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日記

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#建築

明日への都市

明日への都市

何年振りだろうか、横浜のみなとみらいに行ったのだ。色褪せた思い出が沢山あるような気になっていた港です。横浜駅から本牧あたりは、エリアによって本当に見せる顔が違う。関内に行けばまだ昔の港町の情緒があったり、京急エリアに行けば、歓楽街で、労働者の街になる。山手エリアは静かな住宅街、本牧はコンビナートがある。この街から自分の建築体験が始まっていて、学校の住宅の課題がまさにこのエリアの傾斜地に立つ家だった

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不思議な世界 続々2

不思議な世界 続々2

11月ともなると、もう四月くらいまでの予定が見えてきてしまう。昨日は茅ヶ崎の新築をする施主とその施主をつないでくれた友人と敷地で話し合った。実際に一堂に会するのは久しぶりで四月から一度も会ってなかった。ズームが基本になっていて、ほとんどリモートで話が進んでいく。確認申請もオンラインで済んでしまう。最終的な確認などを済ませて土地の引き渡しも今月中に終わりそうで。予定よりは少し遅くなったけど、始められ

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不思議な世界 続々

不思議な世界 続々

ただ作っているだけじゃない。そう、思っていた。今もそうなんだけど、うまいこと運ばない。慌てているのか、呆けているのか分かりにくい。一番の勘所も忘れてしまうこともあるし、そんなバランス感覚を欠いた生き方であると思う。やればやるほどまともでいられないということhないが、無理が祟っているのかわからない。建築をやっていると日々がドラマチックで、人との会話ややり取りだけで、物語が作れそうだ。人情に触れること

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不思議な世界 続3

不思議な世界 続3

ずっと残るものを考えられがちですが、実は仮設的な建物の依頼もくるものです。かの安藤さんも芝居小屋なども計画しています。自分もイベント会場の電飾などをやりました。本当に小さい仕事ですが、その会場の雰囲気を作る手伝いができたのではないかなと。いつまでも残る建物もあれば、そのばで消えてなくなるとか、その期間のみの仮設的なものまで、建築空間というよりは彫刻のようなアートに昇華されるものもある。実作のない新

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不思議な世界 続2

不思議な世界 続2

連戦連敗が出て、安藤さんの話が出てきてしまった。学生の時にやはり避けては通れない人が安藤さんですね。安藤さんの建物を見るために日本中を旅して周り、彼が読んだものを読み、彼が訪れた場所を訪ねて欧州を歩いて回った。建築士といえば設計図です。建築は三次元のもので、立ちがってくるものだ。それを縮尺を変えた図面に起こして、パースをつくてってまだ更地を前にこれからこれやりますーーーー!と言って立ち上げていく。

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不思議な世界 続

不思議な世界 続

相変わらず、ばたばたな月末です。ここ数年は月末のばたばたが多いです。もうすごいものです。落ち着いた月末を過ごしたいものです。
建築の設計業務をしているという事になっていますが、物凄い雑務の量に忙殺されてしまいます。知らないうちに紙が積みあがっていきます。そろそろこれを何とかしないといけない。書類も会社にしてからだいぶ整理して、し続けていますが、減らない。安藤忠雄さんの書いた本にも雑務の連続で連戦連

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不思議な世界3

不思議な世界3

学生の時によく都内の展示を見に行った。他ないではそこかしこで建築の展覧会や、インスタレーションなどが行われている。時間とお金に余裕があれば、小田急線で都内まで、学校の帰りにいたこともある。都内は本当にかつて魅力的だった。本当はもっと色々あって遊べたと思うが、家が中途半端に都内に近いので、日帰りできてしまう。今ではそんなことやる体力はないが当時はよく出かけていたと思う。本当は都内にでも住んでいればも

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不思議な世界2

不思議な世界2

良い建築家の条件は、話を聞かず、とにかく人としてどうにかなっている人だと聞いたことがある。そうなってきているのだろうか。
憧れた背中はまだ遥か遠くにある。このまま力尽きてしまうのか、まだ進めていけるか。なんとか、続けてる感じもある。続けた方がいいのか、やめた方がいいのかよく迷うこともある。そもそもなんでやっているのかは今となってはわからなくなってきた。わからないというのは正確ではない。次の明確な目

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不思議な世界

不思議な世界

結婚するまで、スピ系の世界に興味はなかった。潜在意識や引き寄せ、風の時代と言われてもなと。どれも大抵同じことを言っていると思っていました。それは今も変わらない。それでも往々にして、そういう人たちは結構お金もあって、楽しそうにしていると見える?見せている?ようです。
建築の世界はだいぶ落ち着いているのか、かつて巨匠たちがまだわかった頃、オリンピックや万博で新陳代謝だとか新しい時代を求めてあらあらしく

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北街角

北街角

北海道の山林が売りに出ている。長野の山林が売りに出ている。田舎移住の失敗色々あります。人がいない山奥に一人入っていくのでそれとはまた様相が違いますが。市街化調整区域なので一般的に建築できなかったりで安く売りに出していますが、場合によってはまだ建築できます。開発の許可を取るとか・・・。あまりお勧めはしません。これも自治体によってさまざまな条件があったりなかったり。基本は同じですが、建築士でなくてもで

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