小説『明け方の若者たち』
知り合いのオススメシリーズ3冊目。
この作品は既に映画化が決まっているそうだ。なので店頭に並んでいた文庫本には、普段かかっている普通のカバーの上から、更にもう一枚カバーがかかっていた。フライヤーと同じカットが印刷されているそれが目に入ってしまったお陰で、キャストの顔と主人公の顔がガッツリとリンクしてしまった。小説なので大半の人がそうだと思うが、本来であれば己の想像力だけで主人公の容姿を形成していく。その工程があっさりと省略されてしまった。くそっ、もう少し早く知っていれば。少々