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3ヶ月に1度の造影CT検査

肺腺癌で右肺上葉切除手術を2022年の12月に終え、切った肺の病理検査で24サンプルのうち2サンプルで癌がリンパ節に浸潤していて、その後点滴による抗がん剤治療を4サイクル、何とか完遂でき、今は3年間毎日分子標的薬タグリッソを飲むという苦行の最中です。

分子標的薬タグリッソも今年の5月の連休明けで約1年経過という感じになります。

それまでは、毎月1回、大学病院で血液検査とX線撮影、医師診察、薬局で分子標的薬タグリッソの受取をします。

また3ヶ月に1度は、これに加えて心電図検査と造影CT検査…
今日はその3ヶ月に1度の造影CT検査日でした。

お肉三昧

点滴による抗がん剤治療中に、白血球が減ると治療期間が伸びてしまうので、それを避けるために、何とか白血球の数を低下させないようにするために、色々と自分で試しながら導いた答えが、肉を食べることでした…

世の中の色々な癌の情報は、正しいものと正しくないものが混在していて、どれが良いのか最初はわからないので、とにかく手探りで色々と調べまくり、自分なりの確度を上げていくしか無いんですよね~♪

とにかくお肉…

わたしの場合は、採血での白血球の数が維持できた前日、前々日にとにかく肉を食べると白血球の値が急激に下がることはありませんでした。

そのことから、とにかく採血の前には、できるだけ脂っこくないレバニラや、牛肉のステーキ、時には馬刺し等などとにかく肉類を食べてました。

昨日、一昨日も牛のサイコロステーキなど、お肉三昧で採血に望みました。
癌にとっては赤肉は良くないとの情報もあるけれど、採血のためには、これからも肉三昧は続けるかも…

最近は、血液検査が無い時は逆にお肉を食べることが少なくなり、もっぱら野菜だけを食べている感じです。菜食主義の人がビタミンB12不足になる傾向があるらしいのですが、わたしの場合は副作用の足のしびれ対策でビタミンB12の薬も処方されているので、こちらは1日3回3錠なので、多分ビタミンB12の欠乏は無いはず…

検査対策

一応、造影CT検査がある時は、休暇をいれています。今のところ造影剤を注射されて気分が悪くなったことはありませんが、万が一気分が悪くなった時のことを考えると、時間休扱いでその後仕事をしてもパフォーマンスが落ちますし、大切な商談などがあろうものなら、その機会を逸してしまう可能性もなきにしもあらず… そのための安全措置として、休む時は無理せず休むようにしています。

いつもは採血、X線、心電図、造影CT検査をまとめて午前中に設定したりするのですが、毎回採血の待ち時間が長くなり、検査の予定がずれたりしますので、今回は造影CT検査の予約時間を15:45というやや遅い時間にしていただき、午後13時半ごろから採血できるように余裕な日程にしました。

造影CT前の食事は4時間前までにするように、検査予約表に制限事項が記載されているので、11:45までに済ませておけば良いと思い、万全な体調を目指して午前10時まで寝ておくことに決めて実行できました。

朝食は毎日変わらず…

わたしの朝食はここ約1年、ほとんど変わりません…

起きてから歯磨きや洗面を済ませた後、エスプレッソコーヒーを1杯いただきます。
昔はエスプレッソマシンを使っていましたが、今はキャンプ用のハンディエスプレッソマシンがあるので、これを使って、エスプレッソのコーヒー豆を既に固めたポッドを装着して濃い1杯を楽しんでいます。

その後は、SNSの投稿をしながらトマトジュースを200ml飲み、有機納豆+純リンゴ酢(納豆に付属しているタレは捨てて、純リンゴ酢だけを入れます。最初は慣れるまでに時間がかかりますが、慣れると平気になります)を食べます。有機納豆+純リンゴ酢は、糖尿病にならないための対策で、入院していた時に周りの患者さんが糖尿病との合併症などで、本当に辛そうだったので、あのようにはなりたくないという強い思いがあって続けています。タンパク質と酢は身体に良いそうです。

その後、今度はドリップのコーヒー、わたしは小川珈琲のものを購入していますが、それをドリップして、その中にイヌリン(水溶性食物繊維で約30グラム)を投入し、最近はこれにシナモンを小さじ1/5程度入れています。シナモンも所謂中国やインドシナ原産のカシアだと効果が薄いらしいので、ここはスリランカ産のセイロンシナモンを取り寄せて、これを使ってます。やっぱりセイロン産が正論です(^^♪

