幸せを模索し続けたら、答えは自分の内側にあった
看護師をして、いろんな死を見てきた。
後悔して亡くなる人、心残りがあるまま亡くなる人を見た。
模索し続けた日々
「幸せとは?」「生きるとは?」の自分の概念がどんどん崩れ落ちていった。答えを知りたくて、模索し続け、6年間海外・国内を旅をするように暮らした。好奇心が湧くことをどんどん仕事にして、いろんなことに挑戦してみた。
やりたいことの実現の為にたくさん働いてお金を稼いだ。半年で150万貯めたりしていた。
やりたいことをひとつずつ実現していった。何かに焦るように速足で生き、30歳で、リストを完全に終わらせた私は「やりきった!」と思えた。
その後、燃え尽き症候群のようになり、「なんのために生きたらいいのか?」「なにがやりたいのか?」わからなくなった。
結局私は、旅をしても、好奇心のままに行動しても、夢を次々に実現しても、「幸せとは?」「生きるとは?」の答えが見つからなかった。
そんなときに大きな2つのターニングポイントが起こる。
ニュージーランドで電気・水・食材の自給自足生活
コロナのロックダウンがきっかけで、WWOOFを利用し、電気・水・食材の自給自足、牛や豚やヤギとの生活、自然と共に暮らす生活を経験。ニュージーランドのおおらかで優しい人との出会いで、価値観や大切にしたいことが大きく変わる。幸せや豊かさがシンプルであることを実感し、すぐそこにあったことに気づく。
フリースクールでこどもを通して自分自身と向き合う
日本をWWOOFしているときに、フリースクールに出会い、スタッフとして働く。こどもを通して、自分と向き合い、思い込みに気づき、過去を癒し、心が軽くなって、生きやすくなった。本当の自分に出会っていくことができた。心の奥底で無価値だと思っていた自分を愛することができるようになった。
人に寄り添ってもらいながら、手放し続け、何者でもない自分も、無価値だと思う自分も、受け入れて、愛して、抱きしめて、苦しくて痛い時期を乗り越えられたことで、心が穏やかになり、自分自身が生きやすくなった。
私が見つけた答え
「幸せとは?」「生きるとは?」の答えが見つかった。
それは外側にではなく、自分の内側にあった。
私にとっては「自然体でいること、自然と生きること、暮らしを大切にすること」だった。
どれだけ夢を叶えても、どれだけお金を稼いでも、どれだけ周りに恵まれていても、私の心は幸せじゃなかった、満たされていなかった。
どんなことを外側でやっても、私の心が健康でないと、私の心を大切にしないと、本当に幸せになんてなれない、と気づいた。
夢を実現しても、経済的に豊かになっても、満たされなかった過去の私。
「自分の心に向き合う」ことをしたら、満たされるようになった。
今、「心にぽっかり穴が空いている」、「満たされない」、「幸せになりたい」などと願っているならば、まずは自分の心に向き合い、自分の心を満たそう。
そうすれば、あなたも、自分にとっての幸せを見つけることができる。自分にとっての生きている意味を見つけることができる。
だから、私はライフコーチとして、人の心にアプローチがしたい。
それが、幸せになる根っこだと、気づいたから。
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