見出し画像

言ったもん勝ちだとしたらいじめもそうなの?怖。モヤモヤを書き連ね13,340文字。(2023/08/26追記

私の幼馴染は悪いやつではない。
むしろ優しい。
言うて昔から「あ?」て衝突して
喧嘩することはあったけど、でもそれは割とふつうのことだとおもう。むしろ健全。

喧嘩のタネの言動は、
環境、立場、家庭、思春期、いろいろな事情が複雑に絡みあったものだったと今なら分かる。
特に幼馴染は環境が特殊だったと思う、
きょうだいが自閉症だったから色々と人に言えない悩みもあったかもしれない。

そんなだったから、まだ自分の感情すらうまくコントロールできない子供同士が、ましてや他人と意見が衝突したときなんて、自分の感情や気持ちをどう整理付けていいかなんて全然分からなかった。
どうしてあのときそんなことを言ったの無視したの。私の気持ちを考えてよって何度も思ったし、何度も押し殺した。耐えきれなくなったらガーッ!って反撃して衝突した。
でも運がいいことに、その子とだけは衝突だけで終わらなかった。あとからまた普通に友達として関われた。
それは向こうの理解と私の理解があって、プラス運が良かったのもあると思う。
でもそういうのは衝突しなければわからなかったし、
喧嘩や衝突があったから、気持ちにどう整理をつけたらいいのか段々分かってきた。何回も喧嘩したから、忌憚のない言葉を交わすことができる今の関係が構築できたと思う。
衝突から逃げてばかりだったら、いまの関係は構築できていなかっただろうと思う。
そんな彼女は私の結婚式で私より泣いていた。挙式から始まって披露宴の最後までずっと。最後にプチギフトを手渡しした時も、両手で受け取って、低く低くお礼をして帰って行った。


だから、
そんな幼馴染がいじめなんてするわけがない。
するような奴じゃない。断じてない。そんな器用なことできるやつじゃない。

何回もぶつかったから分かる。

自分が似たような経験をしてるから
誰かをとぼしめたり、いじめをしたりするような人格ではない。クラスの中心で騒ぐような性格ではないけど、ただひたすらに静かに自分のやるべきことはやって、楽しむことは楽しんで、弱音を吐かない子だった。
神経質といえば神経質だった、私とはまた違ったタイプの。そして一歩引いて様子を見る冷静な面もある。要は賢い。
たまに無神経なところがあるけども、それもあとから自分で気付いてシュンとできる子

無神経だとかなんだとか、誰にでもある性格の欠点が、
きっとすごく一番発揮されてはいけない場面で
一番目立ってしまった。さらにそれを止められる分別のある人もたまたま周りにいなかったとしか思えない

高校のときの同級生のAちゃんが、

私の幼馴染に『いじめに遭った』


と、そこかしこでぶちまけてるらしい。


は???????????????????


(΄◉◞౪◟◉`)




幼馴染単独ではないが、幼馴染を含めた数名に「いじめ」に、「仲間はずれ」にされたと。

noteやら Twitterやらでぶちまけて、すごいバズったらしい。私も読んでみた。すごいたくさんのフォロワーとスキがついていた。3000フォロワーですって。
すごいですわねえ。
いや確かにすごく読みやすい。そういえば昔から文章がすごく上手な子だった。人に読ませる文章で、説得力があって、共感しやすいものだった。
それは長所であり才能だが、今回においては厄介そのもの。

彼女の性格を考えると、申し訳ないがどうもきな臭い。いじめだったの?本当に?
仕方ないことだけど、簡単に「スキ」を押して共感する、リアルで繋がったことのない単なるnoteのその子のフォロワーは分からないだろうけども…

いじめの内容というのが詳しく書かれていないので分からないが、
バズった影響か、当時Aちゃんと一緒にいた仲良しグループのうちの1人の耳にも入って、当時のことをAちゃんに泣きながら謝ってきたらしい。
それもnoteに書かれていた。
「なんでも書くなあ…」とおもった。ちょっとモヤっとした。どうしても心の内に秘めておくことができないほどAちゃんは傷付いたんだろうなとは思う。
でも何に傷付いた?信じてたのに裏切られたこと?自分がはぶかれたこと?声をかけられもしなかったこと?
自分を置いて周りだけ楽しんでいたこと?…そもそもだけど、あんたらそんなに仲良かった?クラス違ったからなんとも言えんけど。

