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「下手くそ」と落ち込んだとき、読み返したくなる漫画



「なにこの下手くそな文章」
「人様に見せられるものじゃない」

あぁ、恥ずかしい。

載せるんじゃなかった。
消したい。

もう何十回、
恥ずかしさから後悔がうまれたことか。



過去に投稿したブログだったり
ツイートだったり。

見返すたびに自信をなくしていたときが
ありました。


周りの人の文章が
すごくキラキラ輝いてみえたり。



心をへし折るには十分だったのですが、
そんな心をやさしく包み込んでくれる
素敵な言葉と出会い、

「落ち込むのはむしろ成長した証なんだ」

自信と勇気をもらいました。
私だから発信できる想いがあると。



今日は、
そんな素敵な作品をご紹介したいと思います。





ミステリと言う勿れ


田村由美さんの作品
「ミステリと言う勿れ」




菅田将暉さん主演で
ドラマが放送されていました。

去年は映画化もされていたのですが、

漫画の3巻で登場するある言葉に
私は心救われました。



自分が下手だってわかる時って
目が肥えてきた時なんですよ。

本当に下手な時って
下手なのもわからない。

ゆがんでたり、間違ってたり。
はみ出してても気づかない。

それに気づくのは、
上達してきたからなんです

だから、
下手だと思った時こそ伸び時なんです。

3巻。主人公、久能整のセリフ



この言葉、
きっとこれを読んでくださっている
あなた様にも心当たりがあるのではないでしょうか。


絵を書いていたり
写真を撮っていたり
動画を撮っていたり


なにかに挑戦しているとき
向き合っているとき

最初は自分の
「好き」「わくわくする気持ち」
で満たされていたのに、

やればやるほど自分の下手さがみえてきて。
完成度の低いそれに


「なにこれ」
「下手くそ」

世に出すのが恥ずかしいに変わって。


あんなに達成感に包まれていたのに
悪いと思う面ばかりが目立っているかのように
みえてしまう

そんな経験が。



私も、
何度も下手だと思う気持ちに襲われて
その度に、


「才能ないのかな……」


勝手に決めつけて
落ち込んでいました。


よくよく考えたら、
成長する合図が現れたって言いかえることも
できるのに。


見えないものがみえるようになった。



自分が挑戦したから、
向き合ったからこそみえるようになったのに。




私、思うんです。

もうすでに
自分のために行動しているのに

その結果が、
「失敗」だったり
「無意味」なわけがないと。

やらなきゃよかった。
なんて思いたくないなって。



自分と向き合う前は、
失敗、無意味、自分には価値はない。
自己否定ばかりでした。

そんな自分を変えようとせず、
でも、だって、なんて言い訳して思考停止してた。

でも、
自分と向き合って
やりたいことに1つずつ挑戦して、達成して。

どんな行動も、結果も、
ムダじゃない、
大切な経験なんだと思えるようになった。



向き合っている過程すべてが
これからの財産になると。



だから、
主人公の整(ととのう)くんの言葉に
ハッ、とさせられたし、


「そのまま進んで大丈夫」

自分をやさしく包み込んであげられる
きっかけをもらいました。





おわりに

最近、全然漫画を読まなくなっていたのですが、
このミステリと言う勿れはハマってしまいました。

ドラマも観ましたし、
主題歌のking gnuのカメレオンと
映画主題歌の硝子窓もよく聴くようになりました。

今回ご紹介したセリフは
こちらの3巻で登場しています。





最後まで読んでくださり
ありがとうございました🌸













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