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「炎上」って英語で何て言うの?

こんにちは、chaiです!私は日・英バイリンガルで、学生時代にアメリカ(ワシントン州)に留学経験があり、社会人になってからは数社の外資系企業で約10年働いてきました。

このnoteでは、ミレニアル世代が明日から仕事で使えるビジネス英語をご紹介します。


今回は企業アカウントを運用するSNS担当者は知っておきたい「炎上」にまつわる表現

発信したメッセージが意図しない意味で受け取られ、炎上してしまうケースもありますよね。。(←皆さんにはそんなことが起こらないことを願います

企業にとって致命傷になりかねない、SNSでの炎上にまつわるフレーズを今回、ピックアップしました。

「炎上」は英語で?

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フレーズの紹介に入る前に「炎上」を表す英単語を紹介します。「SNSで批判が殺到し炎上している」といった時、英語のニュアンスが一番合っているのは、'Flaming'という英単語。


この単語は「(火が)燃え立つ、燃え立つように赤い、強烈な、大変な、ひどい」といった、さまざまな意味がありますが、「燃え立つ」は日本語の「炎上」とまさしく同じ意味ですね!

そして炎上を煽る人や、それを自ら仕掛ける人、個人や企業を中傷するようなコメントをする人を'Flamer'と呼んだりします。


「炎上」とは少し違いますが、SNSで大きな議論が巻き起こったときは'Social media firestorm'と表現されることもあります。

セクハラ被害の体験を告白したり、被害にあった人をサポートする人が出現して大きなムーブメントになった「#Metoo」ムーブメントはまさしくこの、'Social media firestorm'ですね。


そして、SNSに限らず個人・企業・団体などが発した意見やメッセージに対しての世の中からの「反発」は、'backlash'という英単語がよく使われます。

政権に対する批判や企業ポリシーに対する反発、批判などもこの単語で表現されることが多いです。

それでは、SNS運用担当者が職場で「炎上」にまつわる話しをする時に使える例文を紹介していきます!

「炎上」にまつわる例文

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「炎上」を意味する英単語、’Flaming’を使った例文をいくつか紹介します。

まずは、SNSを始めとしオンライン上でコミュニケーションが取れる全てのプラットフォームで炎上が起こりうる、ということを説明したい時に使えるフレーズ。

Flaming can occur in any social media, and online platform.

あらゆるSNSとオンラインプラットフォームで炎上が起こり得ます。


次は炎上を避けるために、企業側が発信するメッセージが世の中に正しく伝わるように気をつけるべき、ということをチームに伝えたい時に使えるフレーズ。

この例文では’Flaming’の動詞である、’Flame’を使っています。

We should be careful to deliver the message correctly so that no one will flame our social media with negative comments.

ネガコメで我々のSNSが炎上しないために、発信するメッセージがきちんと伝わるよう気をつけます。


次は、炎上のリスクを伝えたい時に使えるフレーズ。
Get’を使った受動態の例文です。

If we get flamed for posting this, it would damage our corporate image. 

もしこれを投稿して炎上したら、会社のイメージを損います。


そして意図とは違う意味で言葉(表現)が受け取られ、予期せず炎上してしまった場合(←そんなことがないことを願います)は、このフレーズが使えます。

ここでは「反発」を意味する’backlash’を使っています。

Our tweet for the new campaign received serious backlash due to our oversight in our poor choice of words.

表現をきちんと考慮しなかったがために、新しいキャンペーンのツイートは多くの反発を受けています。

Tip
'Poor choice of words'は「お粗末な言葉の選択」といった表現。
失言をした政治家などが良く使う表現です。軽い"ノリ"で発言をしたことが、差別や中傷的表現として受け取られた場合など、よくこの単語が出てきます。


予期せず炎上してしまったら、すぐに社内で対応を話しあうと思います。

そんな時に使えるフレーズがこちら。

I'd like to set a meeting as soon as possible to discuss how to handle this social media flaming. 

この炎上をどう対処するか話しあうために、なるべく早くミーティングを設定したいと思います。

Tip
'handle ~'は「対処・対応する」だけでなく、「~を担当する」と言いたい時にも使えます。


以上が「炎上」にまつわるフレーズの紹介でした!


まとめ

いかがでしたか?

最後にもう一度繰り返すと「炎上」と表現したい時の英単語は、'Flaming'.

この単語だけでも覚えておくと、いざという時にパッと自分が言いたい文章を作れると思います!

今回ご紹介したフレーズが企業のSNSを運用している人や、これからする人の参考になれば嬉しいです

最後まで読んでくださりありがとうございます!

Cheers!

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