子どもの明日を奪う
2024年6月24日(月)朝の6:00になりました。
誰も学んでいないのに教えたというのは、誰も買っていないのに売ったというのと同じだ。
どうも、高倉大希です。
昨日の教え方で今日教えれば、子どもの明日を奪う。
アメリカの哲学者、ジョン・デューイの言葉です。
子どもを育てる家族は、世代の異なる大人です。
子どもを育てる先生も、世代の異なる大人です。
大人が生きてきた世界と子どもが生きていく世界は、まったくの別ものです。
同じ教え方が通用すると思う方が、おかしな話だというわけです。
齟齬が生まれやすいので、SNS上での文面のやりとりには注意しましょう。
拡散の恐れがあるので、SNS上での個人情報の扱いには注意しましょう。
SNSなんて使ってこなかった世代の大人が、子どもに向かってこう言います。
べつに何も間違っちゃいないのですが、どうにも説得力がありません。
テレビは、明るい部屋で離れて見ましょう。
子どもたちからしてみれば、こう言われているようなものなのかもしれません。
だからこそ、悩むんじゃないか。
大人たちからは、こんな声が聞こえてきます。
どう考えても説得力がないのは、わかっている。
どう考えても説得力はないのだけれど、どうすればよいのかがわからない。
これこそが教育の難しいところであり、おもしろいところでもあります。
大人自身が学び続けていなければ、どうしようもないのです。
若い世代の参加を願うなら、口は出さずに金を出してください。
本当に、よく言ったものだなと思います。
口を出そうというのなら、ズレているという前提に立っておかねばなりません。
その上で、子どもと共に歩み続けねばなりません。
口を出す大人が歩みを止めたら、むしろ子どもの足を引っ張りかねません。
昨日の教え方で今日教えれば、子どもの明日を奪います。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。