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1分でわかる米国市場

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2022年3月の記事一覧

3/30 米国市場 ディフェンシブ銘柄が強い

3/30 米国市場 ディフェンシブ銘柄が強い

【株式市場】

3指数とも下落。特にナスダックが弱い。ディフェンシブな銘柄以外は売られた相場。

【債券市場】

短期金利も長期金利もやや下落。イールドスプレッドはやや拡大。転換点となるような動きはない。

【FF金利先物市場】

利上げ回数のメジャーなシナリオに変更なし。

【ADP雇用統計】

市場予想よりやや多い。ホスピタリティ、教育ヘルスケア、プロフェッショナル職が主な雇用増。

【まとめ

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3/29 米国市場 株は上昇だが、債券市場はより強くリセッションに警鐘

3/29 米国市場 株は上昇だが、債券市場はより強くリセッションに警鐘

【株式市場】

3指数とも上昇。連日の連騰。ヘルスケア、エネルギー以外は全てのセクターで上昇。

【債券市場】

金利は高止まり。

イールドスプレッドは急縮小。遠くない未来のリセッションは確実とも言える水準。

【FF金利先物市場】

昨日と大きく変わらない。次のFOMCは0.5%の利上げ、年末には2.0%まで利上げというシナリオが織り込まれている。

ロシアとウクライナの交渉に進展がみられたと

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3/28 米国市場 足元経済はかろうじて強いが、市場はリセッションに強く警鐘鳴らす

3/28 米国市場 足元経済はかろうじて強いが、市場はリセッションに強く警鐘鳴らす

【株式市場】

3指数とも上昇。ナスダックは大幅上昇。エネルギー価格が下落した関係でエネルギーセクターは弱かった。

長きに渡って実績を出し続けた様な堅い銘柄が買われている様な印象を受けます。

【債券市場】

金利は上昇。イールドスプレッドは急速に縮小。

【FF金利先物市場】

市場は5月FOMCの利上げ確率は0.5%が濃厚と判断。

年末までに織り込まれた利上げ確率はやや1.75寄りに変化。

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3/25 米国市場 消費者センチメントは長期的に低い水準

3/25 米国市場 消費者センチメントは長期的に低い水準

【株式市場】ナスダック以外は微増。ハイテク以外のセクターが比較的強い。

習慣パフォーマンスではAAPL、TSLA、BRK-B、エネルギー全般が強いイメージ

【金利】金利は高い。イールドスプレッドはおおむね低く横ばい。

【利上げ市場予想】利上げ確率は日に日にアグレッシブな水準に。FRBは経済情勢次第で金融引き締めを遅らせるというスタンスではあるので、現時点で市場は利上げペースを妨げるような事象

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3/24 米国市場 PMIと新規失業保険申請件数は足元経済が強いことを示唆

3/24 米国市場 PMIと新規失業保険申請件数は足元経済が強いことを示唆

3指数ともに連日の大幅上昇

金利は依然として高い

次のFOMCでの利上げ確率がかなりタカ派に傾く。72%の確率で0.5%の利上げがあると織り込む。

イールドスプレッドはやや拡大。

新規失業保険申請件数は市場予想を下回る結果でした。失業保険を受給している人の数はかなり減少傾向です。

3月のMarkit PMIはサービスとマニュファクチャーの両方で大きく改善しました。

ウクライナ侵攻による

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3/23 米国市場

3/23 米国市場



エネルギーセクター除き、ほぼ全面安。3指数とも弱い。

債券市場はここまでのトレンドを維持する動き。リセッション突入シナリオに変化なし。

利上げ織り込みはかなりタカ派に傾いてきたかたち。年内のどこかで0.5%の利上げがあるという見方が過半数を占める。

イギリスのコロナ感染が増えている。CNBCでヨーロッパから感染拡大が再燃する可能性を指摘する報道があった。

比較的直近にBA.2絡みで旅行

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3/22 米国市場 市場はリセッションに警鐘鳴らす

3/22 米国市場 市場はリセッションに警鐘鳴らす

ディフェンシブなセクターとエネルギーセクターがやや弱い。全体的には強く3指数共に上昇。

金利は全体的に高い。イールドスプレッドはやや拡大。

FFレートの利上げ織り込みはややタカ的に傾いた。

景気後退に突入するだろうという論調の記事が増えているように感じます。

マーケットはリセッションを警戒しています。景気後退とインフレと高金利に耐えうる商品に注目していこうと思います。

3/21 米国市場 パウエル発言で金利上昇

3/21 米国市場 パウエル発言で金利上昇

エネルギー関連が強い。それ以外まちまち。指数は弱い。

FFレート先物市場は年内のどこかのFOMCで0.5%の利上げを行うという見方がメジャーになる。

必要であれば0.5%の利上げを行うとパウエル議長が発言した事による。

金利はかなり高く、イールドスプレッドは縮小。

株式市場は発言後から大荒れした訳ではないので、0.5%の利上げは実行される可能性が高いように見える。

3/18 米国市場

3/18 米国市場

指数は強い。金融とディフェンシブセクターはやや弱い。

イールドカーブはフラットニング。

今年中のFFレートの織り込みは、やや2.0~2.25へと傾いた模様。現時点で、FRBは年末までに1.75~2.00まで利上げするというスタンスであるので、妥当な織り込み水準といえる。

3/17 米国市場

3/17 米国市場

3指数共に強い。ほぼ全面高。

債券市場に目立った動きはなし。

原油は反発しているが、バックワーデーションが解消されていないことに注意。

3/16 米国市場

3/16 米国市場

ディフェンシブなセクターとエネルギーセクター以外は大きく上昇。

FOMCでは0.25%の利上げ。毎回のFOMCで利上げすることを示唆。5月FOMCでQT開始宣言するかもとパウエル発言。労働市場の過熱によるインフレを懸念。

FFレート先物は、FOMC前よりアグレッシブな利上げ見通しを織り込んだ。

短期金利の急上昇でイールドカーブはフラットニングした。

3/15 米国市場

3/15 米国市場

株式市場はエネルギー以外上昇。原油価格が大崩れしたことが原因か。

イールドスプレッドはやや拡大。長期金利、短期金利共に上昇。

2月のPPIは前年比で予想に一致、コアPPIは前月比プラス0.2%で市場予想を下回った。

SECが4大監査法人に調査。監査のビジネスとそれ以外のビジネスの利益相反にどう対処しているかという問題で。

3/14 米国市場

3/14 米国市場

短期金利、長期金利共に上昇。イールドスプレッドは拡大。

市場の利上げ見通しに年内にFFレートが2.0〜2.25まで行く説が浮上。

ディフェンシブなセクター、金融セクターが強く、それ以外は弱いという値動き。

コモディティ全体的に弱い。旬が過ぎたようなチャートになってきている。

中国の感染拡大を懸念する報道が増加。この分野の権威であるスコットゴットリーブ氏は中国は感染拡大に非常に弱い状態である

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3/10 米国市場

3/10 米国市場

2月のCPI発表を受けて短期金利、長期金利ともに上昇。戦争の影響でインフレに拍車がかかり、FRBは対応を迫られるだろうと市場が懸念。イエレン財務長官もインフレへの懸念を示した。

好材料の出たアマゾンとエネルギー関連銘柄は高かった。その他はまちまち。