自己否定と思考の深さ
2024年2月21日(水)朝の6:00になりました。
俺ね、もう暗いことで人に迷惑をかけるのはやめようと思ったんだよ。
どうも、高倉大希です。
前を向いた暗い人が、いちばんおもしろい。
ここ数年で、こんなことを思うようになりました。
自分の考えは、間違っているのではないか。
自分なんて、いない方がよいのではないか。
暗い人ほど、これまでの人生で自己否定を重ねています。
前を向いた瞬間に、そんな自己否定が思考の深みになるのです。
本来ならば自分の考えというものは、対話の中で他者から否定されるものです。
否定されて、更新されて、磨かれていきます。
暗い人は言わば、これをひとりでやっています。
自分の頭の中に、他者を飼っているのです。
自分で否定して、自分で更新して、自分で磨きます。
それを何度もくり返しているからこそ、出てくる言葉に深みが生まれます。
後ろを向いたままだと、そんな強みも台無しです。
自己を否定するだけで、更新する気配も磨く気配もありません。
暗いことで人に迷惑をかけているという事実にも、まるで気づいていやしません。
こういう性格だからと言い張って、暗さを相手に押し付けます。
後ろを向いた暗い人は、まったくおもしろくありません。
あくまでも前を向いた暗い人が、おもしろいという話です。
自己肯定感を高めよう。
このような言葉が、妙にもてはやされている気がします。
肯定するのはよいことで、否定するのはわるいこと。
そもそも、この前提から考え直さなければなりません。
自己否定を重ねよう。
そして、前を向こう。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。