富柏村
記事一覧
安堂ホセ『迷彩色の男』(河出書房新社)
安堂ホセ『迷彩色の男』(河出書房新社)読む。著者のデビュー作『ジャクソンひとり』(第59回文藝賞受賞)読んでゐたので。前回はゲイの物語だつたが今回も。今回の方がディープ。舞台は〈ファイト·クラブ〉といふゲイの所謂クルージングスポット。
容疑者が誰なのか「単純な推測は不可能なはずだった」といふ書きぶりで、つまり「不可能なはずだつた」のが何らかの機知によつて迷宮入りしさうだつた解決困難な事件が解決し
常磐線各駅停車のグリーン車利用について
常磐線(上野東京ラインを含む)で品川~勝田間の各駅停車列車に2両連結されているグリーン車。水戸から品川行きの列車でグリーン車に乗った。土浦までで所謂「グリーンアテンダント」による車内改札がなかった。途中の土浦で先行発車の品川行きの特別快速列車があったので、それに乗り換える。こちらにはグリーンアテンダントがいたので「先ほどの水戸~土浦間で車内改札がなかった」と伝えた。グリーン料金を払わないまま途中で
もっとみる中国憲法と香港基本法
大公報の一面トップは「维护特区宪制秩序 须尊重中共领导地位」(香港特区の憲制秩序擁護には中共の指導する地位を尊重すべき」だなんて法治も人権も自由もなき社会で何が憲制かと思ふが「憲制」に「秩序」がつくところがなんだが何れにせよ中共が率ゐることの大切。社説では「坚决捍卫宪法权威 完善实施制度机制」(憲法の権威を断固として擁護し制度、体制の改善を図らう」で「宪法和基本 保障「一国两制」实践」(憲法と基本
もっとみるR.I.P. 水戸屋
水府は泉町2の水戸屋主人ご逝去。夏に休業は古呂奈でのことと思つたが近隣の飲食店が再開しても水戸屋はシャッター閉まつたまゝで気になつたが「ご主人が体調崩して検査入院で」とご近所のお蕎麦屋さんで聞いていたので元気になつたら、と思つてゐた。朝、水戸屋のご主人が傾城水戸の裏手を自転車で走つてゆくのは近くの産婦人科(江幡病院)で新生児の生誕があつたからで朝イチでお祝ひの赤飯を届ける時だつた。水戸屋が朝、備前
もっとみる神津朝夫『茶の湯の歴史』(角川選書)を読む
神津朝夫『茶の湯の歴史』(角川選書)読む。先日、突然に『 藤森照信の茶室学 』を読んでしまひ、それはそれで面白かつたが、やはりきちんとお茶をされてゐる方の本を読まないといけないと思つて図書館の開架図書で「茶道」の書籍を眺めてゐて手にとつて、そのすぐ後に偶然にも久が原T君に「解毒に」と紹介されたのが神津朝夫先生の著作で、これを読んだ次第。一言でいへば「良い意味で面白くない」。利休からの侘びと寂がへん
もっとみる東京電力(TEPCO)支払いカード変更
東京電力(TEPCO)の料金支払いクレジットカードの変更手続き
ウェブ上でこんな複雑な情報入力は他にない
大丈夫かTEPCO、企業体質がこの手続きに出てはしないか?
何らかの支払い方法の変更、クレジットカードの変更や更新が一番多いのだけどウェブ上でも簡単にできるわけで、一番簡単なのはログインしていれば本人と認証されているという前提で新しいカードの情報を入力するだけで良い。その確認のメールが送られ