そして一体だれに報告しているんだろうか。フォロワー?フォロワーの中には当時の高校の同級生もいるらしいので、少しは見てほしい気持ちもあったんだろう。
じゃないとそんなことはしない。「あっ!フォロワーに同級生いるの忘れてた!」みたいな抜けてる子でもない。Aちゃんは。
それで人伝いに幼馴染の耳にも入ってきたんだろうけども。
なんだろう、
自分はこんな酷いことをされたんだ、と誰かに認めてもらいたい!という気持ちが溢れていた。
認めてもらいたいだけなのだろうか。(それなら気持ちはちょっとわかる)
謝ってほしいわけではないと思う。
…当時話を聞いてくれる親や友達がいなかったツケが、この10年でどんどん大きくなってしまった印象をじゃっかん受ける…
神聖化の真逆の悪魔化(??と言えばいいのかわからん)が起きているような。

noteで見る前に話は幼馴染から聞いていた。もう5年くらい前か。内部事情。
その「いじめ」とやらの全貌はおそらく、

卒業旅行にAちゃんを誘わないで行ったことで。

ここだけ聞くと完全に幼馴染たちが悪者である。それはわかる。
だけど、幼馴染視点だと、もともと別の6人くらいのグループでLINE作ってよく遊んでたそうで、
件のAちゃんは学期の途中から「仲間に入れてー」
と入ってきたから、Aちゃんを加えたLINEグループを
元あったグループとは別にもう1つ作ったと。

つまり6人のLINEグループと、
Aちゃん含めた7人のLINEグループが爆誕したらしい。

…そもそもそこなんだが、同じクラスなんだしその元のグループにAちゃんを突っ込みゃいいと思うんだが、そんな手っ取り早いことをあえてしなかったというんだからもうきな臭い。その時点ですでに色々と煙が立っているのである。煙たすぎる。
入れたくないけど渋々入れてあげたと捉えられても無理はない。ていうか十中八九そうだろ。
それか悪口書いてたろ。

それに全く気付かなかったAちゃんもなかなかの強者である。まあ気付かないか?それとも分かっていたのか?卒業まで期間限定の妥協の付き合いだと、ある程度割り切っていたのか? 打算的なAちゃんはたぶん後者だ。
みんな表面上は普通に接してたのかな。内心ではいろいろと我慢しながらも。
そりが合わないAちゃんを仲間に入れてあげたのは、
幼馴染たちの優しさだったのかもしれない。それもとても残酷な。

私的には「いや……旅行誘ったれや…」とも思うんだけども、私はAちゃんの性格を中学の頃から知っているので、一緒に旅行というのは結構勇気がいることなのは理解できる。なぜなら端的にいえばすごくワガママだったから。
後々書くが、中学で同じクラス、高2で一緒に行動していた私でも「なんかちょっとめんどくせえなこいつ」と思ったほど。

んー…でもなあ、これはプライドの高いAちゃんに恨まれても仕方ないっちゃ仕方ないとも私は思う。
所詮LINE全盛期の高校生だから、幼馴染たちは、そのもともとのグループとやらに何らかの思い入れやこだわりがあったのかもしれないが。
でもそこにAちゃんを入れなかったという判断は浅慮。考えが浅い。
ライングループに入れないなら入れない、で、前使ってたグループはもう使わないか、
Aちゃんを受け入れたならもう覚悟して嫌なとこは嫌ってしっかり伝えて7人で行動するか…。
まあそれができないのが高校生か…。

私だって仲良くなったと思っていた人たちに同じことをされたら嫌だ。
自分以外が全員入っているLINEグループが別にあって、しかも自分の知らないところで稼働している。それは大人になった今でもちょっと嫌だなと思う。
(大人になってから職場でされた経験者は語る😚ちなみにぱわはらでした)
毎日顔を突き合わせて、連れションなりお弁当なり移動教室なり、ことあるごとに「他人と一緒に行動」することを余儀なく強要される学校なら尚更だ。

