文章は自動的に複雑になる
2024年8月3日(月)朝の6:00になりました。
複雑に見えるものごとも、その動機においてはきわめて単純なのです。
どうも、高倉大希です。
よし、書くぞ。
そう意気込んで書いた文章は、自動的に複雑になってしまいます。
べつに複雑なことを書こうだなんて、思っていなかったとしてもです。
難しい言葉をつかっているとか、そういう話ではありません。
平易な言葉を使っていても、自動的に複雑になってしまいます。
シンプルな文章は、努力の上に成り立ちます。
よし、書くぞ。
そう意気込んで書いた文章は、自動的に暑苦しくになってしまいます。
べつに暑苦しいことを書こうだなんて、思っていなかったとしてもです。
ポジティブな言葉をつかっているとか、そういう話ではありません。
ネガティブな言葉を使っていても、自動的に暑苦しくなってしまいます。
冷静な文章は、努力の上に成り立ちます。
「こんなにわかりやすく、こんなに大事なことを、
こんなに平熱で伝えられる人は、天才としか思えない」
坂口恭平さんの本に寄せられた、糸井重里さんの推薦文です。
よくつかわれる表現なのかもしれませんが、この「平熱」という言葉が好きです。
限りなくシンプルで、暑苦しくもありません。
文章に必要なのは、平熱であることです。
大切なのは、文章は自動的に複雑になるものだと、よく自覚しておくことです。
大切なのは、文章は自動的に暑苦しくなるものだと、よく自覚しておくことです。
文章を書くときには、シンプルにするための努力が必要です。
文章を書くときには、冷静になるまで冷ますための努力が必要です。
平熱で、書く。
いやはや、まだまだ道半ばです。
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