ビオフェルミンSを3錠、このイヌリン+シナモン入りコーヒーで飲み込みます。これは先程の純リンゴ酢が腸に届いた時に、ビオフェルミンSのビフィズス菌等が純リンゴ酢を餌にして腸内環境を整えてくれるそうです。

そして、次はバナナ1本を食べ、その後に分子標的薬タグリッソを1錠、これにビタミンB12(薬の名称はメコバラミンといいます)を一緒に、またイヌリン+シナモン入りコーヒーを使って飲み込みます。

時折スーパーでバナナが購入できない時は、何故かどら焼き1つで代用しています。自分でも、なぜどら焼きで代用するのかわからないけど、何となくそんな癖が付いてしまいましたー♪

わたしの朝食はこれで終了…

いよいよ検査

さて、今日は昼から余裕で大学病院に向かいます。長い距離を歩くと両足のしびれの範囲が広くなるので、今回もタクシーを呼び13時に家を出発。電車に揺られて病院近くの駅には13時半過ぎに到着。

病院内はまだマスク必須なので、病院の玄関前でカバンからマスクを取り出し装着し、手のアルコール消毒と体温計測、そして月初めなので保険証確認を終えて、診察券を受付の機械に通して受付票をもらい、採血に向かいます…

あれっ、やっぱり人が多い…

この時間も結局待ち人数は多いようで、それでも番号からすれば20人程度なので、まだ良い方でした。忙しい時間帯は7レーンで採血されているけど、昼の時間帯は4レーンでの採血のようで、結果的に待ち時間としては劇的に改善するわけではなさそうでした…

採血の次はX線ですが、こちらは朝とは違って昼は空いているようで、直ぐに番号を呼ばれました。

X線の次は心電図。こちらも二人待ちくらいでしたので、早めの案内で無事終了。

なんと、15:45の造影CTの1時間前には他の検査が終わり、食後4時間必要ということで、結局時間まで廊下の椅子で本を読みながら待つことに…

血がたぎる!?

予定時刻の10分前に番号を呼ばれ、看護師問診…
特に問題なく、時間丁度にCT室にご案内…

造影剤挿入のための注射針…
今回はちょっと痛かった…

まずは造影剤なしでCT検査…
造影剤なしだと本当に気楽で良いのですが…

そして今度は造影剤挿入とのこと…
個人的には最初の注射針を指すところからずっと目を閉じてますが、造影剤が入ると、やっぱり身体が熱く感じますね~♪

それと同時にその熱さが全身に回る時間が早いこと…
人間の血の巡りというのはこんなに早く全身に届くものなのかと毎回感動するのと、何故か自分がもう人間ではなくて、人造人間に改良されているような感覚を持ってしまう… 既に造影CT検査になれてきたとはいえ毎回同じような感覚を持つもので…

そして、無事本日の検査内容はすべて終わりました…
造影剤を早く体外に出すために、CT検査受付横にある自販機でお茶を購入し飲み干して帰るといういつもの癖も実践…

システムも更新されて…

帰りの精算ですが、なんと精算機が更新されて新しいものに代わってました。
前はカードオンリーな機械と現金オンリーな機械で分かれて設置してあったものが、両刀遣いの機械に変更になっているのと、電光掲示板の画面も新しいデザインに変更されていました。

ただ、この更新された精算機ですが、カードの暗証番号を打つテンキーが左側にレイアウトされているので、右利きのわたしはテンキーが打ちづらいと思った次第…

最近の様々な機械はマンマシンインターフェースとかデザイン性等を重視するのですが、まだまだ利用者の利便性という点では、実際に使ったことがない人が設計等をしているんだと妙な理解…

さて、今日の検査の結果は来週火曜日9日の医師検診でわかることに…
今回も良い結果が得られることを期待するのみ…

パトラッシュ!
あれっ、今日は姿を見せてないにゃ~♪

そうそうFacebookにはUPしたのだけど、画像生成AIに「猫天使が虹の橋を渡る」って入れてみたら、こんなにキレイな猫天使さんが…

わたしもいつかは渡るのだろう…

…さて、わたしはいつ渡れるだろう(^^♪

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