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#本
noteを消費したくない
noteを消費したくない。
自分の口からその言葉が出たとき、
ああ、私はそう思っていたのかと後から気づいた。
消費する。
この感覚に気がついたのは高校生のときか、大学に入った後の話か。
ともかくここ数年の話です。
その当時、私はイラスト交流サイトでいろんな人の絵を見るのが好きでした。
趣味でイラストを描いている人が、作品にタグをつけて投稿する。
noteのイラスト版みたいなものです。
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わたしの大好きな小説。/「音楽×読書コンテスト」
本を閉じる、目を閉じる。
体の内側が研ぎ澄まされて、ぴんと張り詰める。
「羊と鋼の森」
宮下 奈都
私の大好きな小説を、紹介させてください。
「羊と鋼の森」はピアノの音に魅せられて、調律師になった主人公の話です。
調律って、馴染みのない言葉ですよね。
チューニングと言った方がピンとくる人も多いでしょうか。
ギターの弦が緩むと音程が変わってしまうように、ピアノにもチューニングが必要です。