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義務教育の存在意義

エナジーメディエーター 武之と申します。

今回は、義務教育の存在意義について考えていきたいと思います。

教育機関としての機能をはたしていない「義務教育」

小学校・中学校はもはや教育機関としての機能は果たしていません。

教育とは、好奇心から発生するものであるはずなのに、科学や歴史などについて好奇心を持ってとても深く調べた人々が先生として教えるのではなく、「小学校・中学校で先生をやりたいだけの人」たちが教壇に立っているという事実があります。

そんな人たちから、教科書以上の教育機能が与えられる可能性はものすごく低いでしょう。

むしろ、塾の先生たちの方がより分かりやすく教えるために対応する教科を深く勉強しているはずなので、教育としては塾の方がいい機能を持っている可能性が高いです。

では、それを踏まえたうえで、義務教育の役割とは何なのでしょうか。

義務教育によって人間の幅を知ることができる

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一般的な人たちが、義務教育を子供に受けさせるときはたいていの場合、公立の学校に入学させます。

公立の学校には学区というものが存在しており、特別な理由がない限り学区内の学校に通わせます。

すると、様々なバックグラウンドを持った人たちが一堂に会することになります。

お金持ちの子から生活保護で暮らしている子まで。
親兄弟に犯罪歴がある子からバチバチの一流企業に親が勤めている子まで。
勉強することが大切という価値観の家庭から、自由こそが正義という価値観の家庭まで。

何がいいとか悪いとかではなく、おそらく人生の中で最も多様な人と関わる時期であり、場所です

子供は基本家のことを何でもしゃべってしまうので、家庭環境まで子供達には筒抜けになり、人間の幅をうかがい知ることができます。

義務教育における、この同質な人ばかりが集まっていない環境というのがとてつもなく人生にいい影響を与えるのです。

下手こいたときに、まぁいいかとなることができる

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人間の幅を知れるということは、人間でいることのできる下限値を更新できるということです。

1億人総中流社会と言われる現代においては、ほとんどの人はそこそこの収入と学習能力を持った親の元に生まれてきます。

すると、コケる人が周りにほとんどいない状態となり、失敗したときにどのように受け身をとればいいのかということを知らずに生きていくことになります。

人間でいることのできる下限値を更新することによって、不測の事態への耐性が上がるのです。

そして、もっといいことに生活コストを中流以下に下げても幸せに生きていけることに気が付くことができます。

社会に出ずとも社会勉強をすることができるのです。

これはものすごい財産だと思います。

大人の役割は、子供を危険にさらさないことではなく、安全に危険の回避・対処法を教えること

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多くの保護者は、子供にけがをさせたくない!と思い、ついつい過保護になりがちです。

しかし、子供にとってはいいことではないのです。

子育てにおいて、よく言われていることですが、
けがをさせないように転ばないように過保護に育てすぎると、少し手が離れて遊ぶようになった時に受け身の取り方を知らないので転んで大けがをしてしまいます。

ケガを一生させない自信がありかつ、親が子からずっと目を離さずにいるのであれば問題はないでしょう。

しかし、生物としての寿命は確実に親の方が短いのです。

なので、一人で生きなければならない時間が発生してしまいます。

過保護に育てすぎると、一人では生きられなくなってしまうと思いませんか?


義務教育の現場では、様々な人間がいることによってさまざまな問題が起きることでしょう。

そこで、何も起きないように注意して見張るのが先生の役割なのではなく、大きな事故につながることだけ避けられるように気を配ることが先生の役割なのです。

教育現場はそのように変化すべきです。

義務教育では勉強は必要ないのか?

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結論から言うと、読み、書き、そろばん以上のことを強制して教えることは不要だと考えています。

読み書きそろばんが最低限出来るようになった後は、世界のあらゆることに興味を持って、その後自分で調べていく根気を付けさせることが必要です。

理解しやすくするために、単純化されすぎた知識は勘違いを生みます。

事実、小学校で習う理科の内容の8割は中学・高校の理科の知識によって置換されます。

小学校で習う理科はうそだらけなのです。

そうなってしまうよりも、理科や社会の世界に魅了されてしまうような、興味深い話をする授業をして、好奇心を刺激することが大切だと考えます。

最近読んだ歴史の教科書の中でベストだったのがこちらです。
分かりやすすぎました。

教育が変わり、世界の見方が変われば、世界の動きが変わります。

そして、まわりまわって人類の幸せにつながるのです。

to be continue...

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