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医学は進歩している・・・?

率直な疑問です。

製薬会社は、もっと効果的な薬を開発しようと頑張ってくれて
いる筈で、医学の研究をしている教授などは、現代医学を
発展させようと日々努力をしてくれている筈です。

医学は日々進歩している筈なのですが、病院を訪れる人が
減る傾向にないのは一体何故なのでしょうか?
私が住んでいる周辺には、昔よりも明らかに病院が増えており、
高齢化社会の影響で 病院への需要が増えているということ
だけでしょうか?

今回は内海聡(うつみ さとる)さんの著書、「医者が教える
危険な医療-新・医学不要論-」
について解説します。
2000年に筑波大学医学専門学群を卒業し、内科医となった
内海さんは、当初胡散臭さを抱いていた漢方が、
劇的に効果を表した経験から、漢方についても学びたいと考え、
いろいろなことを経験していく中で、正しいと思っていた
現代医学に不信感を抱くようになったそうです。

ものごとには2つ以上の側面がありますから、これが絶対に
正しいとか、これは絶対に間違っていると決めつけるのではなく、
このような人の意見があることも知っておいた方が
いいのかもしれません。

世の中から病人を減らすことが目的の病院は、病人が診察に
来てくれなければ経営が成り立たないのも事実で、
「病気を治すこと」「病院を経営すること」の矛盾を
どのように解消していくのか?というのは
私にとっても答えの出ない疑問でした。

現代医学に不信感を抱くようになった内海先生の意見に
耳を傾けてみましょう




医学が病気を作り出すという現実

大勢の人が誤解していますが、
病院は、病気を治すところではありません!

病院での治療は、緊急性がある場合を除いて、
ほとんどは患者にとって害にしかならないし、
医師から処方されている薬も毒です。

医師が薬を処方する際に「症状が落ち着いたら飲むのを
やめても構いません」と言われたことがありませんか?
それこそが、薬が基本的には体に悪いものであると
医師も自覚している証拠です。

例えば風邪をひいたときに、我慢できる程度の症状ならば、
風邪薬は飲まない方がいいのです。
風邪薬には熱を下げたり、咳や痰を抑える成分が含まれているの
ですが、風邪の時に熱が出るのは免疫細胞を活性化させるために、
体温を上げてウイルスと戦っている証拠です。
せっかく免疫細胞が頑張っているのに、無理やり薬で
体温を下げてしまうと、ウイルスへの抵抗力が落ちてしまい、

風邪が長引いてしまうかもしれません。

薬は、単に症状を抑えているだけであって、薬が効いている間に
体が病気から回復しているのですが、薬の効果が切れた時に
体調が戻っているので、薬のおかげで病気から回復したと
錯覚しているのです。

「例えそうであっても、薬を飲めば楽になるのだから
いいじゃないか」と言う人もいるかもしれません。
そんな方にお聞きしたいのですが、薬には副作用があり、
それによって体調を崩してしまうかもしれないということも
知っていますか?

薬の副作用について理解した上で服用しているのなら
まだマシですが、何も考えずに薬が病気を治してくれると
妄信しているとしたら、それは大変危険なことです。

例えば、病気になったときに抗生物質を処方されることも
あると思いますが、抗生物質は腸内細菌も殺してしまうので、
体に大ダメージを与えてしまう劇薬です。
抗生物質の悪影響に関する研究は多く、2008年の実験では、
たった1回の服用で腸内細菌の3分の1が死んでしまい、
そのダメージは半年経っても完全に回復しなかった
ということが分かっています。

抗生物質を飲んだ後に、お腹を壊す人が多いのも、腸内環境の
悪化が原因の1つではないかと考えられているのです。



イスラエルで起こった医師のストライキは、
非常に興味深い出来事でした。

病院で働いている医師は長時間労働を強いられ、職場環境は
かなりハードだったようです。医師も一人の労働者であり、
人間ですから、職場環境の改善を求めることは
不自然なことではありません。

そして、医師がストライキを決行した結果、驚くべきことが
判明しました。ストライキ中は病院で診察できる患者数が
10分の1にまで減ってしまったのですが、それにも関わらず、
患者の死亡率が減少したのです。

普通であれば、ストライキ中に診てもらえない患者が多数いれば
死亡率は上昇するのではないかと思いますが、全くそのような事は
起こらなかったという訳です。

さらに不思議なことは、ストライキが終わって病院の運営が
元に戻ると、患者の死亡率も元に戻ったという事実です。

これはつまり、ほとんどの医療(薬)は必要がなく、
不必要に手を加えていたので、死亡率が元に戻って
しまったということではないでしょうか?



