キリスト教の礼拝でするお話の原稿はこちらにまとめています。そんなに「新しい」とは自負していませんが、「正統派」に疲れた方々に届けたい聖書のまた一味違った魅力を書いています。
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#キリスト教会
あと一ミリオン先を「すでに」生きたいが
理想と現実はかけ離れている。しかし理想を掲げないでいると現実に埋没する。厳しい一週間を過ごしている。いっそものごとを一切考えずにいられたらどんなにか楽だろうと思う。しかし一切考えずにいれば人を薙ぎ倒し自分自身もモノにされてしまうと思う。
同等の傷という解決法から第三の道へ
ハンムラビ法典で定められている刑事罰「目には目を、歯には歯を」は身の毛もよだつ恐ろしい法というイメージでとらわれます。被害
絶望的世界からの脱出〜救いは0円〜
「正しい者はいない。一人もいない。悟る者もなく、神を探し求めるものもいない」と書かれています。これは、詩編からの引用です(14編)。厳密には抜き書きで、この詩歌はパウロの企図とは異なる文脈があったような解釈がなされてきました。
オリジナルの詩編は相当な抑圧下で喘ぐ人々を励まし、希望を捨てぬようにと待望を呼びかける歌です。パウロはこの一部分を引っ張り出して、ユダヤ人もギリシア人も神の前には(平等に)