【声にだして笑った】不安な気持ちを、この絵本が吹き飛ばしてくれました。
あれもしたいな。
これもしたいな。
頭のなかで浮かんでくるけど、
「ほんとにできるんだろうか」
「やってどうなるの」
「成功するの？」
もう1人の私がストップをかけてくるときがあります。
ほんとにそれでいいのか？
って。
その言葉によって、
決心が揺らいだり、
どうしよう、やっぱりヤメたほうがいいかな…
せっかく、やりたいと思うわくわくが生まれていたのに、不安で止まりそうになる。
そんな出来事がちょうど昨日ありました。
ここ最近、心がわくわくしていて
やりたいと思うことに挑戦していたのですが、
ふとしたとき、
「来年はどうなっているんだろう…」
「私、いつになったら雇われる人生から卒業できるんだろう…」
急に不安が襲ってきてしまい。
ちょっと、怖くなっちゃったんですよね。
将来の私はどうなっているんだろう。
そう考えてしまって。
そのまま引きずられたら予期不安が起こるとわかっていたので、
すこし強引に意識を変えました。
「悩みや不安があるときは、本を読むといい」
哲学を読むといいよ。
そう教えてくださった方の言葉を思い出し、
哲学の世界に行こうと思ったのですが、
「今日は違うジャンルに触れてみようかな」
そう思い立ち、
絵本を読むことにしました。
なんだこの絵本！！
はじめてみる絵本で、
かわいいイラストが気になり読んでみることにしました。
それがこちら。
柴田ケイコさんの
パンどろぼう。
パン好きな私には、
「かわいい！！」
「パンがパンを掲げて走ってる！！」
なにこの絵本！ってなりました。
これ絶対おもしろいやつだな。
そう思い読んでみたら、
やっぱりおもしろかったです。笑
【内容はこんな感じです】
※ほぼネタバレになってしまうので、
読みたくない！という方は、飛ばしていただけますと幸いです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
パンどろぼうは、パンが好きで、
いつも美味しそうなパンを1つ盗んでいた。
↓
ある日、おいしいパン屋と宣伝しているパン屋をみつけ店の中へ忍び込む。
↓
おじいさんにみつからないよう
いつものようにパンを1つ盗み帰宅。
↓
それはそれは美味しそうなパン。
すりすり頬ずりしながらうっとり。
↓
「いただきます！」
大きく口を開け、ぱくっ。
↓
「……………………………まっずぅぅううう！！」
パンどろぼう激怒。
↓
パンおじいさんのところに戻って逆ギレ。
おじいさんビックリ。
「パンがしゃべっとる！どういうこと！？」
↓
ここでパンどろぼう、正体をあかす。
↓
おじいさん。
まずいパンを作ったことを謝る。
「でも、勝手に盗むのよくなくない？」
パンどろぼうに説教。
「ごめん」
パンどろぼう素直に謝る。
↓
盗むんじゃなくて一緒に作らんかね？
おじいさん提案。
「ハッ！？その手があったか！！」
パンどろぼう気づく。
↓
そして、今まで盗んで食べてきたパンを思い出し
パン作りへ。
↓
↓
完成したパンが大繁盛した。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
絵がメインだから頭と心に負担なく読めた
どのページも文章が短い。
こどもさん目線で作られているので
やさしい言葉と文章でした。
そのこどもさん目線なのが、
心がすこしクタクタになっていた私には
とても心地よかった。
年齢があがると、どうしても、漢字や専門用語、
ページ数が多くなる印象があるのですが、
絵本は、
言葉がやさしく、一文一文が短い。
物語になっていて、完結型なので、
ほのぼのとした気持ちで読めるんですよね。
現に、
「なにこの絵本、すごくおもしろかった」
大満足で読み終えることができました。
夢中になっていたおかげで不安が飛んでいった
まさに絵本を読む前は、
未来を考えて不安になっていましたが、
絵本のおかげで、
おもしろい！
かわいい！
わくわくが心を占めて
不安を包み込んでくれました。
読み終わったときには、
「うん。だいじょうぶ」
気持ちも落ち着き、不安は消えていました。
心ここにあらずの方にオススメ
今回の私のように、
・自分はどうなるんだろうって不安が出てくる。
・気持ちを切り替えたいのにうまくできない。
・不安に囚われて苦しくなってしまう。
不安も、
不安になる自分すらも考えるのがツラい。
そんな方は、
切り替え方法の1つとして試してみてはどうでしょうか。
さすがに予期不安が起きそうになるまで進んでいたら、読むのはツラいかもしれませんが、
早い段階で気づいたときに試してみる価値はあるのかなと思いました。
今回知ったこの絵本。
おもしろかったので、もう一度読み返してみたのですが、
やっぱりおもしろかったです。笑
好きなもの。
好きなこと。
心がわくわくするものはたくさん持っていて
損はないと思うんです。
どうしようもなくなったとき。
未来を考えられなくなったとき。
現在ですら危ぶまれるときこそ、
心を守ってくれる。
傷だらけになった心に絆創膏を貼れるのかなと。
今回も読んでくださり
ありがとうございました🌸
これを読んでくださったあなた様が、
今日もいい1日だったな、って、
思えますように。
これまで何度もみなさんの素敵な記事、スキに支えられてきました。「今」と向き合うみなさんのおかげで私はここまでこれた。これからは私も、自分の経験を通してみなさんに恩返しができたらいいなと思っています。