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家計簿探究 5 ー 汚部屋と借金 ー

ラブスピース(Love Spiritual Peace)では、時々各自の部屋の片付け状況にチェックが入ることがあります。

しかも、こちらがわざわざ気にかけてチェックするとかではなく、探究の流れで各自の部屋をチェックすることになるんです。

今回はJodoと我々が呼んでいる浄化システムとでもいうべきものがあるのですが、そのJodoの作法を久しぶりにチェックしようということから始まりました。

Jodoチェックするには、半畳~1畳ほどのJodoの道具を広げるためのスペースと、私と嫁のが座るためのスペースが必要になります。

それと共に、人を自宅へ招き入れるための片付けが必要になります。

しかし、いざJodoチェックをしようと思ったら、部屋の片付けができてないからすぐにチェックができない!

そこから数日かけての片付け→断捨離となりました。

汚部屋のチェックが入った探究者を見ると、今回はなんと! 借金癖がある探究者ばかり。

疲れて身体が動かないときもあるとは思いますが、最大の敵は、モノを元の場所に戻さないというもの。

これはがいつも口が酸っぱくなるぐらい言っていることなのですが、ままならないらしく、いつしか部屋が散乱し、汚部屋化していくという汚部屋の王道をいっていました。

何度でもここに戻ってしまうのは、自分の癖と真剣に向き合わず、誰にも見られることがないと汚部屋が及ぼす影響を軽視しているからです。

しかも、考察していくと、汚部屋の原理はお金の使い方と直結しているところがあるので、汚部屋癖を持っている人は、お金の問題を抱えている可能性があるのです。

モノがあるべき位置にあれば、すぐに手に取って使うことができます。

しかし、あるべき位置にないと、探す時間が必要になります。

探す時間が1~2分ぐらいなのか、それとも1時間も探すことになるのかは部屋のちらかり具合なので人それぞれでしょうが、汚部屋化している人の場合は、数分で見つけられることのほうが少ないのではないでしょうか。

ある探究者が、日々の仕事の疲れで少しずつ部屋が汚部屋になっていきました。

ある日、スマホが見当たりません。
この辺に置いたのかな、あの辺かな…と探し回っていると、バキッと足元で音がします。

恐る恐る足を上げてみると…見事にスマホの画面が割れていた…という笑えない話しがありました。

その探究者は、汚部屋になるたびにスマホが消えるのは毎度のことで、しばし連絡が取れなくなるのも笑えない話しです(苦笑

探して無事に見つかればいいのですが、このように破損したり、もしくは見つからないパターンもあるはずです。

しかも、どうしても必要なもの見つけられない場合は買うしかありません。

あるはずなのに買わないといけない。
無駄遣いの極みかもしれません。

別の探究者で最近、こんな話しもありました。

印鑑登録証明書がマンションの契約更新で必要になりました。

役所に行くのに印鑑登録カードを探したのですが見当たりません。

次の日、仕方なく役所で印鑑登録カードを再発行してもらい、代金として400円を支払いました。

その後、部屋の掃除をしていると、引き出しの中から失くしたと思っていた印鑑登録カードが出てきました。

元の場所にきちんとしまっておけば再発行する必要もなく、支払う必要もない400円とそれにかかった時間を無駄にしたわけです。

なんとも悔しい400円と時間ですが、これも自分が起こした具現、創造なんです。

使ったものを元の位置に戻しておけば防げたことです。

元の位置に戻さないことで、時間とお金を必要以上に使うことになり、無駄遣いとしか言いようがありません。

これを毎日毎日積み重ねると、いったいとれぐらいのロスになるのでしょうか?

今回、ある探究者宅へ助っ人として探究者二人に行ってもらいました。

仕事から帰ってから3時間、助っ人の2人を拘束しました。
それを1人、1時間1500円として計算すれば、この日1日で9000円かかっている計算になります。

わずか3時間で、ですよ!

しかし、手伝ってもらったほうの探究者は、手伝ってもらってありがとうぐらいの軽い気持ちだと思います。

この時間をお金に換算して始めてことの重大さに気づけるのではないでしょうか?

さらに、ゴミと化したものをお金に換算するとどうなるのでしょうか?

借金やその返済に当てるはずのお金などをザックリ計算しただけでも、今回はおよそ300万円ほどのお金をこの数年でゴミにしてる計算になりました。

さらに、それらをゴミにするまでに費やした時間もかなりあるはずですが、さすがにこれは計算できませんでした。

汚部屋とは、お金と時間を使って、お金と時間を捨てているということなのです。

使ったものを元に戻さないことが発端です。

その発端を改善すれば、全てではないでしょうが大半の問題は解決するのではないかと思います。

すると、働き方を変えずに、今まで捨てていたお金を捨てずに済むようになるので、必然的にお金が貯まってくるようになります。

汚部屋になることでの経済的な損失は計りしれず、物事がスムーズに進まず、探究の流れを滞らせているのは探究者各自が気づいているでしょう。

(これは探究者だけの問題ではなく、探究をしてる、していないに関わらず、誰にでも同じことは起こっています)

でもそれが、探究者自身のお金の使い方や借金に繋がっているのかまでは各自が省みていないので検証されていないと思います。

お金も時間も自分のモノだから、自分の好き勝手に使っていいわけではありません。

好き勝手に使っていた挙げ句、お金と時間の無駄遣いをし、自分を身動きしにくくし、さらには今回のように周りを巻き込むのです。

このような1人ひとりの行いが、世界へ波及されるのです。

誰かが周りに配慮すれば、その心地よさが周りに波及されます。

誰かが利己的な振る舞いをすれば、その心地悪さも周りに波及されます。

この世界を創造しているのは、他でもない自分自身なのです。

これが真実です。


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