emi||野球ママのひとり言

ひとり息子が高校球児。高校2年生。甲子園目指して朝から夜遅くまで練習に励む毎日。息子の…

emi||野球ママのひとり言

ひとり息子が高校球児。高校2年生。甲子園目指して朝から夜遅くまで練習に励む毎日。息子のために洗濯、お弁当や捕食づくりに毎日奮闘中。アンチ高校野球だった母が野球漬けの息子への愛を綴ります。

記事一覧

おかえり!

ようやく背番号発表があった。多分もらえると思っていたけれど、やっぱり現物を見るまでは何が起きるかわからない。いったいどんな世界かと言われそうだけど、それが野球の…

保護者会

学童野球、中学硬式野球は保護者の負担が話題になる。野球離れをとめようと負担を減らそうとする動きがあると聞くけれど実態はわからない。少なくとも卒団したチームはさほ…

背番号

数日前に新聞にベンチ入りメンバー20人の名前が掲載された。だけど実際に背番号を受け取るまでは変更もあると聞いているから我が子の名前があっても複雑だ。安心できない。…

最後の夏

7月が始まった。雨の月曜日だった。蒸し暑いし身体はだるいけれど、いよいよと思うと背筋が伸びる。私がやってるわけでもないのだけれど、きっと高校球児の母はみんな一緒…

負けを負けのまま終わらせない

 三回戦、準々決勝と勝ち進み息子も試合に出続けた。ところが次の試合でまさかの敗退をした。勝負事はやってみなければわからない。そうはわかっていても、多分勝つと思っ…

オレはいつも全力

いよいよ初戦 息子も夫も私も緊張感マックスで迎えた春の大会の初戦。私は前日、氏神神社で「息子が最後まで出られますように」と祈った。 最後までグランドにいられると…

不動のレギュラーへ

底を這う まさかの二試合目スタートの今シーズンから一か月。濃ゆい濃ゆい時間だった。調子いいはずだった息子はあの後も芳しい結果を出せずに低迷。ライバルの一年生が打…

厳しい現実

なんでー? さあ練習試合開始。調子が良さそうだったからおそらくA戦一試合目スタメンだあと張り切っていたのだけど、蓋を開けたらなんと、息子ではなく一年生がスタメン…

練習試合が始まる

高校野球は12月から2月は対外試合が禁止されている。だからこの期間は冬練習が行われ走り込みなど地味な練習が中心になるらしい。 いよいよ明日から本格的に練習試合。…

ゆかいな仲間たち

息子が野球をやっているから出会えた人たちがいる。 野球は他のスポーツよりも親がかかわることが多いと言われるが、確かに練習、試合にかかわらずグランドにいる時間は長…

ご機嫌麗しゅう

ここ数日息子のご機嫌が麗しい。おそらく多分、部活で調子が良いのだろう。ヒットが打てたり守備も良かったりするだけでなく、指導者からの評価も悪くないのだと思う。 本…

半月板損傷

息子は昨年の夏前に、半月板損傷という大きな怪我を経験した。 半月板は大腿骨と脛骨の間にあるCの形をした軟骨様の板で内側と外側に一個ずつあって、膝関節に加わる体重…

おかえり!

おかえり!

ようやく背番号発表があった。多分もらえると思っていたけれど、やっぱり現物を見るまでは何が起きるかわからない。いったいどんな世界かと言われそうだけど、それが野球の世界だ。試合と同じだ。

息子は欲しかった番号を持って帰ってきた。わ〜い。おかえり〜。息子に良かったね、頑張ったね、と声をかけた。ホッとして嬉しそう。だけど、背番号発表の時を思い出して「今日もエグかった」とぽつり。もらえた子、もらえなかった

もっとみる
保護者会

保護者会

学童野球、中学硬式野球は保護者の負担が話題になる。野球離れをとめようと負担を減らそうとする動きがあると聞くけれど実態はわからない。少なくとも卒団したチームはさほど負担感は変わらなさそうだ。

高校野球も保護者会の活動がある。子どもがほかのスポーツをしている友だちには驚かれるが練習試合の案内が毎週末にくる。そして出欠を取られ試合に行く時の服装も細かく指定があり名札はもちろん着用する。雨の時も傘をさし

もっとみる
背番号

背番号

数日前に新聞にベンチ入りメンバー20人の名前が掲載された。だけど実際に背番号を受け取るまでは変更もあると聞いているから我が子の名前があっても複雑だ。安心できない。

背番号もらったら安心するんだ、私。

背番号をもらえるのは20人。在籍する部員数が20人以下だと全員もらえることになるけれど、それ以上だと当然もらえない選手がいることになる。例えば25人の3年生がいたらもらえない3年選手がいるわけで、

