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手書きの味わい

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手書きメッセージを集めています。 じっくりゆっくり眺めていると、少しばかり心が落ち着いてくるのではないでしょうか。 ぜひコーヒーなど飲みながら、くつろぎの時間にどうぞ。
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#不安

傾聴の重要性が増している

傾聴の重要性が増している

「傾聴」というとどこか方法論や技術、小手先のやり方といったイメージがつきまといます。「オウム返し」「頷き方」など。
でもこの本で著者は、まず相手の心に寄り添うことを最重要視しています。聞く方としては首をかしげてしまうような話であっても、その人の中では筋が通っていたり、過酷な経験があったり。
あるいは話してくれない時間が数十分に及んでも、話し手は一生懸命考えている、思い出そうとしている、など。
私は

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「もったいない」も捨てる時

「もったいない」も捨てる時

適応障害になって1年。
診断と同日から休職しはじめたので、仕事を休んで1年。
この1年間、考えることをやめようと意識していましたが、やっぱりいろいろ考えてしまうものです。

会社への復帰 vs 退職

究極的に考えてきたのはこの相対する2つです。
感情的には退職したい。あの事務所に復帰することなど考えられない。
でも、これまで13年間突っ走って、しんどいことがありながらも支えてくれた方々がいて、そ

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ゆっくり町を歩いてみる

ゆっくり町を歩いてみる

これは、実践した結果、その通りだったというものです。
この「その通り」には2つの意味があります。

1つは「街並みを発見」。
車や自転車で通っていた時には気づかなかったような小さな店とか歴史のある寺社仏閣、風情などに気付くことができます。
意外にいろんなスポットがあって、「見逃していたなぁ」と考えにふけることがあります。

2つ目は「自分を発見」。
時間を気にせずゆっくり歩いていると、自分の幼かっ

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手書きの温かみ

手書きの温かみ

適応障害と診断されてから、文字を丁寧に書くように心がけるようになりました。
上手ではなくとも、丁寧に。
変態と思われるかもしれませんが、書いた文字をまるで自分の子供のように思えて、簡単には消したくない。ゆえに丁寧に書くわけです。
文字を眺めているとそのときの気分や感覚、考えていたこと、前向きか焦りか、などがありありとわかるように思えます。
他の人が書いた文字を眺めると、その人がどんな思いで、何を伝

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