先を考えていない。

AちゃんもAちゃんでよく分からない。孤独感とプライドゆえ余裕がなかったかもしれない、とはいえ、縋った居場所がそこかーい!て正直思うところもある。
なんか過去にそのメンバーと色々あったみたいだから。
ちゃんと謝ったの?自分がしたこと分かってるの?立場もお分かり?的な。私が口出すことじゃないんだけど。

で、件の卒業旅行はいろいろな事情や思惑があったにせよ、
そのAちゃんが入ってくる前のメンバーだけで
旅行に行ってしまったのはまごうことなき事実で、
それはつまりAちゃんだけ仲間はずれにしたのと同義で。
どうやってAちゃんの耳にその事実が入ったのかは知らないけど、遅かれ早かれバレていたことだ。

悪いけど、それはAちゃんに対して無神経な行為だと、
当時新卒でみんなより2年早く就職して社会にもまれて尖っていた私は、幼馴染に相談を持ちかけられたときに内部事情も知らずにバッサリ切ってしまった。

それと、「ああ…この人の無神経さがここで出たか…」と思ってしまった。きっと幼馴染には本当に悪気はなかったと思う。先ほども書いたが、この人にはそういうところがある。でも悪気がなかったとはいえ、それはあまり褒められた行為ではない。
幼馴染も、何年経っても時折りその話を持ち出していろいろ言ってるのはやっぱり気にしてるっていう証拠だし、多少罪悪感があるのだろう。
というかそのまたあとにその事件の内部事情を知ったので後々書くが、幼馴染は『Bちゃん』という子を無意識もしくは意識的に守ろうとして、そうした行動に出ちゃった可能性が高い。
今更ですが、内々事情を知らないでバッサリ切ってしまったことを後悔しています…


問題は周囲の人間関係にもあったと思う。
まずその当該メンバーは6人くらいいたのだが、Aちゃんを1人除け者にしたことに対して、誰も待った!と声を挙げなかった。そこが謎である。ていうかもうそれがすべてを物語っている。
それでそのあと泣きながら謝ったという子は、生粋のいい子か計算で謝ったかアホか

なんとなくその6人のメンバーの性格は分かる。わたしと元同じクラスの子もいたし、気が優しい子たちばっかりだったなと思うけど、優しさゆえの鈍さもそこはかとなくかほりました。
でも、「あいつうざいから呼ばないどこーぜ」みたいな邪悪な空気を持つ人たちではなかったし、1人仲間はずれにする、ということに対して少なからず罪悪感を感じられる心のある人たちだと思った。
理由はどうあれ後から泣きながら謝るくらいだし。
となると考えられるのは、
そんな温和な人たちに本当に嫌われていたorあえて呼ばなかったにふさわしい理由があるか。

たぶん若干前者もあると思うが、
後者だとおもう。なぜか。
Bちゃんの存在である。
これは邪推だが、明らかにAちゃんのことを排除したい気持ちがあった唯一の人間が、Bちゃんだったと思う。
周りも事情を知ってか知らずか、BちゃんからAちゃんを遠ざけようとしたのかもしれない。
そしてさっきも書いたが、
幼馴染はBちゃんを守ろうとしていたのかもしれない。
Aちゃんはたぶん知らないが、BちゃんはAちゃんと離れたかったのである。


高校1年の頃、Aちゃんといつも一緒にいたBちゃんだったが、実はAちゃんが苦手で(何があったかは詳細は知らない。語ろうとしない)、
Aちゃんに「付き纏われていた」というのが言い得て妙なところもあったらしい。
でも高2になってもまた一緒のクラスになっちゃって、
担任にすら「無理して一緒にいなくてもいい」と言われるくらいBちゃんは参ってて。
それなのに 3年の時にまた一緒のクラスになってしまった(おい学校💢)
おそらくAちゃんは過剰な依存体質だったのかなと邪推。
2人は部活も同じだったが、Aちゃんは部活内で話した内緒話もすぐ無関係の誰かに口走ってしまうなど、人間関係のトラブルがあったことは当時から聞いていた。

あと、当時はSNSが流行り始めたころだったので、SNSに顔を載せるというのをあまりよく思わない人が今より多数いたなか(現在も危険性自体は変わらないと思うし肖像権の侵害もありうる)Aちゃんは、友人と撮ったプリクラなどを本人の許可なく勝手にネットにそのまま掲載してしまうというトラブルも起こしたりしていた(というのをいま書きながら思い出した)。

