常磐線各駅停車のグリーン車利用について

常磐線(上野東京ラインを含む)で品川~勝田間の各駅停車列車に2両連結されているグリーン車。水戸から品川行きの列車でグリーン車に乗った。土浦までで所謂「グリーンアテンダント」による車内改札がなかった。途中の土浦で先行発車の品川行きの特別快速列車があったので、それに乗り換える。こちらにはグリーンアテンダントがいたので「先ほどの水戸~土浦間で車内改札がなかった」と伝えた。グリーン料金を払わないまま途中で降りた客もいたし、この特快に乗り換えたら、土浦までのグリーン利用はわからないので料金は払わないで済んでしまう。グリーンアテンダントのスタッフ曰く、スタッフ配置の関係で、その区間のサービスはなくなった。それだと水戸~土浦間はグリーン料金を払わず、少なくても「車内で清算するつもりだった」でグリーン車を利用できてしまう。
こうした「不正」に、どう対応すべきか。
香港の例でいえば東鉄線(East Rail)には一等車が連結されていて一等料金が必要だが、一等料金を事前に払わず一等車に乗車した場合の罰金は1,000香港ドル(約18,500円)。通常は車内改札の乗車はないが抜き打ちで車内改札があり不正乗車を取り締まっている。「間違って乗ってしまった」は許されない。
JRの場合、車内で支払うグリーン料金は駅やSuicaでの料金より多少割高だが、車内でも購入できることになっているから、何とでもなる。車内改札ができない区間があるのなら、こうしたペナルティ料金の設定と抜き打ちでも車内改札が必要だろう。

JR東日本のグリーンアテンダント
https://www.jresc.co.jp/recruit/attendant/works/index.html

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