権利切れだが薬効は同じ(理論値) ➡裏切り防止策は整備できる?
ジェネリックシフトという流れ?
いわゆる医療特許切れ≒ジェネリック医薬品に舵を切らせようという政府の方針が報じられていました。いや、9月下旬の記事なんですけれども。
なんで今触れるのか?
というご疑問がありそうです(汗)。
実はですね。こんな箇所がありまして。
個人的な願望としては…
どっちかというと理論の方に傾斜して観念論に逃げる人です(汗)。
良くいえば、理想主義的なのかもしれませんが。
現実には、「練り物」「混ぜ物」を造っていた不正企業がありましたよね。
でもそれは、ジェネリックという権利切れを表す概念に罪はない人災じゃないですか?
当初における理想としての、
特許利用料が値を嵩上げしてしまう高額医薬品が、権利切れによって値下がりして、金持ちしか入手できなかった特効薬まで庶民にまで行き渡る
という現象は、経済界でアベノミクスが嘯いた「トリクルダウン」が形を変えて医療界で起こる、ということじゃないですか?
だから、個人的願望としては、選択肢を増やすこの政策が一概に悪いとは思いません。むしろ頑張ってほしいです。
ただし…。
一概に悪くないというのは、一方で医師会や既存製薬業の癒着、他方ではジェネリック医薬品製造会社の不正、そのいずれも取り締まり、あるいは悪しき慣行を切り崩せれば、という条件の下なのですね。
なので、もしこの条件が不充足なら、結局、医療の質の低下しかないのかもしれませんが…。
混ぜ物が出回り放題なのを放置しつつ、にもかかわらず、病院に与える配点表ではジェネリック医薬品配布に高得点を振るのであれば(仮)。
年内に取りまとめられるというのは、果たしてどういう内容の予定なんでしょうね?
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