「アメリカ医学ジャーナル」に報告された調査結果によると、
病院を受診して治療を受けた14種類の一般的な病気だと
思われる症状について、

16% = 臓器・組織の形態的異常
・74% = 原因が判らない
10% = 心理的な原因

ということが分かりました。
著者が常日頃、精神医学や心理学のいい加減さについて
発信しているとおり、「心理的」という所見は、診断した
医師個人の主観に過ぎず、本質的には何の原因も
突き止められているわけではありません。

原因が判らない74%と、心理的な原因だという10%を
合計した84%もの症状に対して、病気になった原因が
さっぱりわからないまま、対症療法されているだけという事です。
因果関係の証明もできていない症状に適当な病名をつけて、
病気だとして治療しているということですから、本質的な治療が
できるはずもなく、その場をしのぐことが現代医学の
基本姿勢であり、病院の実態なのです。

そしてこれは、薬についても同じことが言えます。
根本的に治すことを目的として作られた薬がどれぐらい
あるのか調べてみたところ、結果は、ほとんど0では
ないかと思われます。

薬についての副作用は先ほど申し上げましたが、著者自身は
副作用という考えではなく、薬という名の毒を飲んだのだから
体調不良を引き起こして当然だと考えています。

そのような危険な代物を、医師に勧められるまま疑いもせず
服用することを、皆さんはどう思うでしょうか?


著者は、単なる個人的な意見ではなく、公表されているさまざまな
データを引用することで、数字から見えてくる現代医学のウソを暴き、
病院は病気を治すところではないと繰り返し主張しているのです。




現代病と日本は長寿国であるという嘘

「現代病」とは、都市化、産業化など過去にはなかった
現代の生活習慣や環境などに起因する様々な病気を指して
用いられる言葉です。
日本人の死因第一位である悪性新生物(ガン)を例に挙げると、
ガン患者が昔から多かったのかと言えば、決してそのような
ことはなく、20世紀後半から急激に増加した病気です。

20世紀と言えば、アメリカでは経済的に黄金期を
迎えていた時代で、テレビやファストフードなど、新たな
大衆文化が花開き、大量生産大量消費が始まった頃です。

そして、日本にもアメリカの文化が入ってきて、それまでの
価値観や環境が大変化を起こします。新しい文化が入ってきて、
人間の生活は豊かになったと思っていたのですが・・・・


一見いいように見えることも、見る角度を変えると別の側面が
見えてきます。アメリカの影響を受けた日本は、昔と比べて
空気は汚れ、食べ物が腐らないように添加物が入った食品が
流通するようになりました。
そんな時代を経て、現代ではいろいろな病気に悩まされる人が
増加しているのです。

何かしらの病気に苦しむ人が多い現代ですが、野生動物に
スポットを当ててみると、面白いことに殆どの野生動物には
現代病と考えられる病気の流行はありません。
野生動物は長生きしないからガンや糖尿病にならないだけだ!
と思うかもしれませんが、長生きする動物の種類だっているし、
それでもガンの発生率は人間に比べて格段に少ないそうです。



昔のイヌイット(エスキモー系民族)には、動脈硬化性疾患や
ガンにかかる人が殆どいませんでした。
その理由としては、彼らがビタミンやミネラルなどの微量元素を
含む良質のアザラシ肉を生で食べていたことが一番の要因では
ないかと推測されています。

そのイヌイットたちも、現代文明社会の一員となり、西洋的な
食生活や住環境に囲まれるようになると、
ガンや動脈硬化性疾患が激増してしまったのです。
これらが意味するものは、世の中に蔓延する「現代病」という
ものの大半が、人間によって作られてしまった病気であるという
事にほかなりません。
現代に生きる私たちは、わざわざ不健康になるような生き方を
選択してしまっているのです。

日本人の平均寿命は年々伸びていて、世界一の長寿国と言われて
いますが、平均寿命の算出方法は世界各国まちまちで、
正確に比較された結果だとは言えません。
日本の平均寿命は「補正し、仮定し、期待した値」であると
厚生労働省も認めています。

これは、悪い言い方をすれば「捏造(ねつぞう)」とも
言えることです。結局のところ、平均寿命が延びた一番の要因は、
乳幼児の死亡率が減ったからであって、健康で長生きできるように
なったと喜ぶような話ではなかったのです。

