ふくしまミラツクProject

福島の学生が、福島のおいしい農産物を知り、さらに食と人を結ぶコミュニケーションを学びな…

ふくしまミラツクProject

福島の学生が、福島のおいしい農産物を知り、さらに食と人を結ぶコミュニケーションを学びながら、小さな子どもたちの未来のための「ふくしまの給食」をみんなで創るプロジェクトです。[福島県ふるさとの農林漁業体験支援事業]

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ふくしまミラツクProjectとは

このたび、福島県農産物流通課「ふるさとの農林漁業体験支援事業」の一環としてふくしまミラツクProjectを開催します。その経緯と内容を少しご紹介します。 なぜ印刷会社が?本事業を業務委託している福島カラー印刷は、福島市の印刷会社です。 代表が立ち上げた特定非営利活動法人アイカラー福島は、震災後設立したもので、子ども向けのイベントや、福島の農産物を学ぶ機会をたくさん創出してまいりました。  2018年には、食べ物つき情報誌「食べる通信」のひとつ、「あづまっぺ。お米を食べる通信

    • みんなで考えた給食

      給食案についてふくしまミラツクProjectでは参加者9名で全3回で福島の食を学び、最後に給食づくりをしました。 まず、みんなが考えた給食案です 全参加者とはいきませんでしたが、素敵な給食案が出ました。 給食を作ってみよう第3回のワークショップでは、フォーズマーケットの霞店長と一緒に、上記の給食も発表しながら、作るメニューを決めて実際に作ってみました。 フォーズマーケットはスーパーなので、当日は作る食材を階下の売り場から調達しました。地産地消を学んでいるので、なるべく福

      • 夢に向かって

        ふくしまミラツクProject第3回分の感想文から。今回は、高校生の参加者で、将来管理栄養士になりたいという視点でご参加いただきました。 今回で最後のミラツクProjectでは、午前中、みんなで「給食」を作ったり、「商品軸・価格軸」について教えていただきました。 午後は、フードロスについての講義を受けたり、お店で売っているクリスマスケーキと同じ物を作らせていただいたり、有機野菜についての講義を受けました。 この中で、一番印象に残っているのは給食作りとフードロスの講義です。給

        • ミラツクProject最終日

          ふくしまミラツクProject第3回の感想文です。中学生の参加者で、お友達とともに、全3回皆勤賞ありがとうございました! 今回は給食やタルト作り、有機野菜についてなどを行いました。午前中は給食を作りました。みんなで自分の考えた給食の発表をしました。決まったのは、ひじきご飯と雑穀ご飯のカレーと、きゅうりと卵のスープと、りんご、ナムル、人参と柿のサラダ、鶏肉のバターポン酢炒めに決まりました。 作る物が多かったので料理ごとに担当を決めて作りました。ちなみに私は鶏肉のバターポン酢炒

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        ふくしまミラツクProjectとは

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        • ふくしまミラツクProject感想文から
          15本
        • ふくしま食材
          7本
        • 給食を考えるヒント
          4本

        記事

          ミラツクProjectを終えて

          ふくしまミラツクProject第3回の感想文から。福島大学食農学類の学生さんで、コロナ禍で通常の授業が受けられないという中、毎回の感想文には目的以上に感じていただいていることが垣間見られた素敵な参加者さんでした。 第3回ではみんなで給食を考案し、実際に作りました。それぞれ献立を提案し合いましたが、どれも意味のある想いの込められていて素敵でした。食材選びでは、なるべく国産のものを選ぶようにと商品を見て回り、選びました。調理をした際にはスタッフの方に生活の知恵を伝授してただき非

          ミラツクProjectを終えて

          集大成

          ふくしまミラツクProject第3回に参加いただいた方の感想文から。高校3年生で受験で大変なところご参加ありがとうございました! 今回で最後のミラツクProjectでした。午前梅雨は各々考えてきた給食案から一つの給食を作りました。それぞれの案を見て、新たな発見と様々な角度から考えてみる必要があると感じました。また、どのような素材でどのような調理を行うのか、考えること、そして調理することのどちらも楽しかったです。 午後はフードロスのお話を霞店長にしていただきました。私も以前か

          第2回の感想文〜中学生から〜

          最初は稲刈りをしました。稲刈りは5年生の時も一回やったことがあって今回で2回目でした。休憩のときにりんごを拾いました。小さくてかわいかったです。栗は全部虫に食べられていて、虫はすごいと思いました。稲刈りをしているときカマキリの卵を見つけました。白くて冷たかったです。 次は冷凍おにぎりを作りました。いかにんじんとわらびを入れて作ったおにぎりは、色がきれいでした。20分くらいで冷凍が終わったのがすごいと思いました。 その次は、カトウファームの加藤絵美さんにお話を聞きました。農業を

          第2回の感想文〜中学生から〜

          福島の未来・農業の未来

          ふくしまミラツクProject第2回の参加者の感想をご紹介します。 今回のミラツクProjectでは、ふくしまオリジナルのお米「天のつぶ」の稲刈り体験とカトウファームの加藤絵美さんからビールづくりや農業のお話とおむすび加工体験をさせていただきました。 午前中の稲刈り体験では、機械を使わず、自分たちのみで稲刈りをしました。その作業で稲を刈るのはすごく体力も必要で大変でしたが、とても貴重な体験ができ良かったです。 午後のビールづくりや農業のお話の中で、私は「新たな挑戦とすること

