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学ぶ孤独
2023年12月29日(金)朝の6:00になりました。
Only is not lonely. 孤独は前提です。
どうも、高倉大希です。
苦手だから、やらない。
向いていないから、やらない。
わたしたちは必死になって、やらない理由を探します。
苦手だから、できない。
向いていないから、できない。
そしてついには、「やらない」を「できない」だと思い込むようになります。
本当に大事なのは成功者のメッセージを聞くことではないんじゃないかという気がしているんですね。じゃあ、なにが大事なのか。ぼくがもっと大事だなと思うのは「うまくいくかどうかまったくわからない。むしろたぶん失敗するという中でも、とりあえず無理やり足を踏み出してしまう意味不明な勇気というものをどうもつか」ということじゃないかと思うんです。
「できない」の方が、楽なのです。
自分の努力の問題ではないことにしてしまえるからです。
できないことにしたくなるのは、至って自然な反応です。
わたしたちの思考は、自動的に自分にとって都合がよい方へと流れます。
そんな至って自然な反応に、抗うことが学びです。
「できない」ではなく「やらない」なのだと、気づくための学びです。
「誰か」や「何か」に頼りたくなる気持ちは、僕も同じ人間なんでわからなくもないです。でもその心の弱さに負けちゃいけないんです。 ただ、自分で考えるためにはやっぱり、考える枠組みが必要なんです。その枠組みが教養であり、リベラルアーツであるということです。 薀蓄や知識をひけらかすために教養があるのではありません。自分自身を拠りどころとするためにも、真に「学ぶ」必要があるんですよ。
何にでも果敢に挑戦しよう。
そんな綺麗ごとを述べたいわけではありません。
結果的に「やらない」を選ぶ分には、何の問題もありません。
大切なのは「できない」という思い込みを「やらない」に戻してやることです。
「できない」は、自分でどうしようもありません。
一方で「やらない」には、自分の選択が介在しています。
デューイは「不確定な状況」をかき乱された、困った、曖昧な、混乱した、矛盾に満ちた、不明瞭な状態、などと表現している。モヤモヤなどのわからない状態を不安と感じるかワクワクと感じるかは個人差もあるかもしれないが、わからない、わかりたいという気持ちこそが深い学びを引き起こしていくのである。
自分で選んだので、そこから得られる結果も自分の責任になります。
だから「できない」を「やらない」に戻すには、ほんの少しの勇気が要ります。
多くの人たちは勇気を出せずに、「できない」にとどまります。
自分の可能性を、自分以外の何かに委ねてしまいます。
自分の人生を、自分のもとに取り戻すための学びです。
学ぶことを続ける人は、誰だって孤独です。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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