カナダ政府は、「現代の状況を隠す目隠しのような役割を果たす
平均寿命統計は廃止すべきだ」とまで言っています。



さらに、高齢者への医療や介護の実態も、「平均寿命のウソ」に
一役買っています。
ベッドに寝たきりの高齢者や、人工呼吸器などの延命治療によって
「生かされている」だけの高齢者も、平均寿命の統計処理に
含まれています。
これでは、平均寿命と健康寿命の差が大きくなるのは当たり前のことで、
この差が大きというのも日本の特徴なのです。





苦しいアレルギーの原因とメカニズム

アレルギーやアトピーは病気ではありませんから、
薬を飲んでも治りません!
現在の日本では、2人に1人が何かしらのアレルギーを持っていると
言われています。アレルギー性鼻炎だったり、喘息だったり、
食物アレルギーだったり、多くの人がアレルギーに苦しんでおり、
症状に悩まされる人は年々増加傾向にあります。

私たちにとって、最も身近なアレルギーと言えば花粉症では
ないでしょうか。毎年困っている人が多いと思いますが、
そもそも花粉症の症状である、くしゃみや鼻水が何のために
あるのかご存じですか?

簡単に言えば、「異物を外に出すため」です。

体にとって有害となる物質が入ってくれば、体は掃除の一環として
鼻水やくしゃみでそれを追い出そうとします。
しかし、日本の医療は抗ヒスタミン剤で鼻水やくしゃみなど、
有害物質を体の外に出そうとする反応を抑えようとしているのです。

ヒスタミンは精神系への影響が非常に大きく、さらに、
アレルギー薬の副作用として眠気やふらつきが報告されており、
飲み続けることによって鬱や精神状態の悪化をもたらす
恐れもあります。

アトピーの治療でステロイド軟膏を使っている人もいると思いますが、
免疫を抑制する薬であるため、副作用があります。
症状を抑えようと使い続けていくうちに、だんだん効果が弱くなり、
同じ効果を得るためには、さらに強い薬が必要になるのです。
しかも、途中でやめると強力なリバウンドに見舞われ、
強いストレスや抑うつ状態になるかもしれません。

また、日本の皮膚科学会は認めていませんが、ステロイドは根本的な
炎症やかゆみの原因は治せず、長期間の使用によって
ステロイド依存の状態になってしまいます。

これは乱暴な言い方かもしれませんが、著者は「耳鼻科や眼科、
皮膚科の病気に健康保険を適用する必要はない」と言っています。
なぜならば、この分野に代表される疾患の、アレルギー性鼻炎や
眼精疲労、アトピー性疾患に、現代医学が治療できるものなど
1つもないと断言できるからです。

これらはアレルギーを治しているのではなく、感じさせなくしている
だけなので、薬を長く使用していると、余計にアレルギーを
悪化させるだけなのです。


様々な社会毒に汚染された現在の状況では、ある程度のアレルギーが
出るのは、むしろ当然と言えるのかもしれませんが、
そもそも昔はアレルギーというものは殆ど存在しませんでした。

なぜアレルギーを免疫の異常と考えてしまうのでしょうか?
かつて花粉が飛びまわっていた時代には花粉症など殆ど存在して
いなかったことを何故思い出さないのでしょうか?

アレルギーと呼ばれる症状が、昔は全く存在していなかったと
言っている訳ではありません・・・・
ただ、アレルギーという考え方は常に何の解決にもならないのです。

アレルギーに代表される病気を「自己免疫疾患」と呼びますが、
本質的には免疫が自己の細胞を攻撃しているわけではありません。
本来は化学物質にきちんと反応できる体こそが正常であり、
アレルギーにならない肉体を作るべきなのですが、症状を抑える
だけの対症療法で済ませてしまっているのが現代医学なのです。



それでは最後に、アレルギーを治すための具体的な方法を列挙します。

体に悪い食べ物(砂糖、精製穀類、食品添加物など)を
   徹底的に避ける
体に溜まっている脂溶性毒やミネラル毒を徹底的に排出する
・静電気が多い繊維の服を着ないようにしたり、高い電磁波を
   浴びないようにする
・自分がアレルギーになっている原因が何かを考え、検証する

また、デトックス(体内に溜まった老廃物や毒素の排出)を
意識するなら、毎日の快便や運動で汗をかくことが一番ですが、
ホメオパシー(日本における漢方のような存在)や断食でも
効果を得られます。

そして、発酵食品を多く摂ること、殺菌をやめること、土や泥や樹などに
よく触れることが健康になるためには有効です。




終わり










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