退く勇気をもった老人を目指す
2024年4月27日(土)朝の6:00になりました。
パラダイムシフトとは、世代交代である。
どうも、高倉大希です。
自分がやった方が、間違いなく早い。
チームで動いていると、こう思うことがよくあります。
べつに自慢しているわけでも、自惚れているわけでもありません。
むしろ、そう思わない方がまずいくらいです。
経験を積めば積むほど、できることは増えていきます。
そりゃあ、自分がやった方が早いと思うことも多くなって当然です。
じゃあ、すべてを自分がやればよいのかというとそういうわけでもありません。
後輩たちが学ぶ機会を、奪ってしまうことになるからです。
教育の分野なんかは、まさにこれです。
そりゃあ、あれもこれも大人たちでやってしまった方が簡単に決まっています。
でも、そんな機会を子どもたちに委ねます。
うまくいかない経験の中から、子どもたちは学びます。
上岡龍太郎さんは、58歳で芸能界を引退しました。
小林賢太郎さんは、47歳で表舞台から去りました。
もっと、できるはずなのに。
どうして、やめてしまうのだろう。
昔はそう思っていましたが、今なら少しだけわかるような気がします。
自分がやった方が早かったとしても、退かねばならぬときがあるのです。
若い世代の参加を願うなら、口は出さずに金を出してください。
とあるまちの市長さんが、こんなことを言っていました。
今は、まだまだ現役です。
しかしいずれは、退く勇気をもった老人になりたいなと思います。
退くことが、誰かのためになる。
これは決して、悲しいことではありません。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。