プロポーズ100万回は実現可能なのか
職場の同僚と喋っていたとき。
私「昔のドラマでさ……アレ、何てタイトルだっけ? 100万回のプロポーズみたいな……」
同僚「『101回目のプロポーズ』だよ(笑)」
うっわ恥ずかし! 素で間違えた。
なんやねん100万回のプロポーズて。
さすがに多いわ。
100万回生きたねこもビックリやで。
しかしながら、この「100万回のプロポーズ」。
数十年かけていけば実現可能なんじゃないか?
実に無意味な作業だとは承知のうえで、検証してみた。
20歳から60歳までの40年間で、プロポーズを100万回すると仮定。
毎日プロポーズし続けるとすると、100万回÷40年→1年あたり25000回。
25000回÷365日→1日あたり約68.5回のプロポーズを発する結果になる。
完全にやべえやつだ。
1日68回プロポーズはやべえ。ツイッターのbotかよ。
あ、単なるお遊びなのでうるう年は計算に入れてません。
条件を変えてみる。
プロポーズ期間を5歳から80歳までとして、計算をやり直す。
「ナントカちゃん、ぼくとけっこんして!」から、「ワシと結婚してくれんかのう」までの75年。
すごいね、映画化決定!
同様に計算すると、1日あたり約36回のプロポーズに。
これもお遊びなのでうるう年は以下略。
ちょっとマシになるかなと思ったが、やっぱりbot感は健在。引き続きやべえやつだ。
まーーーぁ1日68回プロポーズはないにしても、「LINEを1日68回送る」くらいなら現実でもあり得るかもしれない。
下の調査結果では、2.8%の人がLINEを1日50回以上送信しているらしいですし。
出典
そうなると、超ヘビーユーザーなら1日あたり68回≒一生で100万回LINEは成立しえる。
LINEのサービスが40年も続くかどうかは、また別の話ですがね。
これがLINEではなくメールならどうか。
別の調査結果によると、仕事で使うメールは1日につき66.87通受信しているらしい(2022年)。
出典
それならば40年間で約97万通。
やや強引だが四捨五入すれば「100万通のビジネスメール」、これもあり得る。
休日を考慮するの忘れたけど面倒くさいからもういいや。お遊びだし。
メールも100万通も送られると、一個一個を真剣に受け止めなくなりますな。
どれだけ懸命に考えて送信しても、相手にとっちゃ100万分の1。
そう考えると、営業メールなんてもうやってられないですよね……(泣)
それはそうと。
「100万回のプロポーズ」、なんて字面だけ見るとロマンチックですが、やっぱり現実的にはあり得ないものだと分かりました。
当たり前か。
やっぱり言葉ってのは、ここぞというときにガツンと発信してこそ生きるモノ。
1日数十回もポンポン投げるじゃない。
ブログだってSNSだって、機械のように同じことを何べんも繰り返して喋る人なんて、嫌でしょう?
それにプロポーズの言葉って、一般的にはとてもシンプルじゃないですか。
(したことないから知らんけど)
「結婚してください」とか、
「幸せにします」とか、
「一生一緒にいてくれや」とか。
(突然の三木道三)
端的に簡潔に、核心をつくような。
プロポーズ並みに心に残るような。
そういう言葉を発することができる人になりたいものです。