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食から未来を

ふくしまミラツクProjectの感想文から。食農学類の学生さんで、他の方と同じように小山先生と直接会えたのが今回初ということでした。一番食からコミュニケーション、誰かとご飯を食べることがなかなか少なくなっていますが、大切にしたいですね。

今回、友人に誘われミラツクProjectに参加しました。第1回は食農学類の小山良太先生ということで、一度も大学に通えてない私はとても楽しみにしていました。今回の講義では「大人になるにつれて味覚が保守的になる」という言葉が最も印象に残っています。子供の頃に食べてこなかったものに対しての抵抗は今現在私にもあるように感じており、海外の料理などが一例です。そのため、完全に大人と呼ばれる年齢になる前に色々なものを食してみようと思いました。それと同じように、給食で毛ガニを丸ごと出すことで大人になったら購入してくれる人がいるという事実は面白いと思いました。給食に地域の色が出ているのにはそういった側面も含まれていることを初めて知り、興味深かったです。現在はグローバル化で食の幅が広がっていますが、子ども達が地域の味を覚えて大きくなって欲しいです。そこで、給食の持つ意味が大きくなるだろうと感じました。

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 午後の部では、笑むすび∞代表の山田みきさんと共に、おむすびを通したコミュニケーションについて学びました。小さい頃から身近にあったおむすびでしたが、様々な具材を合わせることで全く新しいものになっていました。私は将来、人の繋がりを作りたいと思っているのですが、今回それがおむすびを通じて生まれたような気がしました。一番最初に接点もなく会話もあまり生まれなかった参加者のみなさんも、一緒におむすびを作ることで表情が変わり、終盤には一つになれた気がしました。手段は違えど、私が将来やりたいことは今回のようなことなんだなあと思いました。一足早く、それを体験できたのはとても意味のあるものでした。
 今回を通して、味覚やコミュニケーションについて幅広く学ぶことができました。残り2回で食から未来を作っていきたいです。

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