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【不幸も幸福も連続しない】

今日は

『不幸も幸福も連続しない』

について考察していきます。

人によって解釈基準が異なるので
何を以って不幸なのか
あるいは幸福なのかは
はっきりと断定出来ません。


誰しも不幸は避けて
幸福を享受したいと願います。

不幸だとする事例として

「会社で重要な会議が9時から始まるとして
 目が覚めたのがまさかの9時で
 どうにもならない状況になった場合」


「休日に恋人とデートの約束をしていて
 待ち合わせ場所に向かう途中
 交通事故を起こして行けなくなった場合」


「結婚記念日をディナーでお祝いしている時に
 建物で火災が起きて大混乱に陥り
 想定外の事態が多発してしまう場合」


「世界の名門企業と商談している時に
 歴史&文化背景の違いを語った瞬間
 相手の顔色が変わり交渉決裂となる場合」

etc

絶体絶命のピンチと
感じる場面です。
 

自分の過去を振り返っても
95%以上躓いている事ばかりです。


具体的には

「大学受験をするも全て不合格」


「楽して稼げる等の情報商材に飛び付き
 貯金が崩れそうになるくらい大金を費やすも
 全く結果が出ず途方に暮れる」
 

「鍼灸整骨院を独立開業するも
 集客&人財育成がしっかり出来ず閉院」


「結婚相手と婚約していたが
 直前で問題が生じて婚約破棄になる」


「会社員時代取引先と重要な交渉中
 自分の説明不足で食い違いが起きて
 クレームに発展して大問題になる」

etc

他にもたくさんあります。


結果の側面だけ見れば
失敗だらけです。


正直に言えば

「自分は一体何をしたかったのだろうか」

「目を塞ぎたくなるような事ばかりだ」

「上手くいっている事なんて1つも無い」

etc

ネガティブな思考&感情に浸って
現実逃避したくなります。


しかし、冷静に客観視すると
私が失敗と認識している事は
失敗している事ではありません。

私より遥かに苦難困難の過程を歩み
修羅場をくぐり抜けている人は
世の中には大勢おられます。


私の失敗は失敗と
呼べるものではなく
ほんのかすり傷程度です。

本当の地獄状態を
味わっていません。


にもかかわらず失敗だと
思い込んで被害者意識になり
自己防衛して挙げ句の果てに
責任転嫁に至ります。

負のスパイラルに陥ると
愚痴、不平不満、批判批評を
繰り返すようになります。


呟く事例として

「自分は悪くない、悪いのは他人、社会、政治だ」

「自分は可哀想な悲劇のヒロインだ」

「自分は絶対に間違っていない、正しい事をしている」

etc

自分を正当化します。


これこそまさに
不幸と呼べます。

自分の思考、感情、発言、行動に
対して一切責任を持たず
作話と言い訳を連呼するだけの
みっともない状況です。


自分で空にツバを吐く事で
ブーメラン効果で
自分に降り掛かってくる
自作自演の振る舞いです。

つまり不幸とは
自己責任を放棄して傍観者となり
自分のエゴだけを守る事です。


『不幸は受け入れて活用する』参照。


外部で体験している事は
むしろ貴重な経験であって
全体的にメタ認知すると
幸福な事です。

自分の力だけでは習得出来ない事を
周囲の協力で支援してもらって
レベルアップ出来ています。

こんなに有難い事はありません。


全ては陰と陽の関係で
表裏一体になっています。

不幸があるから
幸福があります。


不幸と幸福が
それぞれ永久的に
連続するのではありません。

サイコロを振って
当タリ目が出る確率と同じです。

山あり谷ありです。


人間は欲深い生き物なので
どうしても表面的な部分の
良いところだけを
獲得したいと思いがちです。

不幸も幸福も共に
良し悪しが入り混じった
泥まみれのカオス状態だからこそ
経験する価値があります。

ニュートラルな視点で
偏り無く柔軟性を持つと
自然体で受け入れられます。


本当の不幸は
下記の3つです。

1.自己責任を放棄して被害者意識になり
  他者や周囲に責任転嫁を強要しつつ
  作話と言い訳をする事
  

2.安心、安全、安定を求めて
  居心地の良い場所に留まり
  現状維持をしようとする事


3.自分のエゴと得だけを満たそうとして
  自分本位の利益ばかりを追求する事



本当の不幸を解消するには
心から愛情と感謝の氣持ちを抱く事です。

つい忘れがちになります。


個々それぞれ

「この世に生を享け生かされている事」

「天命&使命を果たすように運命付けられている事」

「多くの人に支えられ助けられている事」

etc

愛情と感謝に包まれています。


「◯◯がない」状態の時は
実際に無いのではなく
新たに自分で生み出すように
導かれています。

「お金がない」

「時間がない」

「恋人がいない」

全て同じです。


あるのに氣付かないまま
ないと思い込んでいるだけです。

支配者層が富を独占して
牛耳っている事実があるとしても
自分への良き課題と認識して
新しく創造するかです。


「なぜ◯◯がない」ではなく

「どうやって◯◯を創り出すか」

にフォーカスする事です。


既に存在しているところに
追加していく感覚です。

もちろんある事に感謝して
クリエイティブに活動します。


自分の命が尽きるまで
不幸も幸福も経験して
楽しんでいきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
「不幸」と思える事
「幸福」と思える事を
それぞれ教えてください。

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