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縁の木の日々

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縁の木で日々、考えることや、出会うご縁について、そぞろに書いております。
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下町そぞろめぐり2023 #19 縁の木

下町そぞろめぐり2023 #19 縁の木

人々を珈琲の縁でつなぎ、アップサイクルで地域の大きな木を育てる取組み

縁の木さんは、お子さんが知的障害のある自閉症と診断された時期と、お母様が亡くなられた時期が重なり、お子さんが将来働ける場所を作ろうと、店主の白羽さんが2014年の2月4日に創業、同年5月23日に開店された焙煎珈琲のお店です。今年、2024年に10周年を迎えます。

販売される珈琲豆は、お客様の好みに合わせて、少量から焙煎する出

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おかげさまで創立10周年を迎えました

おかげさまで創立10周年を迎えました

縁の木代表の白羽です。
今日は立春。
暦の上では春です。
おかげさまで、縁の木は創業10周年を迎えることができました。

10年ひとむかしとはいうけれど

振り返れば10年間、いろいろなことがありました。
順調だったことや、楽しかったことと同じくらい、納得するのに時間がかかったり、考えあぐねて頭が真っ白になりそうになったことも。
そして、「10年続くのは大したものだ」と言っていただけますが、もうか

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縁の木通信(2023年8月号 No.48)

縁の木通信(2023年8月号 No.48)

こんにちは。縁の木です。

第2回下町そぞろめぐり暑く、そしてにぎやかな夏がやってきました。新型コロナウイルスをはじめとして、免疫がすっかりなくなってしまって流行り出したインフルエンザやヘルパンギーナのニュースはありますが、それでも様々なイベントが戻り、子どもたちが浮き浮きと出かけることができるようになったことに、こちらも心が躍ります。

縁の木では、今年も「下町そぞろめぐりスタンプラリー」を開催

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縁の木通信(9月号 No.37)

縁の木通信(9月号 No.37)

ユニクロ浅草コラボ

新型コロナウイルスの感染の第七波が収まらない、というニュースが続く中ですが、高校野球や吹奏楽コンクール、盆踊りや阿波踊り、花火大会のニュースも聞かれるようになった夏。
 各自治体や運営委員会のみなさまが試行錯誤し、新たな様式での夏の在り方を模索する中、縁の木も新しいコラボ開始です。
 昨年惜しまれながら規模を縮小した「まるごとにっぽん」に入られたユニクロ浅草さんでのPOPUP

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縁の木通信(8月号 No.36)

縁の木通信(8月号 No.36)

蔵前街歩き「KeY」創刊

新型コロナウイルスの感染のニュースの間に、酷暑や集中豪雨の話題が混ざり始めました。子供たちが感染対策と称した自粛の中でどれほどの貴重な体験を失っているか、不憫でなりません。

そんな不透明な世の中ですが、蔵前の街を歩き、多くの店や店主と繋がってほしいという想いで、フリーマガジン「KeY」の創刊に携わりました。前職でのフリーマガジン立ち上げの経験を生かして、広告の設計やス

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【8月11日~13日】ユニクロ浅草にてPOPUPのお知らせ

【8月11日~13日】ユニクロ浅草にてPOPUPのお知らせ

本日より3日間、ユニクロ浅草さんの1階、おまいり口前の入り口でPOPUPを開催します♪

鶯谷ハニーラボ

鶯谷ハニーラボさんは西洋蜜蜂さんと、おいしい今年の蜂蜜を持ってきてくれます。夏の絵日記、クレヨン持ってどうぞ♪

ぺパポン

ぺパポンさんは全部ダンボールでできたダンボールガチャと、ワークショップです。種と土が入ったたねポンをゲットして、その場でプランターも作れます。
夏の自由研究に、おうち

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スポンサー営業、復帰します♪

スポンサー営業、復帰します♪

こんにちは、代表の白羽です。
このnoteを読んでくださっているみなさまは縁の木を始めてからの私を知ってくださっている方がほとんどだと思います。

4月20日より、地域で取り組む持続可能な循環であるKURAMAEモデルを応援してくださるみなさまへ、スポンサーメニューをご用意させていただきます。ぜひ、企業様はスポンサー、店舗様、個人様はサポーターという形で、KURAMAEモデルを応援いただければ幸い

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KURAMAEモデルプロジェクトからのご報告

KURAMAEモデルプロジェクトからのご報告

「+coffee KURAMAE」販売終了のご報告

2020年のクラウドファンディング以来、原材料創出と販売を行ってきた「+coffee KURAMAE」は2022年3月31日をもちまして販売を終了することになりました。

蔵前で協力してくれたカフェや焙煎店、福祉作業所の仲間、KURAMAEモデルを原材料に選んでくださったメーカー様だけではなく、クラウドファンディングで応援してくださったみなさま

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配慮と遠慮はちがうもの、というお話

配慮と遠慮はちがうもの、というお話

明けましておめでとうございます。
丑年が明け、寅年となりました。
年始は毎年、少しゆっくりと昨年を振り返りながら、ちょっと贅沢にだしを多めにとっておいて簡単なお料理をするのみ、という、ゆっくりした時間を過ごします。今年もお屠蘇をちびちびと傾けながら、子どもたちのリクエストも交えた小品を作る楽しい時間の合間に、去年のことを振り返りました。

怒涛の1年

縁の木の相棒、まきちゃんに「今年、我々(19

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縁の木・再考

縁の木・再考

こんにちは。縁の木代表の白羽です。
最近、急にKURAMAEモデルについてお話をさせていただく機会が増えました。他地域からやってみたい、というご興味を持っていただけたり、「いったい何をやってるの?」みたいな素朴な疑問から、勉強会やワークショップのネタに呼んでいただくことがあります。先週は3ヶ所で私のつたないお話を聞いていただきました(汗)

なぜ起業したのか、を思い出す一方で、第1弾の取り組みを終

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タイ ドイトゥンの焙煎を始めます

タイ ドイトゥンの焙煎を始めます

今週から、タイ・ドイトゥン地区の豆を扱い始めました。
タイのドイトゥン地区の標高900~1,350mという高地でタイ王室の「ドイトゥン開発プロジェクト」のティピカとカティモールです。

「ドイトゥン開発プロジェクト」は、タイの王室系財団法人メーファールアンが実施しています。ドイトゥン地区は、チェンライ県のミャンマーと国境を接するゴールデン・トライアングル地域に位置し、地域の人々は長年麻薬(アヘン)

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「with コロナ」を考える

「with コロナ」を考える

縁の木の白羽です。

実にめまぐるしい2ヶ月が過ぎました。新型コロナウイルス、という名称がちらちらと聞こえ始めたころには考えられなかった状況が起きています。

何が正しいのか、だれもやったことがない環境下、2月の後半に、「日本には有事法制がないから封鎖や戒厳令は出せない」と知りました。それで(若干冗談めかし)2月後半に下記の投稿をFacebookに載せました。

https://www.faceb

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こんなときこそ、暮らしをみなおす

こんなときこそ、暮らしをみなおす

コロナウィルス、大変です。

単に、ウィルスが得体が知れないとか、特効薬がないとか、伝染しやすいとか、それだけではありません。

テレワーク(って言葉が古い、っていうか、もう「テレ」じゃないし)やら学校閉鎖で人の流れが変わります。

遊びの形も、集会の形も、学びの形も変わります。

そして、震災で進んだクールビズが定着したように、この騒ぎが終わっても変わったものは、完全には戻ってきません。

縁の

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