恋愛面に関しても、部活内でトラブルがあったとかなかったとか…もなんとなく聞いたこともある。真偽は不明。
なんかトラブルばっかだな…いま思えば。
文才と引き換えに色々なもん落っことしてきてんな…

でも私はAちゃんと中学から一緒なので、そこに関しては「えー!?そうなの!?」と驚くようなこともなくふつうに腑に落ちた。ああ、たしかに〜みたいな。
私の幼馴染も中学から知ってるから、たぶん「だろうねえ…」て感じだったんじゃないかな。

中学の頃も大人数じゃなく、いつも決まった誰かとずっと2人でいるような子だったなあと。ほんでなんかネット上の揉めごとといえばAちゃんみたいな感じでもあったかなあ。あなたはネットに慣れてても周りはそうじゃないのよって言うのが分かってない子だった。
むしろそれすらアイデンティティにしようとしてるようなそんな感じもした、私はネットに詳しいからこのくらい大丈夫だって!怯えすぎ〜!ドンダケ〜!みたいな。(妄想です)
そして女子男子分け隔てなく接する子だったから、少し誤解されやすい面もあったかもなあと。
でもまだ学習してなかったんかい…!

話を戻すけど、Bちゃんはもう、Aちゃんと四六時中一緒にいるのが嫌だった。
もちろん私の幼馴染も、同じクラスになったしそれらの事情を分かっていた。

だから、高2から高3になってクラス替えしたとき、
私以外の 3人は同じクラスになったのに、Aちゃんを避けて幼馴染とBちゃんが常に2人で一緒にいるようになったため、
Aちゃんは1人になり、新しいクラスで新しい交友関係を築けず、浮いてしまったようだった。ずっと1人で本読んでたとかって書いてるし。
…つっても高2の途中からAちゃんは何となく私たちと距離を取り始めたなって記憶が残ってるので、AちゃんはほんとにBちゃんと一緒にいたかった(つまり私たちはおまけ)だけなんだなって今さら思う。
そんな『おまけ』の1人だった私の幼馴染に、Bちゃんを「とられた」んだから、内心めちゃくちゃ怒ってただろうな。
もしかしてそのことも「いじめ」と言っている…??

その卒業旅行事件が起きた高3のとき、
私は別のクラスだったから幼馴染たちのクラスの実情や雰囲気が分からなかったし、傍目にはうちのクラスより全体的に仲が良さそうに見えたのと

てかまあ大人になってから初めてその事件を知ったから、「なんかまだ高校の関係でくすぶってんの…」くらいにしか思ってなかったけど

Aちゃんのnoteにこうはっきりと「当時のいじめ」と書かれているのを今日目の当たりして
初めて、なんだかこうモヤっとしたものがブワッとわきでてきた。

私は幼馴染の味方でありたいから、なんというかこう、多少身贔屓が入ってるのは認める。あといじめはダメだけどそれはいじめというか何というか。
まあたしかに、おそらく理由も言わずAちゃんを避けたであろう行為はAちゃんを傷付けるに十分に値する行為だ。もう高校生だし、せめて口頭で意思を伝えるべきだったかもしれない。いやもしかしたら言ってたかもだけどね。ほんとに内情知らんの。
でも私から見ても、Aちゃんがそれを受け入れられるような器がある人だったとは思えない。
だから、「いじめられた」って
言ったもん勝ちなのか…?と疑問が。
まあ簡単に言ってしまうと、
うーん、ふつうに嫌われてたんちゃう…?てな感想。

「信じてたのに」「一緒に行きたかった」というよりは、性格的に「なんで私を置いて行ったの」というプライドのほうが勝ってるのかな〜というまあ私の勝手なイメージだが。
極端に言うと「私より下の立場のくせに!」のような。
気持ちというより、自分より下だと思っていた人たちにプライドを傷付けられたことが許せないのではないかなと。

私は隣のクラスだったし詳細を知らないから何もいう権利はないけど、
いじめいじめと10年経っても見知らぬ誰かに日々漏らすなら、あなたが周りにして周りに我慢させてきたことも看過できないよなと。
いや私は関わりないしもうそんなん昔のことだからどうでもいいけど、ぶっちゃけ被害者寄りの幼馴染が気をもんでるなら話は別。

