大河感想④ どうする家康を最終回まで振り返る(37話~)
人生で初めて大河ドラマを見ました。
1年間、最初から最後まで欠かさず通して視聴できました。
結論から言うと、大変面白かったです。
事実は小説よりも奇なりではないですが、史実を基にしているからこそ驚くことが多々ありました。
意外な人が意外な場面で、意外なことをやっていくので、なかなかスリリング。
フィクションだと「こんな超重要キャラが途中退場することないやろ」なんて思いがちですが、そんなものは通用しません。
主人公補正はあれど、主人公の身内補正は無い。
死ぬときはあっさり死にます。
・・・
瀬名のことだよ瀬名ァ!!
アンタはどう見ても最終回まで生き延びて家康を看取りながら「おやすみ、白兎」とか呟いて視聴者の涙を誘うポジションだろ!
どうして逝ってしまった……
このように、歴史好きな人には周知の事実であっても、自分にとっては衝撃の展開がいくつもありました。
(穴山梅雪の最期や、石川数正の出奔などもそう)
歴史に詳しすぎなくて良かったかもしれません。
まぁ家康が主人公な時点でハッピーエンドと分かってはいたので、安心感はありましたがね。
もともとは歴史の知識を付けたいとか、職場の人との話題作りとか、不純な動機で見始めたドラマでした。
知識がついたかどうかは微妙だし、職場では全く話題にならなかった(去年の大河は盛り上がってたのに……)。
それでも、そんな邪な目的を忘れるくらい楽しい一年でした。
これまでは歴史の教科書に、淡々と事実だけ書かれてきた武将たち。
そこに表情や心境が肉づけされている。
それも面白さの一つなのかと思います。
「そのように見えておったのか~」とか、「ワシはあんな事言っとらん!」とか、彼らも黄泉の国でやいのやいの言ってたりして。
以上!
ついでに、今まで書き続けていた各話へのツッコミ感想を足しておく。
あ、すごく長いのでさらっと読み飛ばしちゃってください(笑)
前回は36話まで書いたので、その続き~最終回まで。
37話 サンドバッグと化した色男
家康の転勤&家臣団の卒業式。
みんなにボコられながらも場をまとめる忠世さん、マジ色男。
で、ひとりだけ城貰えなかった半蔵。
なんでわざわざ呼んだん??
38話 次回、秀吉死す(ガチ)
中国語を話す茶々、天井から降ってきた大鼠ちゃん、突然現れてなんか良いこと言って去った元将軍。
色々あったけど次回予告のサブタイトル「太閤、くたばる」が全部かっさらっていった。
言い方ァ!!
39話 #えびすくいForever
…というハッシュタグが家康役の人のインスタに出現したとか、しないとか。
先週の「味よしの瓜」がえびすくいにとって代わられることを危惧したが、それは避けられそうでホッとした。
40話 日本史で五大老覚えるのが苦痛だった勢
なので、五大老・五奉行と聞くだけで頭痛がします。
純真すぎる石田三成にあの女狐茶々をかけ合わせたらアカン。
……ほらぁー! アカンことになったー!
41話 落っことしたトイレットペーパーみたいなクソ長い書状
アレがかの有名な直江状なのか、なるほど。
めんどくさっ!
2代目四郎次郎さんも登場。
父そっくりだが、ゴンブト眉毛にして父との差別化を図った模様。
42話 真田のじいじ
この時代にじいじってワード存在したの?
という疑問はさておき。
義父にも負けずじゃじゃ馬(稲)が奮闘してた。さすが。
「千代さんアンタ、初期から全然見た目変わらないな。魔女?」
感動シーンなのにこんな感想抱いてしまった僕を許して。
43話 茶々様のビンタを食らい隊
お堅い阿茶さんでも、こんな台詞吐くんですね。ちょっと安心。
陽気な小西行長、おにぎり大好き吉川広家、ビンタされる毛利輝元。
みんなとっても魅力的です(笑)
44話 秀頼クン、身長伸びてよかったね
秀吉より低身長で終わったら茶々が赤っ恥だったもんね。
於大の方、家康が寅年でなく兎年であることを、とうとうバラしおった。
墓場まで持ってくべきだったんじゃね?
45話 メイクさんの技術力よ
まさかの氏真再登場。若い頃と同じ役者さんってマジ!?
全然わからなかった。
皆から凡庸、凡庸、偉大なる凡庸と、ずーっと言われ続けてさすがに凹んだ秀忠クン。かわいそう。
46話 Q:鉛筆を英語で言うと?
A:ぺんすう。平仮名で書かれると脱力しますな。
戦場でコントすんな。
47話 真田のじいじJr.
真田信繁がずっと無言なのが不気味。こいつ、まさかラスボスか!?
一方、徳川のじいじ家康。
孫(千姫)にぺんすうを送るもまさかの受取拒否で、母ちゃん大号泣。
ぺんすうが悲劇のアイテムになってしまうとは……
48話 最後はみんなで! えびすくい!!
やったぜ。最終回はえびすくいエンディングだと信じてたよ。
「おやすみ白兎」はさすがに言わなかったけど、本当に瀬名が登場しました、お迎えに。
かつて「父上が死ぬのが怖い」とメソメソしていた秀忠クンが、ついに将軍として哀しいお仕事を。
秀忠クン大丈夫、君ならできる。
君たちの奮闘のおかげで徳川幕府は15代も続くんだ。
未来の俺達が保証するぜ!
今度こそ以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
よっし、みんなで家康のお墓参り行こうぜ!!