前を向いた陰キャは強い
2023年1月21日(土)朝の6:00になりました。
ボンネット開けまくり。どうも、高倉大希です。
できない人は、できない人の気持ちがわかる。
よく耳にすることばです。
一理あるとは思いますが、ぶっちゃけ気持ちは二の次です。
どちらかと言うと、大切なのは理論化です。
「できない」から「できる」になるまでの過程を理論化できるかどうかです。
これができれば、他者と共有することができるのはもちろんのこと、ほかの分野にも転用することができるようになります。
だからきっと「はじめから自然にできてしまうこと」はどこかで頭打ちをむかえます。
変化の差分がないために、なぜそれができるのかを理論化することが難しいのです。
そう考えると「できないこと」は、大きな可能性を秘めています。
軽薄に聞こえてしまうかもしれませんが、事実として伸びしろしかありません。
いわゆる「陰キャ」は「できない」の塊です。
他者とのコミュニケーションがうまくとれない。
まわりに合わせて上手に笑えない。
どうして、自分はこんなにも「できない」のだろう。
鬱屈とした暗い時間を過ごします。
ときには、斜に構えて批判的な態度をとってみたり。
ときには、自分じゃなくで世の中がわるいんだと被害者になってみたり。
「できない」をエネルギー源にしながら、どうにかこうにか生き延びます。
だからこそ、前を向いた陰キャはとてつもなく強いです。
弓を強く引いた分だけ、矢は勢いよく飛んでいきます。
斜に構えて批判的な態度をとってきたからこそ、悪例がわかります。
被害者面をしてきたからこそ、思い込みの危険性がわかります。
「できない」をよく知っているからこそ、「できる」の価値がわかります。
自分でコントロールできるものが増えると、きっと生きやすくなります。
前を向いてしまえば、こっちのもんです。
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