私も高校2年生のときA、B、幼馴染と同じクラスで、しかもその4人で一緒にお昼を食べたり共に行動する仲だったから、割とAちゃんの性格は分かる。
中学も一緒のクラスだったからちょっとAちゃんが性格的に問題があったのも知ってる。さらに言えば周りも少し思っていたみたいで、…言ってしまうとちょっと浮いていた。
なんでもズバズバ言ってしまう性格と、「私は私!」と、中学高校生特有の無理やり自分のキャラクターや芯をつくり出そうとしているような、何者でもない自分を何者かにしたいような、そんな感じで、彼女は彼女なりに必死だったんだと思う。

Aちゃんは確か帰宅部だったが、
全校生徒の7割は運動部に入っていて、そこでほとんどの人は生まれて初めて上下関係や、自分のクラス以外のコミュニティーを知って、築き始めて、中学生なりにミニ社会を肌で感じ始めていた。
…彼女のように自分を強く持つことは、この現代日本においてそれはとても素晴らしいことだと思う。
が、まだ平成のど真ん中、そして学校、上下関係や運動部特有の協調性、コミュニケーションなどに慣れつつあった人間が複数いる閉鎖的な空間では、それは迎合されるものではなくてですね。

まだ幼かった私たちにとって、人に合わせることをしない、気難しくて関わりにくいプライドの塊みたいなAちゃんは異質だった。
優しい担任の悪口もバサバサ言っちゃう、「こんな私、鋭いでしょ」。…いやまあ私がそう感じ取っただけなんですけどもね。
でも、担任もいる昼休みの教室で、担任の悪口を担任に聞こえるようになぜか私に言ってきたのは本当戸惑ったし若干ショックだった。私は担任好きだったし、なのにそんな悪口、あなたのそのよく通るキンキン声で言ったらそんなの私も悪口言ってるように思われちゃうじゃないの。えーーかんべんしてよーー😂

きっと今思えば話す相手は私でなくてもよかったんだろうな。目的は担任に聞こえるように、それも直接じゃなくだいぶ卑怯な方法で、反論してきそうにない他人(私)を使って。まるで2人の同意見であるかのように見せること。策士だな。考えすぎかな?
あーなんか腹立ってきた。笑


ちょっと触れれば地雷というか、触れたら折れちゃいそうなそんな細いプライドを持っているのが、子どもながらになんとなく分かったし、触れちゃいけないと思った。
もしそれに無意識に触れちゃうようなことがあれば、彼女はそれを必死に守ろうとしてきて、それが次第に攻撃となる。私たちの間に攻守や上下の関係を作って壁を隔てる。壁越しに吠えてくる。警戒心つよめ。
本人にその気はなくても、プライドを守るのに周りが見えなくなっちゃうような不安定なところもあった。
それもなまじ頭がいいから周りに配慮しない冷たい言葉を容赦なくガンガンと。要はめんどくさかった。すっげえめんどくさい女だった。

なんとなくだけど、「他人と被らない」「考え」「知識」「好きなもの」を「作って」それを「人に認めてもらおう」としていた感じがあって、うん…それは、単なるクラスメートの手には負えないよ。無理だったよ。
重荷だ。オムニにしてもらいなさい。
だがもしそのお母さんが「お母さん」として機能していない家庭だったら…。
可能性を考えると尽きないが。そしてそんな事情を分かってあげられるほどの余裕が子供にはない。当たり前だ。だって対等な関係にある子どもだ。サンドバッグになってあげる義務はない。

私にだって家庭の事情はあったし、誰も表に出さないだけできっとそれぞれそれなりに抱えているものはある。
前述したが、私の幼馴染だってそうだった。おそらくきょうだいに障がいがあることなど誰にも言ってなかっただろう。

