歌詞の脳内和訳ヘタクソ選手権
美容院で髪を切ってもらっていたとき、BGMに知らない英語の歌が流れていた。
他にやることもなかったので、なんとなく曲に耳を傾けてみる。
って。
ダッッッッッセ!!
自分で歌詞を翻訳したらダセェ!
超ダッセェ!!
(注:元の歌がバレたら気まずいので、歌詞は変更しています。)
もともと、洋楽はあまり積極的には聴くほうではない。
これは、自分の脳内和訳が下手くそすぎて興ざめする瞬間があるせいだ。
洋楽においては、歌詞が何を言ってんだかわからんような曲を好んでいた。
中学生の時、Queenのキラー・クイーンが好きだった時期があった。
あれも歌詞が(当時の自分にとって)聞き取りづらかったから、好きだったのかもしれない。
歌詞が分からなかったからこそ、曲にのめり込めたとも言える。
邦楽も同じ傾向がある。
あるグループの曲を聴いたとき、ものすごく歌が上手いのに歌詞がびっくりするほど幼稚に思えた。
愚直な歌詞が人の心を打つこともあるが、このグループの歌詞は幼すぎて違和感を覚えた。
メロディーは完璧なのに、大変もったいない。
いや、歌詞のセンスクソダサ人間が偉そうに言う資格ないけどさ。
英語の歌自体は、「学びのきっかけ」になるから良いんだよ。
学校の授業でビートルズやらカーペンターズやら聞かされて歌わされたけれども、あれも無駄にはなってないなと思う。
歌詞で習ったフレーズは、20年以上経った今でも案外覚えているものだ。
カーペンターズのYesterday Once Moreなら、今でも歌詞をそらで言える。
エービーシャララララーエービーウォウウォウ~
これを聴くと学校へ行こう!のアレを思い出す人は、多分みんな同世代。
アレなんだっけ? あのコーナー。名前が出てこない・・・
(A.「未成年の主張」)
あ、ちょっと待てよ。
英語の歌だと無意識のうちに翻訳してがっかりする癖がある。
なら、知らない言語の歌を聴けばいいのでは?
そしたら今度は、似ている日本語に当てはめてしまうんだよ。
マイアヒ~マイアフ~でお馴染みの、恋のマイアヒ。
「脱線してんの さらに肉」って何?
「並フェイス 大きい筆入れ」って何ー!?
アレと同じ現象を起こしてしまい、やはり歌に集中できなくなるのだよ。
空耳歌謡もマイアヒ並みに極めるとおもろいんだけどね。
つまり何が言いたいかってーと。
歌詞の翻訳をする人ってすげぇな、って思うのです。
単に英語ができるだけじゃダメなんですよ。
国語力やセンスも要る。
そうでないと、冒頭のようなクソダサフレーズが爆誕してしまうから。
どれ一つ欠けていても素敵な歌詞が生まれない。
【英語力✕国語力✕センス=すげぇ】なんですよ。