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心象 part2

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記事一覧

やはり森に沈む@いつもの森

やはり森に沈む@いつもの森

人はいつ突然死ぬかもしれない、ということを身近に感じた。
それが理由かどうかは分からないが、やはり出かけてしまう。
なんとなくいつもとは別のルートを歩く。

今日はほとんど葉のめくってウラを確かめることもなく、心象写真を撮っていた。
するとシジミチョウがせわしなく飛んでいる。
まあヤマトかルリだろうと高を括りながら止まるのを待った。
葉のウラに止まるのをみて、少し高ぶる。
ゴイシではないか。
そう

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センチメンタル@いつもの森

センチメンタル@いつもの森

どこかで死んだ弟の葬儀が家族のみで行われている。
時が流れると、じわりじわりと心がざわつき始める。
部屋にじっとしていても仕方がないと森に訪れた。
いつものように浮かれる気持ちはなく、ぼんやり歩いている。
いきいきとした森を見つめながら、ヤツはもういないんだな、と思う。
こんな感傷的な気分もじょじょに忘れ去られるんだろう。

気持ちによって撮れる写真は違うのかな、と思ったが、普段とあまり変わらない

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ISS撮影・・・写らずorz

ISS撮影・・・写らずorz

昨日、玉兎さんのnoteをみてISSなるものが来ることを知った。
正直ISSって何か知らず、最初に浮かべたのがイスラミックステートで、やばいじゃん、って。
それって空飛んで来るのか?とすぐに正気に戻って思い出したのだけど、あれはISだったな。
ググって知ったはISSってのが国際宇宙ステーションってこと。
地球の周りをグルグルまわっていて、その軌道が日本の上空を通過するのが、太陽に照らされて光ってい

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葉のウラ探検隊 またまた冬虫夏草かも?@いつもの森

葉のウラ探検隊 またまた冬虫夏草かも?@いつもの森

9月7日昨日の森の続きです。
葉のウラ探検をひとつの目的に森へ訪れました。
これのひとつの弊害は、友人を誘えないことです。
たまには一緒に森へ行きましょうか?
と、誘ってはみてもただひたすら葉のウラをめくって歩くってのは流石に失礼でしょ。
しかもワタシにとっての最短コースで、普通にあるけば1時間かからないと思われる距離を、、、7時30分着で、駐車場に戻ってきたのは13時前、ほぼ5時間30分をかけて

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きのこの森@いつもの森

きのこの森@いつもの森

介護から少し解放されて、自分の生活を充実させなくてはと思う。
傾聴へも行った・・・というような「枕」を書いていたら、やたら長くなってしまったので、それは「下書き」にして書き直している。
「下書き」にしたnoteは、いつか公開できたらいい。

さて、今回は「葉の裏」を撮影するために三脚を持ち込んだ。
とはいえ、なかなか使うことがなく、悔しいのでいつもの水の流れを撮影することになるのだけど、森全体とし

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葉のウラ探検隊 冬虫夏草や金色の繭や@いつもの森

葉のウラ探検隊 冬虫夏草や金色の繭や@いつもの森

9月1日(前日note)の森の続きです。
9月1日分の記事が肥大したのと、「葉の裏ワールド」はマニアックというか、人によってはグロテスクに見えてしまうかもしれない写真なので、見たくない方もいるかもしれないと考えました。
それで「葉のウラ」の写真を別noteにしました。
お嫌いな方はここで閲覧をやめてください。

さて、探検隊といえば、ん?、あるある探検隊?でしょうか?「葉のウラあるある」でもいいの

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嵐のまにまにキノコや花や@いつもの森

嵐のまにまにキノコや花や@いつもの森

昨日9月1日の森になります。
なんとなくモヤモヤする気持ちは介護のことやら、仕事のことやらもあるけど、台風が週末の「生きる時間」を妨害することが大きいと思う。
でもね、台風が来るならくるで「嵐の森」というテーマで森に沈んでやろうと思案していた。
現実は、人間の予想をあざ笑うように迷走したのち衰退した。さらに人間の天気予報を蹴飛ばすようにお日様が顔を見せる。
流石に食料品の買い物だけは必須だったので

