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医学は進歩している・・・?

率直な疑問です。

製薬会社は、もっと効果的な薬を開発しようと頑張ってくれて
いる筈で、医学の研究をしている教授などは、現代医学を
発展させようと日々努力をしてくれている筈です。

医学は日々進歩している筈なのですが、病院を訪れる人が
減る傾向にないのは一体何故なのでしょうか?
私が住んでいる周辺には、昔よりも明らかに病院が増えており、
高齢化社会の影響で 病院への需要が増えているということ
だけでしょうか?

今回は内海聡(うつみ さとる)さんの著書、「医者が教える
危険な医療-新・医学不要論-」
について解説します。
2000年に筑波大学医学専門学群を卒業し、内科医となった
内海さんは、当初胡散臭さを抱いていた漢方が、
劇的に効果を表した経験から、漢方についても学びたいと考え、
いろいろなことを経験していく中で、正しいと思っていた
現代医学に不信感を抱くようになったそうです。

ものごとには2つ以上の側面がありますから、これが絶対に
正しいとか、これは絶対に間違っていると決めつけるのではなく、
このような人の意見があることも知っておいた方が
いいのかもしれません。

世の中から病人を減らすことが目的の病院は、病人が診察に
来てくれなければ経営が成り立たないのも事実で、
「病気を治すこと」「病院を経営すること」の矛盾を
どのように解消していくのか?というのは
私にとっても答えの出ない疑問でした。

現代医学に不信感を抱くようになった内海先生の意見に
耳を傾けてみましょう




医学が病気を作り出すという現実

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