いま思えばAちゃんは、とにかくコミュニケーションの取り方や距離感が下手な子だったと思う。


私たちがあまり知らないサブカルが好きで、下手に感想を言おうものなら否定ととられ吠えられるか、
というか私たちもそのサブカルがよく分からない、嫌いだということを主張する権利はあるんだけど、でも年齢的にまだそれができない。または年齢関係なく精神が未熟で、『Aちゃんはそれが好きだけど私は苦手。
でも好みって人によるしそれでいいよね!』
がまだできない、自分と他人の境界線が曖昧な未成熟な子どもが私たちだった。

いまだに覚えている高校 3年の時の出来事がある。
Aちゃんは国語や文章作成がすごく得意だったが、あいにく私も少し得意だったもんで、私が国語で校内1位を取ったときなんかは、もう彼女の視線や纏う空気感が嫉妬嫉妬嫉妬ォ!で氷のように冷たかった記憶がある。
私だって高校最後くらい1位取りたくてめちゃくちゃ頑張ったんだよ。

自分より下だと思ってた(であろう)私が1位とっておもしろくなかったんだろうなあ…他の人は祝ってくれたけど、そのときすぐ側にいたはずの彼女からは何も言われなかった記憶がある。
もしくは言われたかもしれないが感情のこもっていない声だったから記憶に残っていないか。
てか私も1位確定って知って「やったー!」てバンザイしようとしたら、近くにAちゃんがいたことに気付いて咄嗟に「あっやべ」って思った記憶がある。
幼馴染にも、バンザイ途中に羽交い締めで取り押さえられたような記憶もある。わろ。
いや羽交い締めすんなし。 てか、私喜んでもいいよな。何を怯えてんねん。
そんな感じで、別に猿山のボスって感じでもないけど、不機嫌になりやすくて、やたらと気を遣わないといけない子だった。自分の思い通りに、自分がカテゴライズした枠の通りにその人が動かないと、不機嫌になる子だった。
言い方を変えると、すぐ拗ねるやつだった。めんどくせえ(吐)

いまだから分かるけど、たぶん家庭的な何かとか、
まあ思春期だったしいろいろあったんだと思う。拠り所のひとつが国語だったのかな。
でも当時の我々だって勉強、受験、部活、人間関係、家庭などいろいろとこっちはこっちで毎日必死で、他人の複雑な事情なぞ知るか!なトゲトゲデコボコ高校生だ。

てかそもそも心理学の知識が豊富だったり、カウンセラーでもない限りは、他人に対してそこまで考慮できる大人な高校生は少ない、いやほぼいないと思う。
というかカウンセラーのような役割を友だちに求められても困る。友だちはカウンセラーでも親でもない。

頭がいい弊害なのか、彼女はいつも上から目線で人を見下すような発言や、無意識なのかな、相手の気持ちを考えない言動が見られた。自分は上で、あなたは下なのよ、と、知らず知らず上下関係を植え付けるようなコミュニケーションの取り方しかしない、というかそれしか知らないんではないかと思うほど、関係の築き方が乏しかった。
そして他人をそういう風に仕立て上げる誘導力も強かった。お前はパワハラ上司か。 

だからあまり人が近寄らなかった。

私は表にはあまり出さなかったけど、そういうのが普通に苦手だったし腹が立つこともあった。
………うーん、頭がいい…?いや…本当に頭がいいならそんな行動はしないか…、それともまだ高校生という未熟さ(中身が高校生レベルに達していたかは分からない)が彼女をそうさせてしまったのか。
それとも第三、四の可能性として愛着障害などの障がいがあったのか。なんとなくだけどある気がする。障がい。


中学から高校にあがってもそれらは変わってなくて
それさえなければ普通にいい子だったんだけど(多分)相変わらずトゲがあって、言動にもいまだに幼さを感じた。
部活で人間関係に揉まれに揉まれて嫌な目に遭って、色々と学習した私には、それがひどく幼く見えた。
そして彼女は高校でもまた浮いていた。
周りも彼女の幼さを察知していたのかな。
それだけ彼女の幼さは、高校生になってもバリバリ現役だったっぽい。いま思えば。



彼女が、自分が除け者にされた原因が、
自分にあるとは露にも思わず、また内省もせず、自分は正しいと思い込み(思い込むことでしか自分を守れなかった?)周りに誰も寄せ付けず、友だちになろうと声もかけず、譲歩しようと努力もせず、

