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えるえつ@哲学・音楽
2018年10月25日 23:38
万能感や自己愛をより精密に捉え直す過程で、それのどこに問題があるのかが分かってきました。このコラムでは、万能感の定義をより深め、その問題点を紹介します。(読了時間:約4分)おさらい(内容はいつものなので、読み飛ばしても構いません)万能感とは、「何でも知っているし、何でもできるし、何をしても許される感じ」のことです。言い換えると、無制限で無限の力を持っている感じと言えます。万能感は自
2018年10月15日 22:31
罪と罰には、経済学のような交換の理論が関わっています。罪人とそれを罰する審判は実は共犯でもある、そういうお話をします。(読了時間:約4分)罪によって失われるもの罪とは、悪い行動をとることです。悪いこととは、ルール違反のことです。よって、罪とはすなわち、ルール違反をすることです。罪を犯すと、失われるものは「信頼」です。この場合の信頼は「期待」、つまりルールを守ってくれる予測可能性が高いこ
2018年10月12日 20:41
このコラムでは、社会的交換理論と、以前書いた所有のルールを元に、支配と服従、そして信頼の仕組みについて説明します。人は支配できるのかできないのか、論理の行ったり来たりをお楽しみください。(読了時間:約6分半)服従を交換で説明しよう社会的交換理論とは、「交換」という観点から、社会活動(あらゆる社会のやりとり)を解明しようという理論のことです。社会学者のブラウやホーマンズによって提唱されました
2018年10月8日 23:58
今、私の中でもやっとしていることを、簡単にエッセイとして書き記しておきます。テーマは「疎外」と「暴力」です。(読了時間:約2分)疎外する=アイデンティティ(自己)の否定アイデンティティとは「私は○○である」というイメージのことです。これは大まかに分けて3つの種類があります。その1つである社会的アイデンティティとは、「私は××という集団の一員で、この集団は○○である。(よってその一員であ
2018年10月4日 23:54
このノートは有料ですが、この曲のもっとも特徴的な要素が詰まったイントロの4小節目までは無料です。(8小節目まで書いてあります)「金平糖の精の踊り」は、バレエの「くるみ割り人形」で演奏される曲のひとつで、作曲はチャイコフスキーです。ハリー・ポッターで流れそうな、少し怪しい雰囲気のある曲です。調はホ短調、つまりキーはEマイナーです。しかし、ここではGメジャーキーとしてコード理論を解説していきま
2018年10月2日 19:04
このnoteでは、dim(ディミニッシュ)コードの定義と、その使い方について説明しています。dimコードとは?dimとは、根音(ルート)から、短3度の音程を2つ積み重ねてできるコードのことです。ハ長調のダイアトニックコード(≒白鍵のみ)の場合だと「シ・レ・ファ」のコードがこれにあたります。dim7の特徴テキストによっては、dim7(ディミニッシュセブンス)コードのことをdimと呼んでいる場