【習慣】お金持ちは○○○を2つも持ち歩いている!?
偶然、西の大富豪と呼ばれる実業家と出会い、お金持ちになるための教えを請うようになった松浦有珂(まつうらゆか)さん。
西の大富豪から、たくさんのお金持ちを紹介されて会ううちに、お金持ちはかならず○○することを習慣にしていることに気づいたそうです。
その気づきが、松浦さんが、借金400万円の貧乏フリーターから、起業し、エステサロンのチェーンを展開、年収3000万円を達成する礎になりました。
松浦さんの著書『借金400万円あった私が年収3000万円になった お金に愛されるノート』より抜粋してご紹介します。
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気づけば「お金持ちワールド」へワープできる魔法の習慣
西の大富豪からお金に関する真実を教えてもらい、脳の仕組みを学んでいったら、これまで「無理かも……」と思っていたお金持ちになるという想いが、「できるかもしれない!」と目標に変わりました。
そして私は、25歳で「起業」という道を選択したのです。
そんな中、西の大富豪はわたしを多くの社長さんに会わせてくださいました。
中でも衝撃的だったのが、分厚い手帳が2冊、カバンから出てきた方がいらっしゃったことです。これがきっかけとなって、わたしはノートや手帳に着目するようになりました。
その方は『7つの習慣』(キングベアー出版)で有名なフランクリン・プランナーを活用されていたのですが、分厚いビジネス書のような手帳に驚き、思わず「すごい! なんで2冊なんですか?」と質問したのを覚えています。
「これか? 俺な、夢が多いねん。やりたいことも多いから、1冊で日々のことと夢を両方入れると足りないねん。だから1冊は夢用、1冊は毎日使う用って分けとるんや」
とのことでした。彼は京都出身の社長さんで、元映画のカメラマンという面白い経歴をお持ちの方。わたしが出会った頃はすでに大富豪でしたが、起業する前はバイトのような感じで月8万円程度の収入しかなく、6畳一間に4人でシェアして住んでいたほど貧乏だったのだそうです。
将来、映画のプロデューサーになりたいんだと夢を語ってくださいました。
その分厚い2冊を毎日持ち歩いて、移動の車や、少し空いた時間などに夢用をながめて毎日イメージを刷り込んだり、毎日使う用の方には日々のことを記録したりしているのだと話してくださいました。
その後、たった1年でその方は映画のプロデューサーになるという夢をかなえ、しかも立て続けに2本の映画を担当、さらにそのうちの1本は有名俳優さん主演のメジャー映画で、大ヒットを記録し、長い間上映されていました。
他にも多くのお金持ちの社長さんに出会わせていただきましたが、みなさんに共通していたのが、手帳だったりノートだったり、「記録」することを習慣にしていたということです。
しかも、そのすべての方が「絶対的に手書きがいい」と断言されていました。
詳しくは前著『望む人生に組み替える「未来設定ノート」』(大和出版)に書かせていただいたのですが、実は、手で書くことの方がスマホに入力したりPCにタイピングすることよりも、なんと1250倍も脳の神経が活性化されます。
大富豪の方々がみなさんそれをご存じだったかはわかりませんが、総じて共通していたのが、ひとりで書く時間を最優先で確保していることでした。
「日々あったことを記録しなさい。悩んだら書くとええ。書くだけで頭の中が整理されるしな、書いて寝るだけで起きたら悩みが解決するんやで」
西の大富豪にもそう言われ、それからわたしは、1日見開き2ページの分厚い手帳(当時はフランクリン・プランナーを使っていました)に、日々のことを記録するようになりました。
そうしていく中で、引き寄せの法則からは始まり、心理学や脳科学などの学んだ知識をノートで実践していくうちに、気づけば借金はなくなり、住まいも、ライフスタイルも、どんどん理想のものへと変化させていくことができました。
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※本稿は『借金400万円あった私が年収3000万円になった お金に愛されるノート』(松浦有珂 著)より抜粋、編集したものです
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(編集部 杉浦)
Photo by Ivan Zhukevich on Unsplash
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