作品は変わらない、読むあなたが変わる
2023年10月4日(水)朝の6:00になりました。
行きつけの書店によって、人生が変わることがある。
どうも、高倉大希です。
ひさしぶりに読み返してみると、めちゃくちゃおもしろい。
ひさしぶりに読み返してみると、めちゃくちゃよくわかる。
これまでに出会ってきた本の中にも、そんな本が何冊かあります。
当然、作品は変わりません。
1回目に読んだときと、内容はまったくおなじです。
読んでいる自分が変わるからこそ、得られる感動も変わるのです。
当然、逆も然りです。
かつての自分は、こんなものをおもしろいと思っていたのか。
そう感じるような作品も、中にはあります。
当然、作品は変わりません。
1回目に読んだときと、内容はまったくおなじです。
読んでいる自分が変わるからこそ、得られる感動も変わるのです。
考えるという言葉は、かつて「かむかふ」と書きました。
最初の「か」は調子をつける言葉で、とくに意味はありません。
のこりの「む」は身を表し、「かふ」は交わることを指しています。
要するに、考えるという行為は本来、身を交わらせることでした。
対象と自分の身を交わらせることで、はじめてそれがわかるのです。
交わらせる身が変われば、考えることもそりゃあ変わって当然です。
この note をおもしろいと思ってくださっているのなら、それはあなたの力です。
何度読んだって、書かれている文章は変わりません。
読むあなたがおもしろいと思うから、この文章はおもしろくなるのです。
交わらせる自分の身なんて、案外簡単に変わります。
いまはおもしろいと思っている、もしくはいまはおもしろくないと思っている。
作品に対して抱く感情には、必ず「いまは」という枕詞がくっつきます。
作品は変わりません。
読むあなたが変わるのです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。