真似っこの連続。
昔からそうだった。
クラスの人気者に憧れ
センスのある人に憧れ
どこか面白い人に憧れた。
そうして彼らの真似っこをし始めた。
でも周りからこう言われた。
「お前〇〇の真似してばっかだよなw」
自信を無くしてしまった。
オリジナルのない自分をよく責めるようになった。
俺には “自分” という柱がない。
個性というものがないんだ…。
でも、この言葉に救われた。
「人の真似をしまくれ。どんな人も、最初は真似だ。」
中学時代のサッカー部の顧問がそう言ってくれた。
小さい子が、両親の挙動を見よう見まねでやるように
みんな最初は、他人の真似から始まる。
オリジナリティなんてものは、二の次でいい。
人の真似をすることは、必ずしも「悪」ではない。
真似をすることで土台が形成されていく。
そこにちょっとの、自分という調味料を加えればいい。
これからも人の真似をしながら生きていくことだろう。
きっと最初はためらうかもしれない。
でも大丈夫。
最初は人の真似から始まるのだから。
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