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みなとせ はる
2021年9月5日 01:34
お手紙、確かに受け取りました。……なんて、改まって言ったら君は笑うかな。二度と会えない「サヨナラ」が私たちを引き裂いて、あんなに傷付いたはずなのに、おかしいね。君の心を、以前より近くに感じるの。最期の日、君は私を連れ去って、ホットコーヒーを片手に連れて行ってくれたよね。私たちが青春時代を過ごした、あの丘へ。夏休みの補習を二人で抜け出して、丘の上にある大きな木の陰に逃げ込むと、ウォ
海風 りん
2021年8月31日 12:32
大好きなあなたへ私は今、風になって、あなたへそよぎ、あなたをつつみ、抱きしめながら、話しかけています。鈍感なあなたは、私になんか気がつかないように遠く青い空をみつめていますね。でも伝わってきます。あなたが今、私に話しかけてくれていることを。律儀に片方のイヤホンを木の幹に押し当てて。あなたらしいな。そんなことしなくても、ギターの音色、葉のそよぎ、聴こえてくるよ。私はそんな、
backseat player
2021年8月31日 04:36
ねぇ 覚えてるあの日 あの丘の上で話したことあなたの笑顔が好きあなたの笑顔に心安らぐからあなたが優しい顔で 淹れてくれるコーヒーが好き優しい香りがして ホッとするからあなたが わたしの頭にそっと帽子を乗せてくれるその優しい顔が好き優しい手を感じるからあなたの 包み込む様な優しい笑顔が大好きあなたの 泣いた顔 あなたの涙を何度も拭った風の匂い 星の輝き あの
夕凪遙
2021年8月25日 22:55
ー あの2人の木陰に 佇むあなたへ手紙、読んだよ。 何度も、何度も。夏の風に気付いて、すぐあの天色のシートを探したでしょ。それから毎日そこで空見てるの、知ってるよ。本当は、夏が苦手なのにね。私、雲に乗ってた。あなたの予想通り。ハート、ドーナツ、コーヒーカップ型全部、2人の好きなもの。見つかりそうになったら急いで濃いめの白に隠れたの。あなたが淹れてくれた、カフェ・
くろしお
2021年8月23日 00:34
片方を幹に当てて音楽を聴いているあなたを見ていると嬉しくなるあなたもその曲がお気に入りなんだねって思うから夏になると帽子をクローゼットから出してくれるあなたを見ていると楽しくなるあなたもその帽子で夏を過ごすんだねって思うから毎朝珈琲を淹れているあなたを見ているのが好きだよだって美味しそうに飲んでくれているんだもんどれも私のお気に入りだったけど今はあなた