というか「たとえ私が原因でも、いじめ(仲間外れ)をしていい理由にはならないじゃん!」とか言ってきそうだな…そのとおりだよ、そのとおりだけど世の中そんな綺麗事で動いてねえし、子どもは素直だ。嫌なやつとわざわざ仲良くしようとは思わないじゃないか。

そして結果的にあの閉鎖的な教室で1人になってしまった悲しさ惨めさ悔しさ…。
そこでやっと生まれた『どこかに所属しないと』といった焦りや本能的な所属・承認欲求から、
気の優しそうな(自分より弱そうな)
幼馴染たちのグループに(元同じクラスだった誼も目論んだかな)
学期の途中から目をつけ、
今までの非礼に気付くこともなく、Bちゃんに詫びることもなく、再び過ちを犯し、

それで卒業旅行に呼ばれなかったと喚いているのは…
なんというかその…

(私の幼馴染たちを利用しようとしたけど、それがうまくいかなかっただけでは)(超小声)



としか思えないのである。
そう自業自得という冷たい四字熟語がこの世にはありまして…。

クリスマスを恋人と過ごしたいという気持ちだけで
とりあえず彼女や彼氏を作るアレと似たようなもので。

卒業旅行をしないという屈辱は耐えられない、誰でもいいから誰かと行って、既成事実を作りたい。
そのために近付いたのに、一緒に行ってくれなかった。なんで?

プライドを崩して、わざわざ私から歩み寄った苦労はなんだったの


きっとそんな感じだったのではないかと勘繰ってしまう。

それともAちゃんは、その短期間で本当にそのメンバーを信じて好きになったのだとしたら、やはり考えなしの依存体質だったといっても過言ではないのかもしれない。
周りが自分をどう思っているか感じ取れない。分からない。自分がしでかしたことが分からない。
当然好かれていると思っている。

よく言えば純粋な子だったのかもしれない。
悪く言えばアホである。


幼馴染たちの情と優しさという薄っぺらい膜(失礼)でなんとか破裂しないようにギリギリを保っていた、
歪な風船のような関係だったのではないかと思う。 

BちゃんをAちゃんから守りつつ、
Aちゃんの相手もしつつ。
中間管理職か?
私のこの予想が当たっていれば、
「本当にお疲れした」と言いたくなるような人間関係だ。
なのに、最後にそれが爆発しちゃって、
最後くらい気遣わずにみんなで秘密で旅行を楽しみたいよね!つって行っちゃった…というのは…まあ…Aちゃんにはかわいそうだがちょっと理解できる。でもそれは不祥事だったね。

それをいじめだのなんだのと後になって10年間も言われていたのだとしたら…。
報われない。いろいろと。どちらもやり口が子ども。Aちゃんは記憶のなかの10年前の幼馴染たちを怒って恨んだまま。

…なんかここまでいろいろ
ごちゃごちゃ書いててやっと気付いたが、
Bちゃんって策士じゃない?
おそらく意図したわけではないと思う(思いたい)が、結果的にAちゃんの中で下記のような図が出来上がっていたのでは。すごく短絡的だが。

『Bちゃんと一緒にいたい
→別のグループに行っちゃった…
→勇気出して入ろう!
→前みたいにBちゃんと仲良くできない…
→どうして?
→周りが邪魔!周りが悪い…!!!』

となったら、恨みの矛先が向くのはもちろんBちゃんではなく、Bちゃん騎士団としてBちゃんを守っていた私の幼馴染や他のメンバーなのである。

そしてその思惑(思惑?言い過ぎか)どおり、
noteにはBちゃんらしき存在のことは書かれていない。
書かれているのはその周囲のメンバーだけ…。
なんとまあ…。
それともその件に関してだけは自分に不利だと分かっていたから書かなかった?自分が有利になるところだけ抜き出した?まあ人間そんなもんですよね。
私も仕事でクレーム担当してたとき、人間ってほんとに自分にとって不都合なことは黙ってるんだなと思ったし。そういう策略もあるけどさ。ね。

