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2017/04~2017/09にかけて書き綴った詩のような。散文のような。
ライターとしてではない。一個人、”私”として書こう。
誰の目も気にしない。私は私の思ったままを、感じ…
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#価値観
人間なんて〇〇だから―Side D―
人間なんて、所詮は別々の生き物で。
同じような境遇、同じような経験、同じような立場
共通項を持っていたって、同じ人間にはならない。
誰もが違う考え方を持っていて、
誰もが違うことに魅かれ、
誰もが違うことに怒りや悲しみを覚えて。
自分の物差しこそ正義。
思い通りにならないなら排除すればいい。
理解を示さないというなら攻撃だって厭わない。
従わないなら屈服させるまで。
誰もが違う
人間なんて〇〇だから―Side S―
人間なんて、所詮は別々の生き物で。
同じような境遇、同じような経験、同じような立場
共通項を持っていたって、同じ人間にはならない。
誰もが違う考え方を持っていて、
誰もが違うことに魅かれ、
誰もが違うことに怒りや悲しみを覚えて。
駅で電車を持つサラリーマン。
仲間と笑い合いながら登校する学生達。
重そうな買い物袋を下げて歩く主婦。
神社で静かに手を合わせる老人。
誰もが違う人間
続く眠りと終わりの死
彼は言った。
「眠りは死と似ている」のだと。
眠りの世界に落ちれば、起きている時のような意識は無くなり、
心も体も無の状態になる。
それが、死と似ているのだと。
けれど、眠りから覚めれば、また新たな一日を迎えられる。
それが幸せに満ちた日になるか、涙する日になるかはわからないけれど、
必ず新たな一日を迎えられる。
死はどうだろうか。
死を迎えたら、もう新たな一日が訪れることはない