もっとみる
最後の夏

最後の夏

7月が始まった。雨の月曜日だった。蒸し暑いし身体はだるいけれど、いよいよと思うと背筋が伸びる。私がやってるわけでもないのだけれど、きっと高校球児の母はみんな一緒だろうなあ。すでに背番号をもらっている学校もあるだろうけれど、うちはまだ。だからドキドキしたりソワソワしたりが続いている。

こんな母の心持ちとは正反対に、息子は「そんなものどうでもよい」らしい。実際にどっちでもいい、ではなくて、自分で決め

もっとみる
負けを負けのまま終わらせない

負けを負けのまま終わらせない

 三回戦、準々決勝と勝ち進み息子も試合に出続けた。ところが次の試合でまさかの敗退をした。勝負事はやってみなければわからない。そうはわかっていても、多分勝つと思っていた。もっともっと息子も経験を積めると考えていた。
 
 思うような試合展開に持っていけなかった選手たち。それでも最後の最後まで粘って粘っての内容だった。粘り強さや負けたくないという強い気持ちを感じた。けれどもなにかが足りなかった。

 

もっとみる
オレはいつも全力

オレはいつも全力

いよいよ初戦

息子も夫も私も緊張感マックスで迎えた春の大会の初戦。私は前日、氏神神社で「息子が最後まで出られますように」と祈った。
最後までグランドにいられるということは、ヒットを打ちエラーをしなかったということ。そうしたら次の試合にも出られる・・・はず。

不動のレギュラーへ! と言っておきながら地道な目標だけれど背に腹は代えられない。「千里の道も一歩から」だ。

だけどもう「無理かも」という

もっとみる
不動のレギュラーへ

不動のレギュラーへ

底を這う

まさかの二試合目スタートの今シーズンから一か月。濃ゆい濃ゆい時間だった。調子いいはずだった息子はあの後も芳しい結果を出せずに低迷。ライバルの一年生が打てなくなっても息子にチャンスがまわってこないという辛い辛い現実が待っていた。三月半ばには私はすべてのやる気を失い、へそを曲げ応援に行くことを辞めた。それでも息子の活躍はなかなかやってこなくて、もしかしていじわるをされているのか?とさえ妄想

もっとみる
厳しい現実

厳しい現実

なんでー?

さあ練習試合開始。調子が良さそうだったからおそらくA戦一試合目スタメンだあと張り切っていたのだけど、蓋を開けたらなんと、息子ではなく一年生がスタメンに入っていた。ガーン。まさか!なんで?

だけど気を取り直す。一年前のシーズン一試合目、息子も二年生を差し置いてスタメンだった。せっかくのチャンスをものにできず
次の試合はいきなりB戦メンバー。もう少し様子見てくれてもいいのになあ、そう思

もっとみる
練習試合が始まる

練習試合が始まる

高校野球は12月から2月は対外試合が禁止されている。だからこの期間は冬練習が行われ走り込みなど地味な練習が中心になるらしい。

いよいよ明日から本格的に練習試合。4月に3年生になる息子にとっては最後のシーズンが始まる。

成長ぶりはいかに!

明日はどんな息子の姿が見られるだろう!
冬を越えてひとまわり大きくなった逞しい活躍ぶりを見せてくれるのか、はたまた昨シーズンと変わり映えしない姿か。

膝の

もっとみる
ゆかいな仲間たち

ゆかいな仲間たち

息子が野球をやっているから出会えた人たちがいる。

野球は他のスポーツよりも親がかかわることが多いと言われるが、確かに練習、試合にかかわらずグランドにいる時間は長かった。

だから、親のつながりも良くも悪くも深くなる。

今日は久しぶりに学童野球チーム時代の母たちで集まった。所属していた学童チームは素晴らしいチームだった。指導者の方々は熱心に野球を教えてくれたし、暴力暴言は一切なかったし、保護者に

もっとみる

ご機嫌麗しゅう

ここ数日息子のご機嫌が麗しい。おそらく多分、部活で調子が良いのだろう。ヒットが打てたり守備も良かったりするだけでなく、指導者からの評価も悪くないのだと思う。

本当にわかりやすい人だと思う。上手くいっていないと、

「オレだめかもしんない」
「野球おもんない」
「理不尽や」
というネガティブ語録を並べ出し、
オレはどうしたらいいのだと人生相談劇場になる。

それが最近は、
「魂こめて練習してる」

もっとみる
半月板損傷

半月板損傷

息子は昨年の夏前に、半月板損傷という大きな怪我を経験した。

半月板は大腿骨と脛骨の間にあるCの形をした軟骨様の板で内側と外側に一個ずつあって、膝関節に加わる体重の負荷を分散する役割と、関節の位置を安定させる働きをしている。

その半月板の一部が破れたりちぎれたりすることを半月板損傷というようだ。そして破れた半月板の一部がなんらかの原因で関節内に入り込むと関節がロックされたように動かなくなり(息子

もっとみる