          福島の未来・農業の未来

          参加して感じたこと

          ふくしまミラツクProject第2回の参加者の感想をご紹介します。 今回初めてミラツクProjectに参加させていただいたことで、多くの気づきや学びを得ることができました。 まずは皆で稲刈りをしました。参加者の皆さんと一緒に体験した中で、特に中高生の参加者の方々が作業に慣れ、スピードが上がり頑張って作業している姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。子どもの頃にたくさんのことを経験することは自身の視野を広げ、将来に大きな影響をもたらすと考えています。 今回の稲刈り体験で新

          参加して感じたこと

          機械のありがたさ

          ふくしまミラツクProject第2回の参加者の感想文紹介です。 今回のプロジェクトの目玉はやはり稲刈り体験。楽しみでしたが、稲刈りは難しいという話を聞いたことがあったため、果たして稲を刈ることができるのかと少し不安に思いつつ参加しました。 鎌を使って刈ってみると、思ったより簡単に稲が刈れたので、その後一心不乱に稲を高校生2人で刈っていきました。目標を達成するまで刈り、終わった時には早一時間が経っていました。久しぶりに汗をかき、お腹も空いていて、思った以上に体を動かしていたこ

          福島の桃のテーマパークをつくりたい[ももあがる・福島市]

          福島のももを使った「ももふる」の製造・販売をしている「ももがある」様へインタビューをさせていただきました。ミラツクProjectでは、第1回で山田みきさんがむすんだおむすびの具で人気だったり、第2回のカトウファームでの加工体験でいかにんじんを具材に使ったりしました。 ―ももがあるを立ち上げたきっかけを教えてください 東日本大震災をきっかけに実家のある福島へ。一度は田舎が嫌いで出たふるさとですが、せっかく帰るなら福島に骨を埋める覚悟で貢献しようと活動。地域資源を取材するなか

          福島の桃のテーマパークをつくりたい[ももあがる・福島市]

          ミラツク 給食を考えるヒント④ 伝統野菜とは

          伝統野菜って何伝統野菜には、特に明確な定義はなく、主に日本各地で古くから栽培されてきた地方野菜のことを言います。 農林水産省のホームページでは、伝統野菜を「その土地で古くから作られてきたもので、 採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土にあった野菜として確立されてきたもの」と説明しています。 出典:一般社団法人日本伝統野菜推進協会 日本に自生していた野菜は、ウド、オカヒジキ、山椒(サンショウ)、自然薯(ジネンジョ)、じゅん菜(ジュンサイ)、芹(セリ)、蓼(タデ)、つる

          ミラツク 給食を考えるヒント④ 伝統野菜とは

          参加して

          ふくしまミラツクProjectの感想文から。福島市内の中学校1年生の感想です  まず大学の先生の話を聞きました。それで僕が学校で食べている給食が昔からあることを知りました。昔は不便だと思いました。みそ汁がないからです。その理由はみそ汁がないと、のどにつまるからです。  その後お昼になっておにぎりを作る先生が来て先生が自己紹介をしたあと、その先生のおにぎりを3つ選び、みんなでいただきますといって、僕は3つおにぎりを食べた。おにぎりは桃味とたくあんとゴマを選んで、桃のおにぎりは

          ミラツクProjectに参加して心に残ったこと

          ふくしまミラツクProjectの感想文から。福島市内の中学校1年生の感想です。 私は、初めてミラツクプロジェクトに参加しました。 最初は、食農学類教授の小山良太さんに話を聞きました。お話の中で心に残ったのは2つあります。 1つめは、外国人が一番きらいな物ベスト4です。私は外国人が一番きらいな物は、納豆だと思っていたけど外国人が一番嫌いな物が生たまごということに驚きました。私はのりが好きだけど、外国人は紙を食べているように感じているようです。外国では納豆が冷凍食品として売られ

          ミラツクProjectに参加して心に残ったこと

          食から未来を

          ふくしまミラツクProjectの感想文から。食農学類の学生さんで、他の方と同じように小山先生と直接会えたのが今回初ということでした。一番食からコミュニケーション、誰かとご飯を食べることがなかなか少なくなっていますが、大切にしたいですね。 今回、友人に誘われミラツクProjectに参加しました。第1回は食農学類の小山良太先生ということで、一度も大学に通えてない私はとても楽しみにしていました。今回の講義では「大人になるにつれて味覚が保守的になる」という言葉が最も印象に残っていま

          第1回プロジェクトで学んだことについて

          ふくしまミラツクProject第1回の感想文から。 今回は福島市内の高校生からの感想文です。給食で残ったごはんを先生が塩むすびにしてくれた思い出、今でもそのおいしさ忘れません。帰り道の給食のパンの味とか。  今回の「福島の農業と6次化商品」の講義と「コミュニケーションを学ぶ、おむすびワークショップ」を通して、福島の地産地消についてや食べる人のことを想い、気持ちを込めてつくることの大切さなどについて学ぶことができました。 福島では、地域生産・地産地消の「生産」を起点として生産

          第1回プロジェクトで学んだことについて