よーじ

あぶらとり紙は売ってません。油ならたまに売ってます。

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  • 大河2023感想まとめ

    大河にツッコミ続けるだけの記録

  • 保健所2020【完結】

    例の感染症に翻弄されたド文系事務職員の回顧録まとめ

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#24 医療従事者「じゃない」人たち

「医療従事者に感謝を」 このフレーズを何度聞いたことか。 この3年以上にわたる大騒動の中、世の中が日常に近づくように働いた人は、病院の人だけではないのです。 病院で働く人以外にも、他に感謝を向けるべき人はたくさんいました。 例えば、検査機関で働く方。 陽性なのか陰性なのかは、検査をする人がいないと何も始まりません。 まさに縁の下の力持ち。 私が保健所で働いていたとき、患者さんから採取した検体(だ液など)を衛生研究所に送って、検査を頼んでいました。 ですが陽性者が

    • うまいが怖い、生の食べ物

      刺身に、卵かけご飯、新鮮な生野菜に果物。 生の食べ物は、なぜかどれも美味しい。 「生○○」という商品があるとつい惹かれてしまう。 だが自分にとって、許せない生料理もある。 それは、「鶏刺し」だ。 鶏刺しを食べたことはないのだが、とても食べられそうにないのだ。 「この~食わず嫌いが!」と言われそうですが、そうじゃない。 何度かここに書いてきたが、自分はかつて保健所で勤務した経験がある。 当時参加したある研修で、生肉由来の食中毒の話を聞かされたのだ。 食中毒の被害

      • 結局は、自分の態度次第なのだ

        自慢じゃないが、中学生の頃の自分は、学校の成績だけは割と良かった。 通信簿の主要5教科の評価は、5段階中オール5をキープしていた。 中学3年の1学期、これまでずっと5だった社会の成績が4に下がった。 テストでは毎回90点以上を維持していた。 授業も無遅刻無欠席。 それなのになぜか社会だけ、最上位の5から4へと落ちたのだ。 通信簿を塾の先生に見せたら「何をやらかしたんだ?」とツッコまれた。 やらかしてねーよ。心当たりは全くない。 これが中学1、2年だったら次で挽回す

        • お前らいい加減絶滅しろと叫びたい5月

          今日は割と真面目な話。 世界中を引っかき回したあの憎きウイルスが5類に移行されてから、5月8日で一年が経ちます。 自分は今のところ感染はしていません。 それなのに何故ここまでヤツを憎んでいるかというと、当時、感染症の仕事に携わるようになったからです。 携わるようになったというより、 巻き込まれて関わらざるを得なくなった状況でした。 そこで人生観がガラッと変わりました。 人の弱さ、醜さを嫌というほど見てきました。 価値観のズレ、失望。 こんな人になりたい、なりた

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        #24 医療従事者「じゃない」人たち

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          スマートデバイスは首ではなく、「腕」に

          最近、首や肩にスマホを引っさげている人をよく見かけるようになった。 「え、今さら?」と思われるかもしれないが、なにぶん流行には疎いもので…… かつて自分も、仕事でPHSを首からぶらさげていたが、それがスマホでも実現できるようになったとは。 この、スマホを首や肩にさげるための紐は「スマホストラップ」と呼ばれているよう。 携帯電話のストラップというと、かつて若者がファッション感覚でじゃらじゃら大量に付けていたアレを連想します。 アレ、全然見なくなりましたね。 「ガラケー 

          スマートデバイスは首ではなく、「腕」に

          トイレットペーパーの交換をしない人の心理

          ある時、同僚がパートナーの愚痴を言っていた。 「トイレットペーパーの交換をやってくれない!!」と。 それを聞くと、肩身の狭~い思いをします。 ゴメンナサイ…… 自分も実家暮らしのとき、それでよく親に怒られたものです。 というわけで、トイレットペーパーを替えない側の人間の心境を思いつく限り書き出します。 家族や同僚にペーパーを替えてほしい人の参考になればと思います。 トイレットペーパーの交換をしないにも、厳密にいうと2種類あるんです。 「中途半端な量のペーパーをそ

          トイレットペーパーの交換をしない人の心理

          背の高い棚には、下の段に重い物を、上の段に軽い物を収納する。 すると、家具が倒れる確率を少し下げられる。 無料でできる防災対策としてオススメだ。壁や天井を傷つけないから賃貸でも◎ え? 物の入れ替えができないくらい棚がパンパンだって? これを機にいらないモンは処分しようぜ!!

          背の高い棚には、下の段に重い物を、上の段に軽い物を収納する。 すると、家具が倒れる確率を少し下げられる。 無料でできる防災対策としてオススメだ。壁や天井を傷つけないから賃貸でも◎ え? 物の入れ替えができないくらい棚がパンパンだって? これを機にいらないモンは処分しようぜ!!

