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結局ナポリタン

とある用があり三河島駅へ初上陸。

荒川区、地名に川が入っている所は水害がヤバいとかテレビで観たなーとどうでもいい事を思い浮かべながら街の中を歩く。

どんな街だか全然知らなかったが、昔ながらのお店が沢山あって気分は高揚。店構えの写真を撮りまくり見事怪しい人へと化した。

用事も終えて帰路に着く。けれどお腹は空いた。
こんなにクソ暑いのに何故か気分はタコス。だがしかし、タコス屋なんてここら辺にはない。そんな時突如私の前に現れたのは、めちゃくちゃ入りづらそうな喫茶店だった。

そういえばさっきGoogleマップを見ていた時、喫茶店っていう文字たくさん見たな。勇気を出して開拓するか!と急に思い立ち「ローヤル」へ入店した。タコスは一瞬でどっか行ってしまった。

よくあるカランコロンの音を想定していたが何もなくドアは開いた。「いらっしゃいませー」とおじいちゃんの声。勝手に好きな席に座るシステムらしい。

店内はそんなに広くなく、テーブル席が5つのみ。必要最低限の灯り、温かな電球。壁面は木目調で、これまた暖かい雰囲気。曲名も定かではないジャズらしき音楽がゆったりと流れていた。

荷物が多かったので贅沢に椅子を2個使い、バカ重いリュックや日傘やらを乗せた。荷物と向かい合わせになり着席した。

「何にしますか?」
「ランチ...もう終わってますよね...?」

ランチは14時までだが、チキンは店前で入るかどうか立ち往生していたので、結局入店をしたのは14時7分頃だった。思い立ってから扉開けるまでがなげえ。

「5分だから大丈夫〜」とおじいちゃん。

ありがとうございます。ナポリタンのセットを頼んだ。インスタ見たり小説読みながら気長に待った。

15分程して、はいお待たせしました〜と出来たてのナポリタンが運ばれてきた。うひょーうまそう。


具はなんだろなーとよく見てみると、シイタケが入っていた。シイタケ?そう、あのシイタケ。ナポリタンに入ってるのは初めて見た。

正直あまり好きではないがひとまず食べてみよう。
お、え?全然シイタケ臭くない。むしろ味染みててうま。途中で粉チーズかけたりタバスコかけたり楽しんで、あっという間に食べ終わった。セットのサラダとスープも秒で空っぽ。

空いた皿を下げつつおばあちゃんは、ドリンクは何にしますか?と問う。

「アイスの紅茶で」
「レモン?ミルク?」
「ミルクでお願いします」

食後のミルクティーが届きちまちま飲みながら、急にnoteを更新したい衝動に駆られた。今感じているあれこれが消えぬうちに書き留めよう。そんで、今に至る。(いつもこのスピード感で書き始めてたら良いものを)

見知らぬ土地の初めて入る喫茶店、最高だった。前世はおそらく昭和生まれだったんじゃないかってくらいら喫茶店とあの落ち着いた雰囲気が好き(大袈裟)

締めの感想驚くほど浅くて申し訳ないが、美味しかったしまあいっか。また喫茶店入ったら懲りずに更新しようと思う。

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