シュラバラバンバⅡ
「啓介くん申し訳ない。ウチのバカ娘がとんでもない事をしでかした。」
義父は最初、事情が呑み込めていなかったが、娘の口から浮気していた事を聞かされた途端、両親共々、俺に土下座して謝ってきた。
俺は妻と二人暮らしで結婚三年目である。
ここ二年、妻は多忙を理由に帰りが遅くなり、家事も疎かになり夜の夫婦生活がほぼ無くなっていた。
暇さえあればスマホをいじっては
「アタシも疲れているんだから貴方もガマンしてよ」
とまで言い出す始末であった。
付き合って間もない頃はこんな女ではなかったの