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学校の先生シリーズ

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記事一覧

教員の働き方・働きがい

教員の働き方・働きがい

全国的に先生が足りないけど…教員不足のニュースが今日も流れています。
文科大臣・各県教育委員会での発言や都道府県議会でのやりとりからも、大きな課題となっていることが分かります。

でも、こういうニュースが流れても、危機感ってみなさん感じられますか?

残念ながら、「そうなんだ」と流してどこか他人事のように感じられる方がほとんどではないかと思います。
このことだけに限りませんが、これは仕方ないことで

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先生との出会いが人生を変えた〜小中学校編

先生との出会いが人生を変えた〜小中学校編

自分一人では生きていけない。
周囲の人たちと関わりながら、いろいろなことを学び、成長していく。
今回は学校の先生について、振り返りながら考えてみる。
高校編はこちらからどうぞ。

最初に感じた大人への憧れ小学校2年の時、若い女性の担任の先生に出会った。
その先生はなにか都会っぽさを感じさせる風貌(当時でいうW浅野)で、
初めて出会う「別世界から来た人」という感じだった。
もう一人、保健室の先生。

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夢に向かって学校を選択する〜高校編

夢に向かって学校を選択する〜高校編

小中学校編に続いて、高校編です。
高校になると、先生との付き合いもこれまでより希薄になった。
理想より現実、という形に誘導されていく。

理想と現実のはざまで新たに設立された情報科学科

ずっと進学校の理数科への進学を考えていたけど、「医者になるの?」と言われたことから迷い始めた。
理科・数学・英語が好きで面白くて、もっと勉強して大学に行くつもりだったんだけど。

当時(1990年ごろ)はコンピュ

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教員の家庭ってどうなの?

教員の家庭ってどうなの?

親が学校の先生をやっていると、誰にとって幸せ?

親が学校の先生をしている家庭について、みなさんどう思われますか?

家でも勉強が教えてもらえるからいいね。

進学先選びことが相談できるからいいね。

子育ての情報をよく知っているからいいね。

こんなイメージでしょうか。
たしかに子育てや学校に関する情報は、他の家庭に比べると入りやすいかもしれません。
でもそれって、子どもにとって本当によいことか

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最後1年間の顧問生活〜県総体ベスト4までの道のり〜

最後1年間の顧問生活〜県総体ベスト4までの道のり〜

教員生活のラストイヤーに選んだソフトテニス部。1年間の活動であらためて気づいたことなどを振り返ってみました。ノンフィクションです。

2022年春 10年ぶりのテニスコート10年ぶりにソフトテニス部の顧問になりました。以前の勤務校に再び着任してから3年間はバスケットボール部顧問でした。情熱あふれる体育の専門教員のおまけ程度の存在でしたが、全国、せめて中国大会に行くまではこの先生・部員と一緒にやりた

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