Bちゃんはまんまと自分の手を汚さずに、
望みどおりAちゃんと距離を置けた。

そのことに私の幼馴染は気付いているのだろうか。
言ったら怒るだろうなあ…



なんにせよ、もう10年前の出来事。
もちろん本当にいじめだったとしたら、時が風化させてくれるようなことではない。でも。

Aちゃんは大学で心理学を専攻して、色々と彼女なりにそれら過去の傷と向き合ったらしいが、「自分にも問題があったのかもしれない」という日本人なら速攻思いつきそうな部分には思い至らなかったのかな。

それとも気付いたがゆえに認めたくなくて、
いままでの経緯は棚にput onからの
ゴミ箱にthrough awayドーン!!!!しちゃったのかな。

そして、
例の卒業旅行事件は彼女にとって、自分の正当性を訴えられる絶好の機会となっちゃった。

確実に相手に非があって、
確実に自分が被害者で、
強気で正義を振りかざしても、外野に何も言われないどころか、むしろ応援されそうな手札。(主にnoteのフォロワーに)
予想どおり彼女は、たびたび更新しているnoteで折に触れてこの事件をぼやいている。でも自分は粘着質だとも書いていた。えっその自覚はあるんだ!?
ちょっとびっくりした。

でもそこまで自己分析ができているのに、相変わらず文章による攻撃(?)の手を緩めないのは吐き出し療法??
自分に自信がないから?Aちゃんにとっては圧倒的加害者である幼馴染たちを攻撃して、なんとか自分の正当性や精神を保っているとか?
だとしたら弱い。弱いぞ…!  …私と同じだね…☺️

自分の過ちを認めることすらできない未成熟な大人。

noteにぶちまけることで彼女は、
「かわいそうなことをされた被害者」のままでいられ、
自分の過ちと向き合わなくて済み、
私はこんなことをされた、私は悪くない、と自分を庇ってあげられる。
そして、内部事情を知らないたくさんのフォロワーが同情して認めてくれる。
(私の勝手な妄想です)
noteに書くたびにこんな感じだとしたら、こんな美味しいことないわな。

でもなあ…いつまでもそこに浸かっているのむなしくない?一時的に承認欲求は満たされるけど、どんどんもっとちょうだい!て欲が深くなる。自制心が麻痺しちゃう。


家庭でどんなトラブルがあったといえど、同い年の友だちがそれらの受け皿になる義務はない。てか無理。
…誰かと深い友情が築けていたのなら、彼女にとってもっと高校生活は明るいものになったのかもと思うが。
うーん、なんか、きっとむりだったでしょうあの感じのままでは。

このままだとAちゃんに救いがないから一応書いとくけど、note読んでみたら大学入ってからは良縁に恵まれたみたいで、友達もいっぱいできたみたいだからよかったねとは思ってる。
事あるごとに死にたい死にたい言わずに、そのまま旦那さんと幸せになってくれ。


「あのときの辛さ」「地獄の高校生活」
「死にたかった」
「みんなして卒業旅行いったくせに」



彼女が今でもすべては他人のせいだと心から信じ、
幼馴染たちを恨み続けて今後もnoteやら Twitterやらで上記のような憎しみを発信し続けるのだとしたら、

ほんと成長してねえし

もうどうしようもねえな



と思っちゃったことを記載して寝ようと思う。

てか高2のときはぶっちゃけ私割といつも一緒にいたし、いろいろと我慢したし、
でも一緒にいて楽しかったこともあったけどな。
知らぬ間に向こうが離れていって違う人と行動するようになって、私と幼馴染とBの 3人だけになったけども。なんだったんだろう。
他人に求めすぎちゃう子だったのかね。

私がいた居場所は、彼女にとっては理想と程遠い
地獄
で、(それも若干失礼だし笑 割とお前のこと助けたぞ)
なんか私は彼女の一助になれなかったんだなっていう…なんでか謎に微量のショックを受けた。私は4人で仲良くしたかったよ。壊したのお前じゃん…
はあ〜…蘇る10年前の高校生活の記憶。

てかなあ!私だって地獄だったわ!みんなそうだ!!てめえだけだと思うんじゃねえ!

この被害妄想迷惑女バーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!!!!!



本音でた すみません。
ああ…なんだかなあ…
私も人の振り見て我がフリ直せ。
自戒する。
寝る。

(てかまた言っちゃうけど、そもそもそんなに恨んじゃうほどあなたたち7人仲良かったの…?これはほんとに疑問…)


この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?