者とその家族の現実②(8/13PCR検査)

          朝、僕が目を覚ますと妻も目を覚ましていた。 熱は37℃代に下がっており、平熱ではないがとりあえず一安心。 しかし、食欲はないという。 僕が軽くそうめんなどを茹でて、一応は食べた。 「やっぱり、味は感じるなぁ。」それを聞いてさらに安心。 しかし、昨日と比べて違った症状があった。 それは鼻づまり。明らかに鼻声になっている。 のどの外側も痛いらしい。 典型的な風邪の症状だ。 コロナは風邪の症状から始まるということはもちろんわかっていたけど、あえてその可能性を考えない

          コロナ患者とその家族の現実②(8/13PCR検査)

          【note投稿を再開します】コロナ患者とその家族の現実①(8/12発熱)

          8月15日以来の投稿となります。この日以来、突然投稿をストップした理由についてお伝えしたいと思います。 僕は妻と2人で暮らしていますが、妻がコロナウイルスに感染してしまったのです。時期は8月の中旬で、第5派の真っただ中。医療崩壊が目に見え始めた頃でした。 僕は妻が発熱した時無症状でしたが、一緒に暮らしているので濃厚接触者ということになります。したがって自宅待機となり、仕事にも行けなくなりました。基本毎日「学童クラブ日記」を投稿していたのですが、それもできなくなったのです。

          【note投稿を再開します】コロナ患者とその家族の現実①(8/12発熱)

          ✿note投稿をしばらくお休みします✿

          学童クラブ、それは現在基本になっている共働き家庭を支えるにあたって重要であるにも関わらず、詳細をあまり認知されていません。 この仕事の楽しさ、大切さを広めるためにnote、そして「学童日記」を始めました。 今回、やむを得ない事情でしばらくお仕事を休まなければならなくなったため、学童日記の投稿をしばらくお休みします。期間は数週間から1か月くらいになるかもしれません。 理由ははっきりとは言えないのですが、間違いないのは「困難との戦い」に集中しなければいけないから。 ちなみに