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いよいよお別れ…

癌患者再就職…

2024年1月12日に某自治体を退職し、13日付けで再就職予定です。
実質転職活動15日で再就職先が確定しました…

条件は退職金なし60歳定年ですが、年収は今より60万ほど微増します…。
…といってもこれを退職金相当と考えると、年収横ばいと同じかも…

わたしの場合、抗がん剤の分子標的薬タグリッソを毎月処方してもらわないとならず、自己負担が約15万円、保険からは50万ほど(全部で保険なければ65万!!!)なので、毎月50万が保険ででていることを考えると年600万がかかるという状態なので、実質その分わたしを雇うのにコストが上乗せされることになりますので、多くの企業で癌患者を引き受けたくないという意向は良くわかります。

退職に関して…

今週末で退職するから関係なくなるけど、中央省庁から天下りで着ている部長がほとんど意思決定すらしなくて、結果的に課長の言いなり状態…
その課長がCSIRTを牛耳っていて、他局のインシデントは報告ルートに乗っけるけど、自局のインシデントは隠蔽している状態(後でわかったのですが、過去にもやってるご様子…)。

通常その組織を代表するCSIRTであれば、他よりも一層高い倫理観が求められるはずですが、それができてないので、CISO始め上層部に実態を告発した。

隠蔽される前にわたしから計4回警告したけど無意味でした。部長である天下り官僚の前職がNICTなので、自治体職員向けにCSIRT訓練等をしている組織で、その出身者でしかもこの自治体のCISO補佐官であるにも関わらずインシデント対応に疎い状態では話にもならないのが実態…

それでも隠蔽の事実を上層部含めて正すことはなく、局を上げて隠蔽する気満々の様子なので、昨年末に退職届を提出しました。地方自治体なので、中央省庁に対しては忖度が働くから大きな事案にはしたくないのでしょう…。でも地方自治体としてそれで良いのかは疑問ですね。まあこの自治体の他の局が隠蔽の事実を知ったら憤慨するだろうことは想像に難くないですね…

昨今はネガティブ情報ほど、真っ先に上層部に上げるのが一般的な企業のセオリーだけど、どうも自治体は10~20年は遅れている様子…

エンジニアリング関連の団体が昨年夏に設立され、当初はそちらに移る予定でしたが、移った先からこのCSIRTを支援するとなると、悪代官に使える悪党になってしまうので、早々に辞退しました。4月からCSIRTの体制を変更するんだったら、まだ残る選択もあったけど、体制変更しない(不正した者を野放しにその役職にとどまらせる)というCISO判断のようですので、辞めることを固辞させていただきました。

自治体というのは組織として潰れることが無いから、公僕として一層高い倫理観があると思いきや、民間よりも酷い状態であると認識…

内部不正に関して、これだけ甘い組織だとCSIRTといえども統制がとれなくなりますね…
CSIRTの体制としても、この自治体の体制としても、基本的な倫理感すら無いようなので、辞めて正解だと思っています。

わたしが辞める理由はいろいろなところに知れ渡っているので、あとはこの自治体内の良心あるひとの改革意欲にお任せして、さっさといなくなろうかと…

世の中はいろいろとあり得ないことが起こるものかも…
そのうち当事者の名前や組織名を伏せた状態で、ビジネススクール向けのケース教材化しようと考えています。

そんなこんなの年末年始…
未だに年末の風邪が治せていないので、もうしばらく寝込みますか…

風邪、早く治します…

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