スピード出世を目指す君へ

おはようございます。
2社で10年
2社で2回課長まで昇進し課長歴6年のえーさくです。

はい、
このくだりで微笑んだ先輩方、

ありがとうございます。

思われたその通りで、相当苦労して、
多くの方に成長させてもらいました。

プロ野球界のレジェンド、野村克也さんの引退時の言葉が身に染みてます。
(あえて書かないので優しくないと思わないでくださいね。)

さて。
結論から言いますと、
スピード出世は悪くないが、

役職
年収
権限
実績

におごるな。
です。

どうしても、目指してしまう。
目指してしまってた自分がいる。

結果を求めてね。
同年代の回りがいるからさ。

そんな中で

同級生や知り合い、
その他関係者をすべて断ち、

自らの夢に向かっている人っているよね。

その反対の人たちもいるよね。

どちらが多いかというと後者ですね。

前者は変態か天才です。

それは、
自らを犠牲にし、
努力を努力とも思わず、突っ走れる人。

では、

多くの後者の方。

僕もその1人だった。

当時、
大学を中退し、就活自体を経験せぬまま学生を終えました。

いわゆるフリーター。
居酒屋の専属バイト(掛け持ちなし)だったので重宝されました。

毎日居酒屋で、働いていくうちに、やはり普通の会社員になりたかった。
サラリーマンを目指していたんだ。(どの口が言ってるのか)

新卒として就活できなかった自分のキャリアにコンプレックスを持っていたのよ。

だから、下克上といわんばかりに、
のしあがりたくて、営業の世界に飛び込んだんだ。

この流れでいくと目指すべきは

出世と年収。

そう、単純だった。

結果は

当時、21歳の1年目
初年度年収は473万円。

月収最大月で58万円。

中小企業(当時こんなヤツを拾うのは中小くらい)でのこの結果に鼻高々だったのを覚えている。

若くして、起業してリーダーになる人や、
若くして出世した似たような境遇を持つ人、
そして、こんな未来をイメージして、このスピード出世を目指すキミに、

少しでも、学びになればと思い書くことにした。

今の心境は、

自分の失敗談を話す恥ずかしさ
どの目線で喋ってんだ?っていう自己嫌悪。
noteでは、ある意味正直に話そうって思ってる自分がいるんだなぁ。

こんな感じ笑

さて、本題に戻る。

自分の出した結果や、評価は、
紛れもなくその組織での、評価と結果である事は間違いない。

ただ、

結果を出している人

誰もが認めるかと言えばそうではない。

どれだけ結果を出しても認められないことは多分にあるということ。

早く行きたければ一人で行け
遠くに行きたければみんなで行け

僕は早く行きたかったんだと思う。
だから早く行った。
早く行くのが当たり前だと思っていた。
だって結果を出すために働いているんでしょ?
毎日そのために来てるんでしょ?

これが強かった。

だから出世したところで、違ったんだ。

なぜ早く行かないんだ?
そこに行きたいんだろう?

こんな考えが、
まわりの努力や熱量に対してギャップを感じていたのを覚えている。

僕は早く行きたかったんだ。

でも、

みんなは、みんなで行きたいと思っていて、
なんなら、連れていってもらいたいと思っている。

でも、
自分がした血の滲むような努力と目的から、僕はそれを理解できなかった。

特に1社目では。

1社目でのマネジメントは、部下は全員年上。

部下の皆は、僕に敬意を示し、諭してくれる。
だが、当時は結果が全ての自分がいた。

なぜなら、結果でのしあがったからだ。

下にいた時はきつい思いも散々した。

でも結果を出したから、出世できた。
同級生を越えられた!

そう思っていたんだ。

だから、
結果を出せた、そのやり方が最短だと思い込んでいたんだ。

そのやり方を実践しない人を、結果を求めてない人だと見下していた。

当時出会った、年上の部下お二人には『やっと気付く事ができました。』
と報告したい。

そのくらい、自分に対して敬意のあるなかで教えられながら、マネジメントさせてもらってた。

だが、当時はわからなかった。

目的は、結果を出すこと。

その最短を目指す事。

そう思っていたから。

誰のポイントため?

僕がのしあがりたい、そして評価され、天狗になりたかっただけなんだ。

それでも、

それでも、
結果を出すための原動力になり、行動し、結果を出せた。
そのパワーは、次の会社でも活きて、今振り返れている。

成長したんだ。

だから、

これを読んだバリバリやりたい君や、
自信のある君へ、

アドバイスをするならば、

君はすごい。
君ほどの努力を皆はできないんだ。

だから、

とてつもなくすごい君は

『できないみんな』を連れてってあげるくらいの
すごいリーダーになるんだ。

と、それを自覚して欲しい。

感謝の気持ち
できない誰かの気持ち
弱い気持ちを持っている人の気持ち

その子の『行動が物語っている』と怒らずに、
その子を見てあげて。
その行動は、気持ちが影響しているから。

目的も、
バックグラウンドも、
夢も、

全部違うから。

理解してやれないのに、
理解してない夢を潰してはならない。

これが、僕の失敗した過去です。

頭だけ今のまま18歳の頃に戻りたい。
やっと野球というスポーツが分かってきたんです。

将来の自分が思うであろう振り返りを意識して
我が振り直すのも成長の仕方の一つ。

『継続は力なり』

それでは、また。

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