何を善くして死ぬかを選ぶ
2024年8月14日(水)朝の6:00になりました。
さよならだけが人生だという言葉は、言わば私の処世訓である。
どうも、高倉大希です。
大きな駅を利用するたびに、世の中ってよくまわっているよなと思います。
そこに集まる人たちの目的は、てんでバラバラです。
これから出勤する人もいれば、登校する人もいます。
待ち合わせをしている人もいれば、電車を撮りに来た人もいます。
それぞれがまったく違うことをしているのに、この世の中はまわっています。
当たり前のようでいて、じつは結構すごいことなのかもしれません。
この世の中を、つくってきたのは人間です。
しかし、人間がこの世の中をコントロールできているわけではありません。
まったく異なる目的をもった人々が、駅に集まって散るように。
偶然に偶然が重なって、奇跡のようなバランスで、どうにか成立しています。
人間がつくった世の中なんて、地球の歴史からすれば刹那的です。
ほんの一瞬、奇跡的に、成り立っているに過ぎません。
当然ですが、そんな世の中が、自分のためにまわっているわけではありません。
自分が生まれるずっと前から、この世の中はまわっています。
1日を24時間にしようという提案に、自分の考えは一切反映されていません。
エジソンが電球を発明した瞬間に、同席していたわけでもありません。
この世の中の多くは、自分がいないところで決まります。
すでに決まった約束ごとは、受け入れるしかありません。
それでも中には、おかしくね?と思うことがいくつかあります。
おかしくね?と思ったことは、改善せねばなりません。
ところが、改善につかえる時間には、必ず上限があります。
誰しもが、命の終わりを迎えるわけです。
だからこそ、選ばなければなりません。
何を善くして死ぬのかを、選ばなければならないのです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。