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SNSにおじさん・おばさんが少ないのはなぜか?

こんな記事は僕みたいな暇なオサーンにしか書けません😎
なおかつ1990年代からパソコンやってたようなオサーンにしかリアルに語れません😎

SNSの年代別利用数/利用率を分かりやすくまとめた記事を見つけました。

SNSによって程度の差はありますが、概ね50代、60代になると利用している人も少なくなります。

発信する人が少ない

利用する人は確かに50代以降が少ない傾向がありますが、Twitter、Instagram に関しては、30代から上に行くに従って少なくなっています。
ツイッター、インスタは基本が公開型のSNSでアイデンティティよりもコンテンツが重視される、つまり発信する人にとって都合が良いSNSと言えるため、30代以上は発信する人が少ないのではないか?と考えることが出来そうです。
アイデンティティとコンテンツに関しては別に記事を書いていますので、そちらもご覧ください。

なぜ50代以上で利用者が少なく30代以上で発信者が少なくなるのか?

1. 忙しい

働き盛りの年代(30~50代)は、仕事でSNSを使う自営業や会社経営者を除く会社員は、仕事が忙しくてなかなかSNSで発信する時間が持てません。

逆に note は、こちらの記事によるとビジネスパーソンの利用が多いらしく、20~40代が多いという状況のようでした。

2. めんどくさい

50代ぐらいになると「めんどくさい」という感覚が出てきます。
細かいことをやるのがめんどくさい、新しいことをやるのがめんどくさい。
SNSをやる、SNSで発信するということの面倒くささってあるんですよね。

3. 小さな文字が読めない

僕自身も50歳になる辺りから、文字を読むのがしんどいなと感じることがありました。僕は昔からずっとパソコンで仕事をしていましたが、同級生などはそうじゃないフツーの人が多く「パソコンの文字を見るのが辛いよ」って言う人もいました。

個人的な話として、いつも目から決まった距離にあるディスプレイを見続けていると、焦点距離がその辺りに固定されるんですよね。
近視とか遠視とかいうより「その距離でないとよく見えない」という現象が起こります。そういうことに気づいたのも、50歳前後でした。

4. リアルが充実してくる

僕なんか別に充実してないですけどね(笑)
主に仕事や趣味の世界を通じて、人のつながりが増えたり濃くなったりしてくるのが30、40代以降じゃないかなと思います。
なのでそういう人とネットでも繋がっておくために SNS を利用する人は多いかもしれませんが、あえて発信して仲間を増やそうとかいうところまで行かない感じです。
同窓生を集めたがる人はいますが(笑)

ということで、以前ブログをやっていたときの感覚では、40代ぐらいでは同年代の共感を集めやすいし反響もあるのですが、50代ぐらいになるとリアクションが得にくくなってくる気はしました。

5. 世代的困難性

インターネットを一般の人が利用するようになったのは Windows 95 がインターネットに標準対応してからです。
Windows 95 が発売されたのが文字通り1995年なので、今(2020年)からだと25年前です。仮にその頃35歳だった人は、今は60歳。
スマートフォンである iPhone が登場したのは2007年なので、その頃35歳だった人は、今は48歳。
SNSであるFacebookが注目されたのが2010年頃なので、その頃35歳だった人は、今は45歳。

最初の頃はネットは「パソコンオタク」がやるものというイメージが強かったので、一般の人や女性がネットに親しむようになったのは、スマホの登場、あるいはSNSの普及あたりからではないかと思います。
なので、それ以前の世代の人はネットが身近ではなかったので、感覚が身についていないんですね。

SNS別の印象

冒頭のデータを見ながら各SNSでの僕の印象を書いておきます。

1. Twitter

20代が多いSNSですが、僕がフォローしている人やフォロワーを見ていても、数字よりも50代以降は少ない気がしています。やはり発信している人が少ないのかも。
他のSNSと比べるとどんどん発信するメッセージ性の強い攻めのSNSだと思います。

2. Instagram

20代が多いSNSですが、年代別の落差が比較的少ないSNSですね。
このデータでは男女別が分からないのですが、全体的に女性が多いのではないかと思われます。Twitterに比べるとメッセージ性はありませんが、発信することが楽しい攻めのSNSだと感じます。

3. TikTok

10代が多い特徴的なSNSですが、僕の印象ではコンテンツというより「自己発信」の特性が強くて、これによって人間関係を構築したり、教養を身に付けたりするようなものではない感じなので、メリットを考える大人には参加する動機があまり無いような気がしています。

4. YouTube

40代が多いSNSなんですね。
テレビに似たところもあり、文字を見なくてもいい(笑)ので、年配の人には易しいかもしれないですね。あとビジネス利用が多そうに感じます。
僕はもっぱら音楽を聴くためにだけ使っています。発信はプレイリストぐらいです。

5. LINE

40代が多いSNSです。僕はLINEをやっていないので外からの印象ですが、家族や友人との連絡用で使っている人が多いイメージです。子供(や高齢者)を見守るために親が率先して使っているとか。
だから発信に使っている年配の人は少ないんじゃないかと想像しています。
海外では普及していないので、同じような目的は Facebook を使うようです。

6. Facebook

30代が多いSNSです。お互いが友達になってからやり取りをするクローズドなSNSで、前述の「アイデンティティ」が重視されるSNSだと言えます。
ビジネス利用が多いと言われますが、直接的に商品やサービスを宣伝するために使うというよりは、仲間を集めて商品・サービスへの理解を促していくような攻め方をするSNSだと思います。
もちろん、ビジネス外の利用者も多いはずですが、真の友達や、同級生などと繋がるケースが多いだろうと思います。情報もその中でのやり取りになります。
YouTubeと同様、受け身でも楽しいSNSだと思います。

ということで、年々、同志が減っていく自分にとっては、SNSで発信する目的がだんだんと「若者へのメッセージ」に変わって行っている今日このごろであります。

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