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給食を考えるヒント

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ミラツク 給食を考えるヒント④ 伝統野菜とは

伝統野菜って何伝統野菜には、特に明確な定義はなく、主に日本各地で古くから栽培されてきた地方野菜のことを言います。 農林水産省のホームページでは、伝統野菜を「その土地で古くから作られてきたもので、 採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土にあった野菜として確立されてきたもの」と説明しています。 出典:一般社団法人日本伝統野菜推進協会 日本に自生していた野菜は、ウド、オカヒジキ、山椒(サンショウ)、自然薯(ジネンジョ)、じゅん菜(ジュンサイ)、芹(セリ)、蓼(タデ)、つる

ミラツク 給食を考えるヒント①

給食はどのような基準でできているのか給食の献立表は、黄色のなかま(主食や油)、赤のなかま(肉・魚・卵・乳製品など)、緑のなかま(野菜・きのこなど)をバランス良く含むような構成になっています。 文部科学省が定める「児童又は生徒1人1回当たりの学校給食摂取基準」に従って栄養も定めており児童生徒等の健康の増進及び食育の推進を図るために望ましい栄養量を算出したものだそうです。 ①エネルギー  エネルギーについては、学校保健統計調査から児童生徒等の標準体重を求め、食生活等実態調査結

ミラツク 給食を考えるヒント② 料理のツクリカタ

料理を作るとき、クックパッドなどのネットレシピを検索して作ることも多いと思います。買い物はレシピを見て買う?スーパーで食材を買ってから考える? 買いすぎて余って捨ててしまうこともありますよね。 SDGsでは、目標12「つくる責任 つかう責任」達成のためにフードロスの削減を推進しています。 フードロスをなくそう 世界で生産されている食用の農水産物のうち、 おおよそ三分の一が実際に消費されることなく、 廃棄されています。その総額は先進国では 6,800 億ドル、途上国では

ミラツク 給食を考えるヒント③ 福島県県北地域の食材

給食を考えるヒント①で給食のバランスについて触れましたが、福島の県北地区の食材をご紹介します 黄色のなかま(主食や油)●カトウファームの天のつぶ 世界に通用できるグローバルGAPを取得している、カトウファームの天のつぶは肥料にもこだわり、おいしいお米です。 ●いちいのパン スーパーマーケット「いちい」のパンは、マーガリンやショートニングなどを使用せず、全量バター、小麦は「ゆめちから」と「きたほなみ」を使っている美味しいパンです。 ●二本松のえごま油 二本松東和地区で広