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まだまだ暑い森を探る(冬虫夏草あり)@いつもの森

まだまだ暑い森を探る(冬虫夏草あり)@いつもの森

母親の退院、新しい施設入所の手続きでほとほと疲れ果てた今週でしたが、だからこそ森へ沈もうと思いました。
天気予報は曇天でしたが、結局太陽が顔を出す時間が多く暑い森となりました。湿気もかなり高く辛いです。
それにしても、いよいよもって夏枯れも進み散策者もあまりいません。
夏鳥も去ったのか鳥屋さんさえ少なくなってきました。
そんななか久々、虫の写真が多くなりました。

そうそう、タカサゴユリが咲き始め

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早朝から出かけたが空振ることもあるさ@いつもの森

早朝から出かけたが空振ることもあるさ@いつもの森

介護で昼までに戻らなければならないので早朝4時15分発、森に5時着。
予定では、星景写真からの朝の靄の池、さらにはキラキラに輝く森だったのだけど、出発前に空を見上げそうそうに星景はあきらめた。
曇っていたので光景も期待できず、上の池までいったが靄はなし、というか渇水で水もなし。
朝からどんよりとフラットな光に包まれていて、感情の起伏もなし。
無い無い尽くしの森で、それでも何かを撮りたいとは思うので

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夏枯れと言えども初出会いもあり表情豊かな森(冬虫夏草もあり)@いつもの森

夏枯れと言えども初出会いもあり表情豊かな森(冬虫夏草もあり)@いつもの森

日記代わりにもなっているので、少し現状をメモしておきます。
ペースメーカーを入れないと決めたので、元の施設に戻れなくなった母親なのだけど、ソーシャルワーカーが医療系の有料老人ホームを見つけてくれた。明日退院と新しい施設への入所という日に病院から電話があり「誤嚥性肺炎で熱が出たので退院延期」・・・今ここ。
病院が近く、盆休みということもあり毎日見舞いに行っているが、意識が朦朧としている。なんともしよ

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田園の朝とオオキツネノカミソリ@プチ遠征

田園の朝とオオキツネノカミソリ@プチ遠征

今週も妹が父親の面倒と母親の見舞いをするということで完全フリーになりました。
どうしても外出をして現実から離れたいために、昨日4時間半歩いたにもかかわらずカメラを背負い込み出かけました。
突然なので無理だと思いながらも遠征なので仲間にお声がけをしたら、お一人は先約がありましたが、お一人と撮影大会に臨むことができました。
朝日が昇るなか田舎の道を走ります。
車を走らせると、一瞬、日の出のこれでもかと

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灼熱の森で涼しげに咲く@いつもの森

灼熱の森で涼しげに咲く@いつもの森

多分無意識に、週末には森に沈み、暇ができれば傾聴をするという、これまで普通だった生活を取り戻そうとしているのだろう。
緊急事態を予測して縛られることなく、できる限り取り戻す。
それで緊急事態が起きたとき、即、対応できなくても仕方ないとしよう。
当該の老人たちには迷惑をかけるかもしれないが、100%フォローしなくてもいいと決めた。それでなにかが間に合わなければ、それも運命だ。

とかなんとか言い訳し

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一人でプチ遠征、蝶と花と朝霧と@高嶺

一人でプチ遠征、蝶と花と朝霧と@高嶺

妹が帰郷、父親の世話と母親の見舞いをするという。
なのでアタシは完全OFF。何かしないとやってられない、という週末の二日目。
図に乗って友人を遠征に誘ったのだが、やはり母親の心停止の可能性はままあり、病院からそんな電話がかかってきたら、約束はドタキャンか最悪のときは遠征先から突然Uターンということもある。
いくら気の知れた友人といっても誘っておいてUターンは流石に申し訳ない。
ということで、たまに

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飛べない鷺を見つめて@いつもの森

飛べない鷺を見つめて@いつもの森

介護は今週もいろいろあって狼狽えていた。
狼狽えても仕方ないとはわかっている。
ところが意識と感情はなかなか一致しないものだ。
感情のことは森に任せることにする。
日常の意識レベルをさげて、身体ごと森に委ねる。

白鷺のような花が咲いているときき、湿地に向かう。
湿地にへの谷で最初に迎えてくれたのがニョロロ。

シマヘビは実は久しぶり。精悍な顔が素敵だ。
そして朝なのに暑い湿地につく。
チョウトン

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