          「もし部下が『やる気』をなくしたら」を読んだ

          就職して10数年が経つ。 若手の頃と比べて、後輩や部下との関わりが増えてきた。 同時に、彼らとの接し方で困ることも増えてきたので、この本を買ってみた。 もし部下が「やる気」をなくしたら リーダーが1年目に学びたいこと 本の冒頭で、 「部下を育てることが得意だという人が少ないのは、部下の育て方を体系的に学んでいないから」 といったことが書かれている。 確かに、後輩や部下との接し方は研修でもあまり教わらないから、どうしても我流になりがちだなと納得した。 この本には、「自

          「もし部下が『やる気』をなくしたら」を読んだ

          儀礼的な付き合いをやめてみる

          「お中元離れ」、「お歳暮離れ」という言葉を聞きました。 ナンタラ離れというとネガティブな印象がありますが、時代とともに人との交流のあり方が変わるのは自然なことです。 人とのやり取りの中で、本当に必要なものかどうかを考えて見直していく。 ナンタラ離れも、悪い面ばかりではないと思います。 ところで。 「バレンタイン離れ」ってのは、ないんですかね? いや、決してリア充爆発しろ的なことを書きたいのではないんです。断じてない。 でもティーンエイジャーの頃、感じた人もいるで

          儀礼的な付き合いをやめてみる

          2週間で身につけたことは、2週間で忘れる

          2週間かけて、あることを学びました。 その後何もせずに2週間が経てば、学んだことは完全に忘れ去られるのではないでしょうか。 ───これって、トリビアになりませんか? 大学時代、知人が簿記3級を受験しようとしていた。 就活に備えて履歴書の空白を埋めたいからという、何とも残念な動機で受験を決めていた。 彼が試験勉強を始めたのは、なんと試験本番の2週間前だった。 「2週間やれば受かるって聞いたからwww」とヘラヘラしている。 たしかに「2週間で受かる!ナントカ検定」みたい

          2週間で身につけたことは、2週間で忘れる

          受験生が安心して聴けるサクラソングを探してみる

          200X年、自分が大学受験をしていた年のこと。 息抜きがてら音楽を聴いていたら、ある曲の歌詞に「桜が散っている」描写がなされていた。 ワァオ、やっちまった! 受験生にとって「サクラサク」はめでたいワードですが、「サクラチル」となると一転、不合格を伝える電報になります。 「すべる」「落ちる」は受験生の前で禁句というのは有名ですが、サクラチルも避けるべきでしょう。 その一方、サクラソングのリリースと受験シーズンが重なることもあります。 サクラソングは桜が散る歌詞もそこそ

          受験生が安心して聴けるサクラソングを探してみる

          ココに登録して2年が経ちました

          すんません。 厳密にいうとあと数日で2年が経つところです。ちょっと盛りました。 あっという間ですな。 昨年の今頃、2022年に作成した記事を見返していましたが、今年もいっちょやってみますか。 2023年に書いたものの整理&ご紹介。 せっかくなので、なるべく自分がどんなヤツか、雰囲気が掴めそうな記事を載せていきます。 まず、昨年にあったこと。 ココに登録するきっかけとなった話を、最後まで書き終えました。 例のコの字の感染症が猛威を振るっていた3年前。 保健所で働い

          ココに登録して2年が経ちました

          大河感想④ どうする家康を最終回まで振り返る(37話~)

          人生で初めて大河ドラマを見ました。 1年間、最初から最後まで欠かさず通して視聴できました。 結論から言うと、大変面白かったです。 事実は小説よりも奇なりではないですが、史実を基にしているからこそ驚くことが多々ありました。 意外な人が意外な場面で、意外なことをやっていくので、なかなかスリリング。 フィクションだと「こんな超重要キャラが途中退場することないやろ」なんて思いがちですが、そんなものは通用しません。 主人公補正はあれど、主人公の身内補正は無い。 死ぬときはあ

          大河感想④ どうする家康を最終回まで振り返る(37話~)

          クレーマーよ、紳士であれ

          クレーマーって、嫌ですよね。 先日、レストランで久々に遭遇してしまいました。 クレーマーというと、店員に対して怒鳴り散らすイメージがありますよね。 そういった絵に描いたようなクレーマーじゃなくて、すごく静かだったんです。 最初はクレーマーがいると全然気づかなかった。 店員と常連のお客さんが談笑してるのかな~くらいにしか見えなかったんです。ホントに。 でもよくよく聞き耳を立てると(立てるのもアカンか)、客側がキツイことをくどくど言っていた。 他人にとっちゃどうでも良

          クレーマーよ、紳士であれ

          試行錯誤する、ということ

          昨年に書いた記事で、何となくボツにしたものを掘り返すの巻。 自分が高校生だった時の話である。 ある年、母校の体育祭の種目に、玉入れが導入された。 導入のきっかけは不明だが、綱引きやリレー、騎馬戦といった種目一覧に、玉入れが平然と並んでいる。 小学校の運動会でおなじみの玉入れが。 いやいや僕らもう高校生ですよ? 今さら玉入れなんかやれと言うんですか!? と、かすかな反発を覚えた。 だが無情にも自分は足がそこまで速くないため、玉入れ担当に回されてしまった。 そして当

          試行錯誤する、ということ

          プロポーズ100万回は実現可能なのか

          職場の同僚と喋っていたとき。 私「昔のドラマでさ……アレ、何てタイトルだっけ? 100万回のプロポーズみたいな……」 同僚「『101回目のプロポーズ』だよ(笑)」 うっわ恥ずかし! 素で間違えた。 なんやねん100万回のプロポーズて。 さすがに多いわ。 100万回生きたねこもビックリやで。 しかしながら、この「100万回のプロポーズ」。 数十年かけていけば実現可能なんじゃないか? 実に無意味な作業だとは承知のうえで、検証してみた。 20歳から60歳までの40年

          プロポーズ100万回は実現可能なのか