あなたのその葛藤がおもしろいんじゃないか
2024年2月26日(月)朝の6:00になりました。
自分自身の姿がはっきりとわかるのは、葛藤しているときにほかならない。
どうも、高倉大希です。
過去を生きた人々は、今を生きている人々よりもバカだ。
歴史を学ぶとき、わたしたちはなぜかこのような前提に立ちがちです。
当然、過去と今とでは環境が異なります。
インフラも整っていなければ、法律すらままならないような状況です。
だからといって、その時代を生きた人々がバカだったわけではありません。
環境が異なるだけで、そこにはわたしたちと同じ人間が生きていたはずなのです。
歴史を学べば学ぶほど、そこに生きた人々の葛藤が見えてきます。
人々の葛藤そのものが歴史であると言っても、過言ではありません。
未来のことなんて、誰にもわかりやしません。
だからこそ人々は頭を悩ませ、一歩ずつ前に進んできたのです。
細かいことを言えば、果たしてそれが前なのかどうかもわかりません。
人々が葛藤してきたということだけが、紛れもない事実です。
それにも関わらず、わたしたちは葛藤を嫌います。
生まれた葛藤は、なるべくはやくに解決したいと願います。
抱えている葛藤は、できるだけ人に見えないように工夫します。
葛藤していることは、恥ずかしいことだと思い込んでいるからです。
あなたのその葛藤が、おもしろいんじゃないか。
本当はそう言いたいのですが、きっと怒られてしまうのでしょう。
おもしろい文章には、その人の葛藤が反映されています。
葛藤の先にある発見が含まれていると、なおおもしろいなと思います。
わたしたちが人である限り、葛藤はいつも隣にあります。
本当は、そんな葛藤におもしろさが内包されているはずです。
あなたのその葛藤が、おもしろいんじゃないか。
無理をして、隠す必要なんてありません。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。